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- スーパーカーブランド【フェラーリ】 -

157台の跳ね馬たち──史上最大級のフェラーリ祭りinシンガポール

2017年3月に始まったフェラーリ創業70周年の祝賀行事がイタリアのフィオラーノ・モデネーゼでフィナーレを迎えた。世界60カ国以上を回って開催されてきた記念イベントのなかでも、とりわけ大規模で派手だったのが、8月20日にシンガポールで行われたスペシャルイベントだ。シンガポール本島に157台という類を見ない台数のフェラーリが大集結し、F1シンガポールGPの舞台となるマリナーズベイ・サンズなどをパレードしたのである。

157台のフェラーリが集結し、シンガポールの観光名所を70kmにわたって大パレード

8月の第4日曜日にシンガポールで行われたイベントは、フェラーリ自身も「フェラーリ単独のイベントとしては過去最大規模」と言うぐらいド派手なものだった。

マリナー地区にあるF1シンガポールGPでおなじみのエリア、「F1ピット・ビルディング」に157台ものフェラーリが集結。そこから、街のランドマークの「マリナーズベイ・サンズ」、世界遺産に認定されている美しい公園「ボタニック・ガーデン」、数多くのショッピングセンターが立ち並ぶ目抜き通りの「オーチャード・ロード」、イギリス植民地時代の名残をとどめる旧市庁舎に面した広場「パダン」と、これらのスポットを全台で通過する大パレードを行ったのだ。

締めくくりは、オープンして間もない瀟洒な「JWマリオット・ホテル・シンガポール・サウスビーチ」。パレードの道のりは全70kmに及んだという。

このシンガポール本島全域を舞台とした壮大かつスリリングなパレードは、シンガポールのフェラーリ正規ディーラーであるイタル・オートと、フェラーリオーナークラブ・シンガポールとの共同開催で行われた。だからこそ、これほど大がかりなイベントが実現したのである。

『ラ・フェラーリ アペルタ』を先頭に滅多に見られない新旧のフェラーリが勢揃い

157台という数だけではなく、パレードに参加したフェラーリの各モデルも史上稀に見る豪華さだ。

先頭を走ったのは、フェラーリの最新スペチアーレであり、ブランド設立70周年を記念したモデルの『ラ・フェラーリ アペルタ』。これに続いたのが、先ごろ日本にも上陸した史上最強のV12モデル『812スーパーファスト』だ。

ほかにも、フェラーリが1956年型『250GTベルリネッタ』で4度の優勝を飾った1950〜60年代の伝説のレースに捧げられた799台限定の『F12 tdf』、これも499台限定で販売された『458 Speciale Aperta』などのスペシャルエディションモデル、また、テーラーメイドモデルの『SG50 F12 berlinetta』もパレードに加わった。

さらに、このパレードをより価値あるものにしたのが、『308 GTB』『F355ベルリネッタ』『F430 スクーデリア』『F308 クワトロヴァルヴォーレ』、そして『テスタロッサ』など、滅多に目にすることのできない旧モデルのフェラーリたちである。
祝賀行事のフィナーレの舞台は、フェラーリの生まれ故郷であり、本社があるエミリア=ロマーニャ州モデナ県のテストコース「ピスタ・ディ・フィオラノ」。9月9日から2日間、世界各国から4000人のゲストを招いて盛大に開催され、その幕を閉じた。

節目のイベントを終えたことで、フェラーリは今後、ブランド価値を維持しながら排ガス規制を見据えたスーパーカーの開発に舵を切ることになるだろう。そのとき、いったいどんな「フェラーリ」が我々の前に姿を現すのか。いちファンとして今から楽しみだ。

Text by Kenzo Maya

Photo by (C)Ferrari S.p.A.