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日本初の“公園に泊まれる”複合施設「INN THE PARK」

その頂上から雄大な富士山を展望できることで有名な愛鷹(あしたか)山。その麓にあった「沼津市立少年自然の家」が2017年10月にリニューアルし、日本初の泊まれる公園「INN THE PARK」として開業した。

公民連携による“パークリノベーション”

子どもの頃に経験した「林間学校」。班になって森の中を歩き、クラスメイトとの順位を競ったオリエンテーリング、火をおこして米を炊いてカレーなどを作った飯盒炊爨、闇夜に燃え盛り、火の中ではぜる木の音や火の粉、炎の熱さに驚いたキャンプファイヤーなど、普段の生活では体験できないような貴重な思い出となっていることだろう。

そんな、子どもたちを30年以上受け入れてきた沼津市立少年自然の家が、公民の連携によって“リノベーション”され、体験型アクティビティ+宿泊+飲食施設を融合した、子どもはもちろんのこと、大人も、そして家族連れも楽しめる「INN THE PARK」として生まれ変わった。

球体型テントをはじめ、宿泊施設は3つのタイプを用意

60ヘクタール(東京ドーム約12.8個分)という広大な敷地を誇る公園内にあるINN THE PARK。中心には広い芝生広場があって各種イベントが行われ、体験型アクティビティを楽しむことができる。
写真:阪野貴也
宿泊施設は3タイプだ。1棟貸切となる「宿泊棟」は4棟あり、各寝室にはダブルベッドが2台設えられている。広々とした空間にゆったりと泊まることができる(最大8名まで宿泊可能。寝室4部屋、和室1部屋、トイレ、洗面あり。宿泊料金は税込み54000円)。
写真:阪野貴也
写真:阪野貴也
森の中に設置された「ドームテント」は3棟。球体形のテントには天窓があり、夜は2台のベッドに寝転んで夜空を眺めながら眠りにつける(定員2名、添寝する子どもは定員に含まず。宿泊料金は税込み17280円)。

また木々の間に浮かぶ「吊テント」が1棟ある。不思議な浮遊感を感じられる、INN THE PARKならではの宿泊施設だ。こちらにも天窓があるので、2台のベッドから星空を眺められる(定員2名、添寝する子どもは定員に含まず。宿泊料金は税込み21600円)。

また地元食材をふんだんに使ったメニューをテーブルの上の炭火で焼いて食べられる屋外ダイニングも完備(食事代は別料金。夕食・朝食で1人税込み5400円)され、元食堂だった広い空間は大きな窓から緑を眺められるサロンとして開放されている。
写真:阪野貴也
東名高速道路の沼津ICから約9分(約3.5km)とロケーションも抜群のINN THE PARK。これまでにない新しい泊まり方で、自然を満喫したい。

Text by Tamotsu Narita

メイン写真クレジット:阪野貴也