城下町の街並みが今も残る井伊家のお膝元
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【男の隠れ家】城下町の街並みが今も残る井伊家のお膝元

琵琶湖の東岸に位置する彦根。江戸時代を通じてここ彦根で藩主を務めた井伊家は、徳川家に代々仕えた譜代大名で江戸との関わりも深い。そんな彦根には、現在も江戸時代の建物が多く残っている。

西国の脅威を阻む赤備え井伊の城下町

彦根城に隣接する湖の玄関口であり、琵琶湖と松原内湖をつなぐ前川沿いの地域にあった松原湊は、水運の拠点であった。長浜、米原と並ぶ彦根三湊といわれた松原湊には、たくさんの村から年貢米が集まっていたという。川沿いに今も残る蔵は、この地が年貢米を保管する「米宿」としての機能を担っていたことを物語る。城下町の南東に位置する河原町・芹町の伝統的建造物群保存地区、南に位置する善利組足軽屋敷界隈にも当時の面影がある。
江戸との関わりが深く、城下町としての伝統的な町並みが今なお多く残る彦根。こちらの河原町・芹町地区は昨年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
上2点/毎年、井伊直弼の誕生日である10月29日を中心に行われる、彦根市最大の祭り「彦根の城まつり」。メインイベントの「ひこねの城まつりパレード」には彦根町火消し列、井伊の赤鬼家臣団列なども登場。
昭和30年(1955)頃の登り町商店街(現・登り町グリーン通り商店街)。店先には多くののぼりが掲げられ、活気に満ちている。

華麗な意匠が特徴の天下の名城のひとつ 彦根城天守

築城410年祭が開催中の国宝・彦根城。日本に現存する数少ない天守のひとつで大津城から移築されたと伝わる天守は、慶長以前の古い手法など多様な技術の集成といえる名建築。

ひこねじょうてんしゅ
住所:滋賀県彦根市金亀町1-1
電話:0749-22-2742(彦根城管理事務所)
観覧時間:8:30~17:00 年中無休

彦根藩主・井伊直弼が不遇の時代を過ごした屋敷 埋木舎

井伊直弼が青春時代を過ごした埋木舎。父・井伊直中の死後、不遇の時期にあった直弼が自身の境遇を埋もれ木になぞらえ、文武両道の修練に励んだという。邸内には茶室が残る。

うもれぎのや
住所:滋賀県彦根市尾末町1-11
電話:0749-23-5268
入館料:300円
開館時間:9:00〜16:30
休館日:月曜、8月13日〜17日、12月下旬〜3月中旬

業界初の伝統工芸品に指定された名品 彦根仏壇

高度な技術を持つ武具職人は、井伊家の庇護の下で仏壇を作るようになった。荘厳で繊細な彦根仏壇には、職人たちの技が生きている。

ひこねぶつだん
彦根仏壇事業協同組合
電話:0749-24-4022

【滋賀県彦根市】
アクセス:JR東海道本線「彦根駅」より徒歩15分(彦根城)
問い合わせ:彦根観光協会
電話:0749-23-0001