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- 恋に効く心理学テクニック -

【心理学】人見知りアピールは親密度12pt減!?

合コンでも飲み会でも、初対面の男女が集まる場というのは、誰しも多少の緊張感があるものだ。なかには「私は人見知りだから…」と苦手意識を前面に押し出す人も少なくない。

きっと、人見知りには人見知りなりの戦術というのがあるはずだ。女性なら口数控えめな清楚さを、男性ならちょっと不器用で寡黙なタイプを演じることで、「人見知り」という短所を長所に変えられるのではないか? 心理学者の内藤誼人先生に聞いてみよう。

■今回の講師
内藤誼人

心理学者、立正大学特任講師。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表。近著に『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』(廣済堂出版)、『手にとるように社会心理学がわかる本』(かんき出版)、『A or B?』(ダイヤモンド社)など。

米ニューヨーク州立大学の心理学者の実験で明らかに!

内藤先生「初対面の相手とコミュニケーションをとる際、人見知りはやはりひとつのハンデです。少なくとも、『私は人見知りだから…』とあらかじめ宣言するやり方は、マイナスにしかならないでしょう。逆に、できるだけ自分を鼓舞して人見知りを隠し通す努力をする方が、相手と仲良くなるためには有効です」

これは性格云々以前に、合コンや飲み会に臨むスタンスの問題だと内藤先生は解説する。

内藤先生「米ニューヨーク州立大学の心理学者アーサー・アロン氏が、大学生男女を集めて次のような実験を行っているんです。それぞれ初対面の相手とペアになり、15分間のトークを行うのですが、アロン氏はこれにあたって被験者を2つのグループに分けました。片方のグループには、できるだけ相手と親密になるように心掛ける条件をつけ、もう片方にはあまり自分をさらけ出さないという条件をつけたのです。そしてトーク終了後、互いの親密度を測定する心理テストを実施したところ、前者の親密度が約58ポイントであるのに対し、後者は約46ポイントに留まったそうなのです」

このデータは、親しくなろうとする姿勢が、いかに結果に影響を及ぼすかを示している。

内藤先生「短時間で親密になるためには、相手に自分のことを知ってもらうことが不可欠。人見知りであると宣言してしまうと、相手に気をつかわせてしまいますし、自身について語る機会も減りますから、やはり関係構築のためには不利なわけです」

出会いを求めるなら、自分が人見知りであることを、いったん忘れてしまった方が良さそうだ。

Text by Satoru Tomokiyo