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- スーパーカーブランド【BMW】 -

BMWを着こなす──キモは内外装のカラーの“ひねり”

クルマを持つ目的は人それぞれだ。オーソドックスなのは人や荷物を運ぶ実用的なツールとして使うことだが、スポーツドライビングで運転そのものを愉しむ人もいれば、ステータスシンボルや投資対象として所有する人もいる。そうしたなかで、大人ならではの嗜みといえるのが、ライフスタイルを表現するファッションツールとしてクルマを持つこと。特に、スタイリスト、デザイナー、カメラマンなど、華やかな世界で活躍するクリエイターにはファッション性を重視する人が多い。不定期シリーズとしてお届けする「クリエイターが教えるクルマの着こなし術」。第1回は、人気スタイリストの森岡弘さんの登場だ。

時代の最先端を行くスタイリストにとっても、クルマの機能性や合理性は重要な要素

森岡弘さんは、誰もが知っている俳優、アーティスト、文化人らのスタイリングを行っているスタイリストだ。それだけではなく、企業のユニフォームやショップのコスチュームなどの制作に携わり、『デキる男のお洒落の極意』『男のファッション練習帖』といった著書も持つ。つまり、ひと言でいえば“超売れっ子スタイリスト”ということになるだろう。

そう聞くと、愛車はイタリアやフランスのヘリテージカー、あるいはスーパーカーの最新モデル…と思うかもしれない。しかし、森岡さんはそうした紋切り型のイメージをあっさりと裏切る。愛車はBMW『5シリーズ』。ディーゼルエンジンを搭載し、エレガントな内外装を持つ「523d Luxury(ラグジュアリー)」である。

「僕はどこへ行くのもほとんどクルマで、年間2万kmから3万km近く走ります。スタイリストという仕事から荷物を載せる機会が多く、都内の移動も電車よりクルマのほうが早い場合がありますから。また、1人のドライブは僕にとってリラックスできる時間で、車内はそのための大切な空間。その点、『5シリーズ』なら、仕事の移動から1人のドライブ、家族との買い物や旅行まで、オールマイティに使うことができます」

クルマを着こなす以前に、大切なのは自分の目的に合った機能性。まずはその基本をきっちり押さえておくことが重要のようだ。

クルマ選びの条件は「どこへでも乗っていけるデザイン」と「ワクワクできること」

もちろん、森岡さんは機能性だけで自分が乗るクルマを選んでいるわけではない。そこにはクリエイターならではのこだわりがある。

「条件は、どこにでも乗って行くことのできるスタイリング。そして、乗るたびにワクワクするクルマであること。そのポイントをクリアできれば国産車でもかまわないと思っているのですが、今のところピンと来る国産車がない。そのため、自然とドイツ車が多くなりました」

森岡さんの愛車履歴を聞くと、ドイツ車が目立つ。たとえば、ゲレンデヴァーゲンことメルセデス・ベンツ『Gクラス』、『Eクラス430ワゴン』、さらに、930型や964型のポルシェ『911』。ひとつ前の愛車もやはりBMW『5シリーズ』で、『3シリーズ』や『1シリーズ』に乗っていたこともある。ボルボのステーションワゴンやジープ『チェロキー』も所有していたが、これはレアケースだ。

「仕事柄、ヴィンテージカーに触れることが多く、ヴィンテージカーに対する憧れもあります。でも、僕はメカに弱くてエンジンフードもほとんど開かないタイプ。そうしたことを考えると、僕はヴィンテージカーのオーナーには向いていないと思います」

そして、これらのクルマを“着こなす”ときに、森岡さんが重視しているのが、ファッションでいうところの “ひねり”を効かせることである。

フランスのファッションのように、内外装のコーディネートに“ひねり”を効かせる

ファッションには、「イギリスの様式」や「イタリアの着こなし」など、国ごとに異なるスタイルがある。とはいえ、それにとらわれてばかりいるとファッションがつまらなくなりがちだ。森岡さんによれば、そこにフランス人のような“ひねり”を加えると途端におしゃれになるという。

「フランス人のファッションは、イタリア人のファッションのように“これ見よがし”ではなく、非常にナイーブで繊細です。“ひねり”があるんです。クルマの着こなしにも通じるところがあると思いますね」

たしかに最近のフランス車──プジョーやシトロエンには“ひねり”のあるモデルが多い。そして、よく見れば、森岡さんの愛車「523d Luxury」はホワイトのボディにブラックとブラウンの内装が組み合わされ、森岡さん自身のファッションもクルマに合わせて見事にコーディネートされている。

定番のクルマでも、内外装のカラーによって“ひねり”を効かせれば、フランス人のファッションのような繊細さを演出することができる。これが森岡さん流の「着こなし術」なのだ。

「次の乗るクルマも家族のことを考えてセダンになると思いますが、再びポルシェを手に入れるかもしれません。いつかポルシェにもう一度乗りたいと思っているんです。そして、今度はボディカラーや内装色でももっと遊んでみたいですね」

Text by Muneyoshi Kitani

Series:クリエイターが教える「クルマの着こなし術」