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第2回 | ハジコレ はじめてコレクション

ロードバイクはいくらぐらいする?

ロードバイクを始めようと思ったとき、まず気になるのは予算だろう。ロードバイクはいったいどのぐらいするのか。そして、価格によって性能の違いはあるのか。ロードバイクの予算感について考えてみよう。

ロードバイクは価格によって性能が異なる

ロードバイクの価格は、数万円のものから100万円以上もするものまでとても幅広い。同じメーカーでもその程度の価格の差があり、このメーカーは安くてあのメーカーは高いというふうに、一概に区別できるものでもない。

それでは、どうしてそのような価格の差が生まれるのかというと、走りに対する性能が異なるからだ。ロードバイクにおける性能とは、いかに快適に疲れないで速く走れるかということに尽きる。

乗ればはっきりとわかる性能の違い

初心者からすると車体のデザインの違いはあっても、どれも同じに見えるかもしれない。しかし実際にまたがってペダルを漕いでみると、その違いがわかる。さらに長距離を走れば走るほどその違いが実感できる。ロードバイクとはそもそも走りを追求したマシンともいえる。そのためには車体が軽量であることや、いかに少ないエネルギーでスピードをあげることができるか。また路面の凹凸に対してもロスなく前に進むことができるか……など、これらのことが相まって疲労感の軽減にもつながっていく。そのために各メーカーが技術革新を競っているといってもいい。

性能を左右するのは3つのパーツ

ロードバイクの性能を決める最も重要なパーツは、「フレーム」。素材によって重量やペダルからの力の伝達が変わっていく、ロードバイクの核ともいえる。それに続くのがブレーキやギアを司る「コンポーネント」。特にギアは変速変換がスムーズにできるものほどロスが少なく、走りが快適になる。さらに「ホイール(車輪)」も重要だ。ロードバイクのホイールは、普通の自転車のホイールと違って細いタイヤでできている。素材などによってその重量や伝達力が変わり、走りに大きく影響していく。

そのほか、ハンドルやペダルなども重要な要素となるが、おもにロードバイクの性能を決めるのはこの「フレーム」「コンポーネント」「ホイール」の3つといっていい。

ロードバイクの価格を決めるのは「フレーム」

ロードバイクの値段の違いは、「フレーム」「コンポーネント」「ホイール」、この3つの性能の違いといっていい。その中でも「フレーム」はロードバイクの性能を決定づける核心部分でもあるので、特に初心者は、「フレーム」を中心にロードバイクを選ぶ必要がある。

ロードバイクは各パーツをそれぞれ購入して完成することも可能だが、初心者は最初から組み立てられている完成車を買った方が無難。そのときも「フレーム」中心にして考えるようにする。メーカー側も「フレーム」を基準にして価格設定しており、その「フレーム」に合わせて、ふさわしい「コンポーネント」や「ホイール」などが組み合わされている。

「フレーム」は、おもに3種類の素材でできている

価格の基本となる「フレーム」は、数万円から50万円以上もするものまであり、素材によって性能が異なってくる。素材はおもに「スチール」「アルミ」「カーボン」がある。

「スチール」は100年以上も前から自転車のフレームとして使われているが、最近は「アルミ」や「カーボン」に押され気味で、スチールにクロムやモリブデンなどを添加した「クロモリ」がロードバイクのフレームに使われている程度。その「クロモリ」を採用しているメーカーもあまり多くはない。

「アルミ」は他の添加物を混ぜてアルミ合金としてフレームの素材になっている。特徴は、軽くて価格が安いこと。初心者向けともいえる。

「カーボン」は炭素繊維と強化プラスチックを熱処理したもの。軽量で強度があり、値段もそれなりにするが性能が高く、上級者に好まれている。

価格帯に合わせてロードバイクを乗り分ける

最初から組み立てられている完成車で見た場合、ロードバイクはフレームなどの性能に合わせて、大きく分けると以下の価格帯に区別することができる。

10万円以下
20万円前後
30万円以上
50万円以上

◆10万円以下のロードバイク

レースや長距離を走る目的よりも通勤や通学、ちょっとした街乗りに適している。フレームはアルミ。ロードバイク本来のスピードと快適さはそれほど求めることはできないが、入門編として最適。とはいえ、あまり安すぎるのは相応の性能だと覚悟しておいた方がいい。また、パーツの互換性もそれほどないので、将来的にパーツを取り替えて性能を上げようと思っても難しいことも。

◆20万円前後のロードバイク

初心者でも本格的なロードバイクを楽しみたい人向け。フレームはアルミが主流になるが、メーカーによってはカーボンを採用しているところも。コンポーネントもそれなりのグレードになり、レースやイベントに参加しても恥ずかしくはないレベル。各パーツの互換性もあり、将来的なグレードアップも可能だ。

◆30万円以上のロードバイク

ロードレースに出場するような本格的なもの。フレームはカーボンが主流。性能も一気に高まり、乗り心地は格段と良くなる。初心者でも予算に余裕がある人なら、最初からこのクラスのロードバイクから初めてみるのも上達の早道になるだろう。

◆50万円以上のロードバイク

プロ仕様ともいえる。また、ヨーロッパなどの一流メーカーの、いわゆるブランドものもこの価格帯になる。走りの性能だけでなく、デザイン性など、ブランドものはそれなりの価値があり、芸術品ともいっていいものも。

値段に惑わされずに自分にあったものを選ぶ

ロードバイクは高価なものほど性能が高くなるのは事実だが、だからといって初心者が最初から高価なものを購入すべきかといえばそうではない。その人の乗る目的に合わせ、予算の範囲内でロードバイクを楽しめばよい。また、ロードバイクは基本的にコンポーネントやホイールなど、各パーツを交換してグレードアップすることもできる。完成車を購入した後、慣れてきたら自分なりのパーツを買い替えて、自分だけのロードバイクにカスタマイズしていくことも可能だ。そういった意味でも最初から高額なものを買う必要はない。

ロードバイクは値段だけではない、人それぞれの楽しみ方があるということを忘れないでほしい。

執筆者:ルートロック

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