白スニーカーコーデ
- メンズファッション通信 -

白スニーカーが変える大人の足元事情

昨年のスポーツトレンドが巻き起こしたスニーカーブーム。それはストリートの若者達だけでなく、それまで革靴一辺倒だった大人の足元事情も一変させた。それまで、大人が履くカジュアルシューズといえば、スリッポンやドライビングシューズが定番。そんな中、コンフォート至上の流れも後押しし、スニーカーが一気に勢力を広げたのだ。その勢いは今春夏も継続。昨年乗り換えに尻込みしていた人も、今季は是非とも取り入れて欲しい。

ひとくちにスニーカーといっても種類は様々で、ファッションスタイルによって支持されるデザインは異なる。しかし、どの層においても等しく取り入れられているスニーカーがある。それがコート系の白スニーカーだ。コートとは主にテニスコートのことで、すなわちテニスシューズを差す。特徴は無駄のない極々プレーンなデザイン。そのシンプルなルックスは、ラフなデニムスタイルにもきれいめなジャケパンスタイルにもマッチするとして、幅広い人気を獲得したのだ。その火付け役として最も人気を集めているのが、アディダスのスタンスミス。昨年2年ぶりに復刻され、その人気は世界基準で拡大。イタリアで行われる世界最大級の服飾見本市のピッティ・イマージネ・ウォモでも、多くの人が履く姿が目撃された。 アディダス(adidas) アディダス(adidas) 1973年に登場したスタンスミス。同名のテニス選手の名を冠したシグネチャーモデルだ。¥14,000 アディダスグループお客様相談窓口 0120-810-654 スニーカー人気は、何もスポーツブランドだけにあらず。前述のコート系白スニーカーは、世界に名だたるラグジュアリーブランドからもリリースされている。レザーに慣れた大人の場合、その爽やかさからなかには気恥ずかしさを覚える人も多いだろう。しかし、ラグジュアリーブランドの1足となれば、大人の威張りが効くというもの。大人の白スニーカー登竜門としては、むしろこちらの方が入りやすいかもしれない。今回ピックアップしたのはイタリア発のトッズ。同ブランドを代表するシューズといえば、ペブルソールのドライビングシューズ「ゴンミーニ」。イタリアファッションの足元コーデに欠かせないアイテムだ。そんなトッズからも、コート系の白スニーカーがラインナップされていることからも、その人気の高さが伺える。 ※「ぺブルソール」(ぺブルとは「丸い小石」の意味を持つ。かかとまで粒状の突起加工されたものをぺブルソールという) トッズ(Tod’s) トッズ(Tod’s) トッズ(Tod’s) アッパーには上質なカーフレザーを採用。モノトーンカラーにすることで、よりシックな大人顔に。¥53,000 トッズ・ジャパン 0120-102-578 折しも今季はインディゴカラーのウエアがトレンド。特に上下カラーを揃えたワントーンが注目されており、春夏らしいマリンカラーを構築できる白スニーカーはまさに打ってつけだ。 ピッティ・イマージネ・ウォモで発見したファッションピープルたちのスニーカーコーデ ファッションピープルたちのスニーカーコーデ インナーとパンツをトレンドカラーであるネイビーで通したこちら。ショート丈のブルゾンのスポーティさと共に、スタンスミスが軽快さを加える。 ファッションピープルたちのスニーカーコーデ ともすると威圧感のある、ワイドピークドラペルのダブルジャケット。パンツと共にスニーカーも白で統一したマリンカラーで、春らしくトーンアップ。 (C) iMAXTREE / ゼータ イメージ

 Text by Masafumi Yasuoka Photo by Jun Iimura