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- スーパーカーブランド【MINI】 -

史上最強のMINI見参──JCWモデルのクロスオーバー

『MINI クロスオーバー』は、2011年に誕生した『MINI』4番目のモデルである。クロスオーバーというボディタイプは、それまでのモデルラインナップと一線を画し、大きな話題となった。フルモデルチェンジした2世代目は2017年3月にデビュー。「デザインの刷新」「質感を向上させた素材の採用」「インテリアスペースの拡大」「機能性の向上」などにより、プレミアム・コンパクトクロスオーバーとしての地位を確固なものとした。そして今回、ハイパフォーマンスモデルである『MINI John Cooper Works (ジョン・クーパー・ワークス)クロスオーバー』が新たに追加された。

最高出力231psのツインパワー・ターボエンジンを搭載する『JCWクロスオーバー』

ジョン・クーパー・ワークスが、1960年代にモータースポーツ界を席巻した伝説的エンジニア「ジョン・クーパー」という人物の名に由来することは有名な話だ。ちなみに、『MINI』のグレードのひとつである「クーパー」も氏の名前に由来する。

ジョン・クーパーは、初代の『ミニ』をチューニングした『ミニ クーパー』でモンテカルロラリーを3度も制する偉業を達成。ほかにも、さまざまなレースで勝利をもぎ取って『MINI』の名を引き上げた。それゆえに、ジョン・クーパー・ワークスは徹底的に走りにこだわる。『MINI ジョン・クーパー・ワークス クロスオーバー』 も、モータースポーツ活動で得たノウハウをもとにエンジン、サスペンション、エアロダイナミクスをチューニング。レーシングスピリット溢れる走りを特徴としている。

その走行性能を象徴するのが、『MINI』史上最強クラスのツインパワー・ターボエンジンだろう。2Lの直列4気筒で、最高出力は170kW(231ps)/5000rpm、最大トルクは350Nm/1450-4600rpm。静止状態から車速100km/hまでを6.5秒で加速し、最高速度は234km/hに達する。

このエンジンに組み合わされるのは8速ATだ。また、足回りは四輪駆動で、ジョン・クーパー・ワークス専用チューニングが施されたスポーツ・サスペンションを搭載している。さらに、ドライビングのサポートとして、コーナリング時のトラクションとハンドリング性能を向上させる「EDLC(エレクトロニック・ディファレンシャル・ロック・コントロール)や「DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)」を標準装備した。

『MINI』の愛くるしさとスポーティさが融合した『JCWクロスオーバー』のスタイル

レーシングスピリットに溢れているのはエクステリアも同じだ。『MINI』は本来、そのDNAからキュートな外観のはずだが、専用デザインのエアロダイナミック・キットが可愛らしさのなかにも精悍さを際立たせている。さらに、赤く塗装されたブレンボ製スポーツブレーキと18インチのアロイホイールが引き締める足回りもスポーティさを演出。もちろん、これらは単に見た目のインパクトを狙っているわけではなく、それぞれが高い走行性に寄与している。
インテリアにも車を操る歓びを際立たせる工夫が随所に見られる。スポーツシートはスポーティな赤のステッチとの表面のクロスデザインが印象的なダイナミカ・レザー・コンビネーション。ステアリングには手元でシフトチェンジができるパドルシフトが付いている。また、目線移動が少ないヘッドアップ・ディスプレイは、スポーツドライビングを最大限にサポートしてくれそうだ。ほかにも、専用のドアシル、ステンレス仕上げの各ペダルとドライバー用フットレスト、アンスラサイトのルーフライニングなどを標準で採用している。
最後に、最近の車では重要な項目となる運転支援システムの充実だが、これは必要十分。触れておこう。『MINIジョン・クーパー・ワークス クロスオーバー』は、アクティブ・クルーズ・コントロール、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキを標準で採用している。

「ジョン・クーパー・ワークス」の名を冠した史上最強クラスの『MINI』。オンロードをキビキビと楽しく走るのはもちろんこと、四輪駆動と高い最低地上高による悪路走破性も高い。シーンを選ばずどんなときにも楽しめそうな一台だ。

Text by Tsukasa Sasabayashi