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第47回 | 恋に効く心理学テクニック

恋愛心理学が証明!マンネリの実態

夫婦とはいえ、もともと赤の他人であることを考えれば、相手を理解するのは大変なことだ。やっと彼女ができたと思えば、すぐに喧嘩別れすることを繰り返している身からすると、何十年という長い時間を連れ添い、互いにわかりあえる関係を築くことができるのかと不安になってしまう。恋人や奥さんと長く円満な関係を維持するには、どんな点に気をつければいいのだろう?

■今回の講師
内藤誼人

心理学者、立正大学特任講師。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表。近著に『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』(廣済堂出版)、『手にとるように社会心理学がわかる本』(かんき出版)、『A or B?』(ダイヤモンド社)など。

夫婦生活が長い男女のほうが相手の気持を読み取れない!?

「ひとつには、関係が長く続いている男女こそ、決して油断しないこと。どれだけ互いを好きで結ばれたとしても、年月を経るうちに、どうしてもマンネリ化してきます。もっというと、相手の気持ちを読み取れなくなる時が必ずきますから、そこが踏ん張りどころなんですよ」

そう忠告するのは、心理学者の内藤誼人先生だ。

内藤先生「これはニュージーランドにあるカンタベリー大学の心理学者、ゲフ・ロウ氏が発表したデータによって裏付けられています。ロウ氏は結婚歴のばらばらな夫婦を74組集め、それぞれが対話する様子を映像に収めました。そして対話終了後、撮影した映像を見せながら、会話ごとにお互いの心情を推測させ、答え合わせを行ったのですが、夫婦生活が長い男女よりも、新婚に近い関係の短い男女の方が、より正しく相手の気持ちを読み取れる傾向が顕著に表れたそうなのです」

夫婦というのは、長く連れ添うほどツーカーになるものと思っていただけに、これは意外な結果。内藤先生によれば、「結婚生活が長くなると、人は相手のことを無意識に軽視し始めるもの。そのため感情の機微にも無頓着になり、気持ちが読めなくなってしまうのです」というのが理由のようだ。

つまり、長い付き合いになるほど、相手に対する心遣いが大切。結果的にそれが、相手の気持ちをよく理解した言動を生むわけだ。

Text by Satoru Tomokiyo

取材協力
内藤誼人

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