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健康的な毛髪の維持にも! “聖なる穀物”ワイルドライスの魅力

ミネラルやビタミン、食物繊維を豊富に含んでおり、特に健康的な毛髪の維持や二日酔い対策など、男性にも嬉しい効果が期待できる「ワイルドライス」。アメリカでは“聖なる穀物”とも呼ばれる、今注目のスーパーフードについて、詳しい話を聞いた。

■今回のアドバイザー
管理栄養士・調理師・料理教室「COOK会」主宰
沼津りえさん

大手食品メーカーに就職後、管理栄養士として妊産婦の栄養指導を行う。東京・杉並区阿佐ヶ谷を中心に、数多くの料理教室を開催している。シンプルでお洒落なレシピに定評があり、新聞・雑誌・テレビなどのメディアでも精力的に活動しているほか、豊富な知識と経験を生かして企業向けのレシピ開発なども行う。著書に『ちょこっとだけ漬けもの いろんな味で少しだけつくる』(学研プラス)など。

アメリカ先住民にとって“聖なる穀物”とされていた“ワイルドライス”

その名から米の一種と思われがちなワイルドライス。しかし、その正体はアメリカに自生する植物の実だという。

沼津さん「ワイルドライスとは、アメリカ大陸の浅い水面の池や川沿いに自生する、イネ科の植物“アメリカマコモ”の草の実です。先住民たちは、ワイルドライスを“聖なる穀物”と呼び、何千年も前から主食として食べてきたという歴史があります。原産地のアメリカでは知られた食材ですが、最近は日本でもスーパーフードとして注目を集めています」

ワイルドライスの特徴は、その栄養価の高さにあるという。

沼津さん「糖質の低いワイルドライスは、ミネラルやビタミン、食物繊維を多く含む栄養価の高さが特徴です。さらに低カロリー・低脂肪で腹持ちも良いので、栄養バランスを保ちながら健康的なダイエット効果が期待できる食材としても注目されています。ほかにも、良質なタンパク質とミネラル(亜鉛など)が、ツヤのある健康的な頭髪を維持してくれたり、カリウムが飲酒時の翌日のむくみ防止になったりと、男性に嬉しい効果も期待できます」

味にクセがなく、どんな料理にもプラスできるのが特徴。下ごしらえしてから食べるのが基本

ワイルドライスは、そのままでは固くて食べられないため、茹でたり焼いたりしてから料理に使用してください、と沼津さん。

沼津さん「味にクセのないワイルドライスは、和洋中どんな料理にもトッピングして楽しめます。白米に混ぜたり、チャーハンにするのはもちろん、スープや味噌汁の具にしたり、サラダやヨーグルトに混ぜたりと、食べ方は多岐にわたります。プチプチとした食感が病みつきになるという人も多いですよ」

それだけでも栄養価抜群のワイルドライスだが、沼津さんおすすめのレシピを聞いた。

沼津さん「ワイルドライスは、タンパク質が豊富な卵と、カルシウムが豊富なチーズと合わせることで、さらに栄養価の高い糖質オフメニューが完成します。溶き卵にワイルドライスとチーズを加えて、オムレツにするのがおすすめ。筋力トレーニング中のメニューにも最適です」

好みの柔らかさを見つけて、毎日の食事に採り入れて

ワイルドライスを食べる際の注意点はあるだろうか?

沼津さん「ワイルドライスは、長い時間茹でたり焼いたりすることで柔らかい食感になるので、好みの硬さを見つけてください。また、冷蔵で2〜3日、冷凍すれば1カ月は日持ちするので、一度に多めに作っておけば、毎日の食事に手軽に摂り入れることができて便利です」

最後にアドバイザーからひと言

「ダイエットだけでなく、健康維持や生活習慣予防にも効果が期待できるワイルドライス。ぜひ一度、試してみてください!」

Text by Mai Tachikawa(Seidansha)