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頭皮が気になる男性には不向き!? 「オイルシャンプー」の正しい使い方

シリコン不使用で髪に優しいイメージがある最近話題の「オイルシャンプー」。しかし、頭皮が脂っぽい場合など、コンディションによっては逆効果の場合もあるという。オイルシャンプーの効能や効果的な使い方を美容科学専門家に聞いた。

■今回のアドバイザー
美容科学専門家
かずのすけ さん

横浜国立大学大学院で有機生物化学を学ぶ。タンパク質(ケラチン)と界面活性剤の相互影響についての研究を行う傍ら、化粧品や美容リスクに関わる消費者認知を研究。現在は、ホームページ運営、執筆活動、セミナー講師などを行いつつ、化粧品コンサルタントとして企業の商品開発を支援している。著書に『化学者が美肌コスメを選んだら…――じつは10秒で見抜けます』など。

髪質をやわらかくしたい人にはオススメ!

かずのすけさん「一般的に『オイルシャンプー』と呼ばれているのは、オイル(植物油脂が多い)が配合されているシャンプー全般です。十分な量のオイルが配合されているシャンプーなら、しっとりした軟らかい使用感が得られるほか、オイルの種類によっては髪そのものが柔らかくなる効果が期待できるため、髪が硬い、ゴワつくといった悩みを持つ人にはオススメです」

市販のオイルシャンプーには、微量のオイルしか配合されていない!?

かずのすけさん「ただし、市販されているオイルシャンプーの大半は、微量のオイルしか配合されていません。過度にオイルを配合すると、シャンプーが乳化して白濁してしまうからです。オイルの配合量が少ないシャンプーでは、髪を保湿しようと思っても期待以上の効果が得られない可能性があるので、注意してほしいところです。髪を十分保湿させたい場合や、髪を柔らかくしたい場合は、市販のオイルシャンプーに加え、トリートメントを使うのがいいと思います」

地肌のニオイがキツくなる可能性も……

かずのすけさん「髪の保湿や柔らかさを得るためにはオススメのオイルシャンプーですが、頭皮が油っぽく、地肌のニオイが気になるという人にはオススメできません。なぜなら、頭皮に残ったオイルが、ニオイの原因である皮膚常在菌の動きを活発にしてしまう可能性があるからです。

また、シャンプーは汚れや過剰な油分を落とすためのものという側面があります。なので、無為に市販されているオイルシャンプーを選ぶよりは、質のよい界面活性剤の入っているシャンプーで地肌を清潔に保つほうが、髪質や頭皮のコンディションによってはオススメできるといえるでしょう」

最後にアドバイザーからひと言

「シャンプーの主成分である界面活性剤の質さえ確保すれば、オイル無しでも健康な髪が手に入るはずですよ!」

Text by Miku Nakamura(Seidansha)