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- スーパーカーブランド【BMW】 -

新型2シリーズ──マルニを受け継ぐコンパクトBMW

BMWのコンパクトクーペと聞くと、1960〜70年代の『02シリーズ』、通称“マルニ”を思い起こす人もいるかもしれない。特に『2002ターボ』は欧州車として初めてターボエンジンを標準搭載したホットなモデルで、当時のクルマ好きを熱くさせたものだ。このマルニの系譜を受け継ぐのが、2017年8月にアップデートを受けた今のBMWでもっともコンパクトな2ドアモデル、『2シリーズ』である。LCI(ライフ サイクル インパルス)によって、軽快な走りと使い勝手はそのままに、より上質な内外装と装備が与えられた。

クーペ、カブリオレ、高性能モデル、幅広い大人の需要に応えるBMW『2シリーズ』

BMW『2シリーズ』は、『1シリーズ クーペ』の後継モデルとして2014年に登場した新しいモデルだ。全長4440mm×全幅1775mm×全高1420mmのボディは『4シリーズ クーペ』よりもひと回りコンパクト。E46型と呼ばれる2世代前の『3シリーズクーペ』と同等のサイズといえば、想像しやすいだろうか。

ラインナップは、クーペとカブリオレの『220i』、6速MTも選べる『M240iクーペ』、そして最高出力272 kW(370ps)を発揮するハイパフォーマンスモデル『M2クーペ』。普段使いから本格的なスポーツドライビングを愉しみたい人まで、幅広い大人のニーズに応える。

日本でいうマイナーチェンジにあたる今回のLCIでは、フロントマスクなどエクステリアを中心に内外装を刷新。さらに、安全装備や機能装備の充実が図られた。

ライフ・サイクル・インパルスによって新デザインとなった『2シリーズ』の内外装

もっとも大きな変更ポイントはフロントマスクのデザインだ。“ヘキサゴナル・デザイン”と呼ばれる新世代のアダプティブLEDヘッドライトが採用され、BMWの象徴であるキドニーグリルの幅が広められた。

バンパー下部のエアインテークも拡大され、よりワイドに、かつスポーティな印象が強まっている。リヤ・コンビネーション・ライトもLED化されて立体的な新デザインとなったが、BMW伝統の“L字型”は健在だ。
インテリアも全体的に刷新された。モダンなハイグロス・ブラックのセンター・コンソールや新デザインのインストルメント・パネルを採用し、トリムにはクロームのパーツを配すなど、上質感が増している。

パネルの継ぎ目が最小限に抑えられているのは、車内をより広くワイドに見せるための演出だろう。HDDナビゲーション・システムにタッチパネルが採用されたことも新しい。

装備面では、これまでオプションだったアドバンスド・パーキング・サポート・パッケージと、運転席と助手席のフロント・シート・ヒーティングが標準装備となった(M2クーペを除く)。

また、『M240』と『M2クーペ』は「BMWテレサービス」や「BMWリモート・サービス」などが利用できる「BMWコネクテッド・ドライブ」も装備。『M2クーペ』には7スピーカー搭載のHiFiサウンド・システムが標準装備となり、室内空間をより快適にしている。

新型『2シリーズ』のバリエーションは全8タイプ、価格は503万円から827万円

新型『2シリーズ』のバリエーションは8タイプ。4気筒2.0Lターボエンジンの『220i』は、『220iクーペ スポーツ』『220iクーペ Mスポーツ』『220iカブリオレ ラグジュアリー』『220iカブリオレ Mスポーツ』の4タイプで、いずれも8速ATだ。

最高出力250kW(340ps)の6気筒3.0Lターボエンジンを搭載する『M240iクーペ』は、6速MTと8速AT。そして、最高出力272 kW(370ps)を発生する『M2クーペ』も、6速MTと8速ATの2タイプとなっている。
ひと口に『2シリーズ』といってもさまざまなタイプがあり、ラグジュアリー志向の『220iカブリオレ』とハイパフォーマンスモデルの『M2クーペ』では、そのキャラクターはまったく異なる。ドライバーのライフスタイルに合わせてモデルを選ぶことができるのも『2シリーズ』の魅力のひとつに違いない。

価格は503万円から827万円まで(いずれも税込み)。あなたなら、どの『2シリーズ』を選ぶだろうか。

Text by Muneyoshi Kitani