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- スーパーカーブランド【メルセデス・ベンツ】 -

オールテレイン──ワゴン+SUVのメルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツ『Eクラス』の最新世代には、セダン、ステーションワゴン、クーペという3つのボディタイプが存在していた。ここに4番目のボディタイプとして加わったのが、2017年9月下旬に発売が開始された『E 220 d 4MATIC All-Terrain(オールテレイン)』だ。そして、このクルマは、豊富なラインナップを誇るメルセデス・ベンツにもこれまでなかった「SUV譲りの車高とワゴンの実用性」を併せ持つ初のクロスオーバーモデルでもある。ワゴンをベースにアウトドアを強く意識した『オールテレイン』は、普段使いからアウトドアまで、あらゆるシーンで活躍する贅沢な一台となるに違いない。

フロントマスクやボディにSUVらしさを満載した『E220d 4MATICオールテレイン』

ステーションワゴンとの違いは、メルセデス・ベンツの最新デザインを取り入れた特徴的なエクステリアに見て取れる。

2本のフィンをあしらったラジエターグリルは、メルセデス・ベンツのSUV全車に採用されるデザインだ。ひと目でそれとわかるように、フロントマスクから「SUVらしさ」を強調している。

前後バンパー下部にはシルバークロームアンダーライトガードとブラックのホイールアーチカバーが配され、足元には『オールテレイン』専用の19インチ10スポーク大径ホイールを採用。この組み合わせにより、SUVスタイルを完成させている。

全長4950×全幅1860×全高1495mmと、ベースモデルのステーションワゴンからボディサイズも変更された。それぞれ10mm短く、10mm広く、30mm高くなっている。

特に最低地上高は140mmと、ワゴンよりもロードクリアランスにプラス25mmの余裕を持たせている。高い地上高とアイポイント、乗り降りのしさすさも、SUVならではの特徴だ。それでいて、ステーションワゴンが入る駐車場にも収納できるボディサイズを実現している点が秀逸である。

ちなみに『オールテレイン』は、プラス35mmまで3段階の車高調整ができる機能とセルフレベリング機能を持つマルチチャンバーエアサスペンション「AIR BODY CONTROL」も搭載している。

「ワゴン+SUV」の『オールテレイン』らしく、悪路走破のための専用モードを装備

パワートレインは、最高出力143kW(195ps)、最大トルク400N・m(40.8kgf・m)を発生する2.0Lディーゼルターボ「654」型を搭載し、9速オートマティックトランスミッション「9Gトロニック」を組み合わせる。

駆動方式は全天候型のフルタイム四輪駆動システム「4MATIC(マチック)」を採用。路面や天候の変化に対応し、車高や駆動状態が最適に保つ役割を担う。

エンジンやトランスミッションの特性をワンタッチで変更できるドライブモード「DYNAMIC SELECT(ダイナミック セレクト)」に追加された「All-Terrainモード」は、『オールテレイン』ならではの機能だ。

これは、トランスミッションがオフロードに適したモードに切り替わり、35km/h以下で走行するときは車高が20mmアップし、悪路の走破性を高めてくれるもの。「All-Terrainモード」を選択すると、COMANDディスプレイに「ステアリング角度」「車高」「前後左右の車体の傾き」「ブレーキとアクセルの状態」「コンパス」を表示する専用画面が表示される。

雪道や悪路など、荒地をゆくオフロード車らしさがうかがえる機能である。

アクティビティ用のアウトドアギアを存分に収納できる最大1820Lのラゲッジルーム

インテリアは、質感の高い素材と丁寧な作り込みによって上質な室内空間を実現した。

内装には本革を使用し、「ブラック」「ナッツブラウン」「マキアートベージュ」の 3 色から選択可能。インテリアトリムには『オールテレイン』専用の「ブラッシュドアルミニウム」を採用している。

また、『Eクラス ワゴン』と同様に、2つの高精細12.3 インチワイドディスプレイを設定。この2つを一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、室内全体の水平方向の流れを強調する中心要素となっている(下の写真は欧州仕様の左ハンドル)。

大容量のラゲッジルームもベースの『Eクラス ワゴン』を引き継いだ。スペースは最大で1820Lになるので、気兼ねなくアウトドアギアを放り込める。

テールゲートには自動開閉式の「EASY-PACK」を採用し、ストレスのない開閉が行える。「フットトランクオープナー」は、両手が塞がっていてもバンパー下に足を近づければ動作する実用的でうれしい機能だ。

人生を愉しみ尽くしたい行動派にうってつけの『E220 d 4MATICオールテレイン』

『Eクラス』の各モデルは安全性や快適性を実現する先進機能が最大の特徴だ。『オールテレイン』も、高速道路での渋滞時などに自動運転でドライバーにかかる負担を大きく軽減する「ドライブパイロット」、安全運転支援システムの「インテリジェントドライブ」といった革新技術が取り入れられている。

また、テレマティクスサービスの「Mercedes me connect」には、考えられる限りのありとあらゆる安全・安心の機能が網羅された。

「24時間緊急通報サービス」は、エアバッグやシートベルトテンショナーが展開する事故時に車内のSOSボタンを押すとコールセンターが消防署に連絡し、「24時間故障通報サービス」は、ツーリングサポートが必要な際にBコールボタンを押下するとツーリングサポートセンターにつながる。

価格は861万円(税込み)。アクティビティを愉しむためには、目的地までの道中における疲労を避け、快適に移動するのが理想だ。着いたときに、積み込んだギアを降ろす前に疲れてしまっているような状態は避けたい。そんな人生を愉しみ尽くしたい行動派には、『E220 d 4MATICオールテレイン』はうってつけのクルマだろう。

Text by Taichi Akasaka