pixta_25749821_S_R(2)
- 痩せる!ランニングダイエットで効果を出すコツ -

実はメリットも!? 夏場のランニングを続けるためのポイント

ランナーにとって、もっとも過酷な季節となる夏場。それでも日頃の習慣を変えず、走り続けたいと考える人は多いだろう。夏場にランニングをすることのメリットや、走る際の注意事項について専門家に話を聞いた。

■今回のアドバイザー
らんしす・セカンドウィンド四日市代表
多田夏彦さん

ダイエット目的でランニングをスタート。3カ月で15kgの減量に成功する。その後、日本最大のランニングクラブ「SWAC」による指導を経て、自らランニングチーム「セカンドウィンド四日市」を立ち上げる。マラソンを中心にウォーキングやヨガなどの有酸素運動を、誰もが気軽に楽しめる総合型スポーツクラブを目指す。

秋冬のダイエットの準備としては最適!? 夏に走るメリットは?

熱中症や日焼けなど、デメリットが多いイメージがある夏場のランニング。しかし多田さんによれば、夏場に走るメリットも、ちゃんとあるという。

多田さん「ランニングにとって大敵のひとつが“暑さ”。どんなトップ選手であっても、夏場に走るというのは過酷で辛いことです。ただ、ランニングは続けてこそ効果が実感できるスポーツでもあるため、ダイエットを目的とするならば、夏の間もできるだけ継続していきたいところでしょう。夏場のランニングを継続することで、秋になって涼しくなったとき、楽に気持ちよく走れるようになるというメリットもあります。その点でいえば、夏のランニングは、代謝が上がる秋冬のダイエットに向けての準備としては、もってこいなのです」

とはいえ、走る時間帯などには気を配りたい。

多田さん「昼間の暑い時間帯に走るのは、脱水症状になりやすく危険なので、できるだけ避けてください。走るなら、気温が落ち着いた夜の時間帯がオススメです。同様に、早朝の時間帯も比較的走りやすくはありますが、夏場は日が昇ってくるのも早いため、帽子などでの日差し対策は万全にしてください」

喉が渇く前の水分補給が重要! 夏場のランニングで注意すべきポイントは?

メリットもあるとはいえ、やはり暑い季節にランニングをする際には、いくつか注意事項があるとも。

多田さん「夏場は体に熱がこもりやすいため、特にこまめな水分補給が重要です。汗とともにミネラルも流れ出てしまうので、めまいや頭痛の原因になります。流れ出たミネラルや水分を補うため、スポーツドリンクでの水分補給を欠かさないようにしてください。大切なのは、欲求とは関係なく、定期的に水分補給をすること。喉が渇いたと感じたときには、すでに軽めの脱水症状を起こしてしまっている状態ですから、喉が乾く前の段階での水分補給を心がけましょう。

また、夏場の走りはじめは、暑さに身体を慣らすことが重要になります。最初のうちは、かなり抑え気味のペースで走るようにしてください。ランニングの時間も短めにしておくことをオススメします」

サングラスや帽子など装備も重要。走り終わりにはクールダウンを欠かさずに

最後に、夏場でもしっかり走りたい人のためにアドバイスをもらった。

多田さん「今の時期、スポーツ用品店に行けば夏用のスポーツウェアがたくさん並んでいます。ランニングに限りませんが、汗でウェアが重くなりやすいため、できるだけ通気性がよく、吸汗速乾性の高いウェアを選びましょう。どうしても日中の日差しの強い時間帯に走りたいという場合は、帽子をかぶるだけでなく、紫外線対策のためスポーツサングラスも用意しておいたほうが良いと思います。

万が一、体調が悪くなったときは、できるだけ早い段階で走るのを中止して、まず水分補給を行うよう心がけてください。ただし、いきなり身体を動かすのを止めてしまうと、血液の流れが滞ってしまい、体に熱がこもったままになってしまいます。かえって症状が重くなる場合があるため、走るのをやめた後も、ウォーキング、もしくはストレッチでクールダウンをしてから休むようにしてください」

最後にアドバイザーからひと言

「体内にこもった熱を冷ますためには、太い血管である動脈が走る首筋や、脇の下、太ももの内側を冷やすのもオススメです!」

Text by Miku Nakamura(Seidansha)