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- 40男注目!アンチエイジングできる○○ -

アンチエイジングの味方!「大根おろし」にはベストな食べ方があった!?

「大根おろしに医者いらず」という格言があるように、古くから大根おろしは身体に良い食材として注目されてきた。とはいえ、その効果を最大限に発揮するためには、おろし方や食べ合わせなどに注意が必要という。詳しい話を管理栄養士のコーゲヨーコさんに聞いた。

■今回のアドバイザー
管理栄養士
コーゲヨーコさん

国際薬膳食育師、フードコーディネーター、野菜ソムリエ。管理栄養士歴28年、病院勤務を経て、現在は企業の社員食堂に勤務する傍ら、講演や料理教室 雑誌等の掲載など多数活動中。

おろすことで生まれる“イソチオシアネート”で、代謝が上がり細胞が活性化

そのまま食べるよりも、大根おろしにしたほうが体に良いという理由は、どこにあるのだろう?

コーゲさん「大根は、おろしてダメージを与えることで、辛味成分が生成されます。大根おろしを食べたときに“辛い”と感じるのは、この辛味成分である“イソチオシアネート”が関係しているのです。イソチオシアネートは、抗酸化作用が高く、活性酸素を除去する効果があるとされています。この高い抗酸化作用によって、細胞が活性化して、アンチエイジング効果が期待できるというわけです。また、消化液の分泌を促す働きもあるため、代謝があがり、血行がよくなるのでダイエット効果もあるといわれています。

大根おろしと一番相性が良いのは生姜です。大根は東洋医学では“涼性”の食品に分類されるため、“温性”の生姜と組み合わせるとバランスを整えてくれるのです。消化を促進し、胃の冷えや胃もたれ、お腹の張り、便秘解にも効果を期待できます。とても体に良い組み合わせなのでぜひ積極的に摂取しましょう」

酵素や栄養素を大切にするなら、大根おろしは“手で皮のまま、おろす”のがポイント!

さらに、大根のおろし方によっても、摂取できる栄養が変わるというから驚きだ。

コーゲさん「大根おろしは、なるべく手でおろしましょう。フードプロセッサーやミキサーを使うと高速で粉砕するので、酵素や栄養素が破壊されてしまいます。『鬼おろし』という器具を使って大根をおろすと、大根を大きく粗くおろせるので水分が出にくくなり、栄養を残したまま、空気を含んだふわふわの食感を味わうことができます。

また、大根は皮のままおろすことが重要です。大根の皮には、毛細血管を強くするビタミンPと、大根の実の2倍以上もあるビタミンCが含まれています。よく洗って一緒にすりおろしましょう。大根の先端部分と皮にイソチオシアネートは多く含まれているので、特に大根の先端は皮つきで大根おろしにするのがオススメです」

大根おろしは食べる直前におろすべし! 大根の葉にも栄養が豊富

最後に、大根おろしを食べる際の注意点を聞いた。

コーゲさん「すりおろした大根おろしは、できるだけ早めに食してください。大根おろしのイソチオシアネートとビタミンCは、放置すると破壊されてしまうので、食べる直前におろしたほうがいいですね。大根をおろすときに汁を捨てる人が多いと思いますが、イソチオシアネートは汁にも含まれているので、ぜひその汁も使ってください。また、大根は葉付きで購入しましょう。大根の葉には、カロテン・ビタミンC・カルシウム・食物繊維が豊富に含まれているので、大根全体の栄養を味わうと良いでしょう」

最後にアドバイザーからひと言

「大根おろしの辛味で、健康な体を目指しましょう!」

Text by Akeno Kataoka(Seidansha)