Kapok
- メンズファッション通信 -

“未来の定番”で知的にスタイリングを

2006年、香港の裏通りで創業したマルチブランドストア「kapok」。小さな個人商店から躍進を遂げた現在、香港に6店舗、シンガポールに3店舗、台湾に2店舗、日本に2店舗の計13店舗を展開する。創業者のアルノー・カステルのインタビュー第2回では、「未来の定番」を見つけ出すためのルールを引き続き紹介。クオリティにこだわり、オリジナルのスタイルで洗練されたミドルエイジ像を実現するためのヒントを探る。

Kapok 香港sun street店のインテリア 第3のルール:使い捨て商品は選ばないこと カステル「エコでサステイナブルなプロダクトについてはよく語られる。 しかし私たちは、本当のサステイナビリティとは、ペットボトルを再利用してプロダクトを作ることだとは考えていない。 Tシャツや靴、マグカップなど何でもいい。自分が20年間使い続けられるようなパーフェクトなモノ選びをすることが、サステイナビリティを意味するのではないだろうか」 Kapok パリ発の老舗ベルトブランドMaison Boinet(メゾン・ボワネ)。熟練工たちとkapokとのコラボレーションで生まれたアイテムだ。レザーの色合いと質感、バックルのエレガントな曲線が高級感を醸し出す。 kapok150203_05 2012年に台湾で創立したystudio(ワイスタジオ)は、クラシックなステーショナリーやカメラをモチーフにした照明機器を手がける。失われゆく文化に目を向けてモノづくりをし、現代のライフスタイルへの融合を試みる。 第4のルール:オールドファッションではないこと カステル「kapokは伝統や技術の継承を大事にしているが、“昔ながらの”プロダクトを集めたいわけではない。 昔ながらの技術や考えを継承することにこだわるのは、トレンドのひとつになっている。 古くからの技術や工芸は重要だが、それは一側面であって、私たちはあくまでも、スタイル、フォルム、機能という3つの視点からセレクトする」 Kapok MIRKO BUFINI FIRENZE(ミルコ・ブフィニ・フィレンツェ)のフレグランス。自然素材のブレンドで生まれる透明感のある香りは、男性にも女性にも人気だ。穏やかに主張する香りが、洗練された大人のスタイルを演出する。 Kapok 実用性と上質なテイストにこだわるCommon Project(コモン・プロジェクト)。熟練の技術で生まれたすべてのフットウェアには、シリアルナンバーが施されている。スーツにもさりげなく合わせてみたいスニーカーだ。 ブランドバリューに惑わされず、没個性的にもならず、ファッションやライフスタイルを知的に楽しむためには……。アルノー・カステルとkapokの方向性からそんなヒントを読み取り、ショッピングとスタイリングに反映してみてはいかがだろうか。

Text by Ryohei Nakajima

●店舗情報 kapok公式オンラインショップ http://www.ka-pok.com/webshop/ 拠点は香港だが、国内外を問わず送料無料。日本語版も近日中にオープン予定。 Kapok 2014年10月8日にオープンした原宿店 原宿店 東京都渋谷区神宮前6-13-4 tel: 03-5778-3139 横浜店 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-2 Queen’s East 3F tel: 045-305-6981 kapok japanオフィシャルアカウント https://www.facebook.com/kapokjp