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- 40男のメモリーズ -

仮面ライダー新1号の“変身前”と“変身後”が同時にフィギュア化

リアルな仕上がりとアクションポーズが決まる広い可動域を両立させたバンダイのフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」。中でも人気が高い『仮面ライダー』シリーズから、今回「仮面ライダー新1号」と「本郷猛」がラインナップに加わることとなった。

あの「変身!」ポーズは“新1号”から。造形も旧1号と異なる魅力を持つ

バッタをモチーフとしたヒーローが活躍する『仮面ライダー』は1971年4月に放送が開始された。番組は子どもたちの人気を集め、当時玩具として発売された「光る!まわる!仮面ライダー変身ベルト」はなんと300万個を超える売上げを記録したというから、その凄まじさがわかるだろう。

『仮面ライダー』は1973年2月まで放送されたが、撮影中の事故でケガをした主人公本郷猛/仮面ライダーを演じていた藤岡弘、が長期離脱してしまう。その間、一文字隼人/仮面ライダー2号(演じたのは佐々木剛)が登場、「変身!」のポーズがブームとなり、藤岡不在中の番組を盛り上げた。そして藤岡の復帰後からは右手を左斜めへ上げ、そのまま頭上を通るように右へ半円を描き、左腰に当てていた左腕をスッと右斜めに出して「ライダー、変身!」という掛け声とともに仮面ライダーへ変身するようになった(当初はベルトの風車がバイクの加速などで風を受けることで変身していた)。
(C)石森プロ・東映
復帰後の仮面ライダーは「新1号」と呼ばれ、ボディカラーが明るくなったが、その姿を「真骨彫製法」という製法で造形したのが「S.H.Figuarts 仮面ライダー新1号」であり、復帰後のコスチュームをまとった本郷猛をフィギュア化したのが「S.H.Figuarts 本郷猛」だ。

真骨彫製法とデジタル彩色によるリアルな仕上がり。本郷猛の表情や“質感”にも注目

S.H.Figuarts 仮面ライダー新1号の真骨彫製法とは、その名の通り“骨格”から造ることで、ヒーローとしての存在感と、フィギュアとしての自然な可動を両立させるという非常に手の込んだ製作方法だ。当時のスチル写真などを参考に、昭和の仮面ライダーとしてのプロポーションを作り上げたという。

S.H.Figuarts 仮面ライダー新1号の真骨彫製法とは、その名の通り“骨格”から造ることで、ヒーローとしての存在感と、フィギュアとしての自然な可動を両立させるという非常に手の込んだ製作方法だ。当時のスチル写真などを参考に、昭和の仮面ライダーとしてのプロポーションを作り上げたという。
(C)石森プロ・東映
仮面ライダー新1号では新たに腹部が上下に可動する機構、そしてライダーの象徴である「赤いマフラー」の交換用パーツと首の基部に回転機構が盛り込まれた。これによってライダーキックやジャンプなどのアクションもイメージ通りに決まる。
(C)石森プロ・東映
そしてS.H.Figuarts 本郷猛はライダーベルトを身に着けた鋭い眼光の藤岡弘、の若き日の姿を再現。多くの資料に当たり、表情や質感などを再現するデジタル彩色が施されている。
(C)石森プロ・東映
「出たな、ショッカー!」と人差し指を敵に向けるポーズや「ライダー、変身!」など、劇中のポージングが再現できる機構が盛り込まれている。また合成によって表現されていたエフェクトシートが付属しているので、放送時の雰囲気も楽しめることだろう。
(C)石森プロ・東映
(C)石森プロ・東映
「仮面ライダー、本郷猛は改造人間である」というオープニングでの中江真司さんのナレーションを思わず言いたくなるくらいの完成度を誇る2体。同じポーズで並べてディスプレイしたくなる仕上がりだ。

Text by Tamotsu Narita

※トップ画像クレジット:(C)石森プロ・東映