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第43回 | 恋に効く心理学テクニック

「1人の時間欲しい」のは男>女、心理学が実証

離婚率の高さがたびたび取り上げられる昨今だが、せっかく縁あって結ばれたのだから、できるかぎり円満に、末永く関係を維持したいもの。しかし、夫婦生活においては時に、習慣や性格の差がストレスを生み、日々積み重なっていく。

つまり、互いにストレスの少ない状況をつくる努力をすることが、夫婦円満の大きな秘訣といえそうだが、これがそう簡単ではないから困ってしまう。せっかく掴んだ幸せを逃さないために、心理学者の内藤誼人先生に相談してみよう。

■今回の講師
内藤誼人

心理学者、立正大学特任講師。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表。近著に『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』(廣済堂出版)、『手にとるように社会心理学がわかる本』(かんき出版)、『A or B?』(ダイヤモンド社)など。

プライバシーの重要度は、男女で性差がある

内藤先生「他人同士が生活を共にするというのは、やはり簡単なことではありません。ただ、ヒントになりそうなのが、米ブリガムヤング大学の心理学者、ダール・ペダーセン氏が発表したプライバシーに関する調査データです。プライバシーの重要度は、じつは男女に性差があることが判明しているんです」

夫婦は親子と違い、元は赤の他人同士。だからこそ、プライバシーはひとつのポイントとなると内藤先生は語る。

「ペダーセン氏は、プライバシーに関する30項目の質問を用意して、集められた被験者男女の意識を細かく調査しました。その結果、女性よりも男性の方がプライバシーを重視する傾向が、明確に認められたそうなのです。つまり、1人の時間をより欲しているのは男性であり、女性は逆に、家族や友人と交流する時間を大切にするのだとペダーセン氏は考察しています」

ということは、夫がどれだけ1人の時間を確保できるかどうかが、夫婦生活を左右することになるといえそうだ。

「新婚当初は夫婦で過ごす時間も楽しいものでしょうが、お互いがなるべく意識的に自由時間を持つよう心がけることが大切です。夫婦それぞれに個室があればベスト。そうでなくも、1週間のうちせめて1日は、別行動を取る日を設けておくべきでしょう」

素敵なパートナーを得たからといって、あまりベタベタするばかりではいけないのだ。

Text by Satoru Tomokiyo

取材協力
内藤誼人

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