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- 筋肉をつけて、太りにくいカラダを目指す -

いちばん大事なのは「脚力」! 太りにくい体に必要な筋肉は?

ダイエットのための筋トレは各種あるが、なかでも「太りにくい体」を目指す人に効果的なのが、下肢の筋量を増やすトレーニングだという。その理由や、具体的なトレーニング法を、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏に聞いた。

■今回のアドバイザー
株式会社スポーツモチベーション フィジカルトレーナー
米国スポーツ医学会認定運動生理学士
中野ジェームズ修一さん

日本では数少ないメンタルとフィジカルの両方を指導できるスポーツトレーナー。多くのアスリートから支持を得ていて、卓球の福原愛選手やバドミントンの藤井瑞希選手などトップアスリートのパーソナルトレーナーを務める。また、2014年からは青山学院大学陸上競技部長距離ブロックのトレーナーとしてフィジカルの強化指導を担当。著者の『下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」』(だいわ文庫)が好評。

お腹や腕周りよりも、下肢を鍛えたほうがダイエットに効果的。その理由は?

「太りにくい体」を目指すために、いちばん重要とされる下肢の筋量。そもそも、下肢の筋肉を鍛えることが、ダイエットのために重要な理由はどこにあるのか?

中野さん「下肢のような大筋群を鍛えることによって、筋量がしっかりと増え、基礎代謝量を上げることができます。お腹周りや腕周りなどを鍛えても、基礎代謝量がアップするほど大きく筋量が増えるわけではないので、下肢をメインに鍛えたほうが、ダイエットには効果的と言えるでしょう。

また、下肢の筋量が増えることによって、有酸素運動の量を増やすことができる点も見逃せないメリットです。日々の生活活動レベルが自然とアップするので、消費カロリーを稼ぎやすい体質になると、言えるのではないでしょうか」

しっかり筋量を増やすなら、踏み台昇降運動がオススメ

「太りにくい体」をつくるために必要な、下肢の筋量を増やすのに効果的なトレーニング法を聞いた。

中野さん「もっとも一般的なトレーニングは、やはりランニングでしょう。ウォーキングでは下肢の筋量はあまり増えないとされています。その反面、ランニングだと負荷がしっかりかかるため、筋量を効率よく増やすことができるのです。

また、ランニングとほぼ同程度の負荷がかかり、消費カロリーもランニングと同じぐらいになると言われているのが、踏み台昇降です。テレビを観ながら踏み台昇降を繰り返すのもオススメです。普段の生活から、積極的に階段を使うということでも良いと思います」

下肢の筋量を増やすことで「疲れにくい体」を目指すことも可能に!?

ランニングや踏み台昇降で効果的に増やすことができるという下肢の筋量。下肢の筋量が増えれば、ダイエット以外にもメリットがあるという。

中野さん「大きな筋肉の筋肉量が増える訳ですから、全身の血行も良くなり、体力もつきます。結果、疲労しづらく、また疲労回復しやすい体になるということは言えると思います」

最後にアドバイザーからひと言

「下肢以外で大筋群と呼ばれる部位は、胸部、背部が挙げられるので、ここを鍛えるのも良いと思います」

Text by Miku Nakamura(Seidansha)