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スカーレット・ヨハンソン――興収トップの美人女優

米経済誌『フォーブス』が毎年発表している恒例の「最も興行収入を上げた俳優」。このうち、2016年に最も興行収入を上げた女優となったのが、アメコミ「MARVEL(マーベル)」を原作とする映画シリーズでブラック・ウィドウ役を演じる美人女優、スカーレット・ヨハンソンである。彼女は「歴代最高の興行収入(北米)を上げた女優」にも輝いている。しかし、スカーレット・ヨハンソンがハリウッドを代表する人気女優となるまでの過程には、キャリアや私生活において多くの紆余曲折があった。

ブロンドヘアに豊満バストのカーヴィーボディで注目されたスカーレット・ヨハンソン

スカーレット・ヨハンソンは、「世界で最も美しい顔」や「世界で最もセクシーな女性100人」などの美女ランキングの常連であり、現代のセックスシンボルとして支持を集めてきた。その経歴に、今度は「歴代最高の興行収入を上げた女優」が加わった。

映画の興行成績を集計・分析する「Box Office Mojo」によれば、スカーレットが上げた興行収入は累計33億3200万ドルで、北米において歴代最高の興行収入を上げた俳優ランキングで10位にランクイン。1〜9位はすべて男性なので、スカーレットは「最も稼いだ女優」ということになる。

ニューヨークで生まれ育ったスカーレットは、子役としてキャリアをスタートさせた。8歳のときに舞台で、10歳でスクリーンデビューを果たし、1997年の『ホーム・アローン3』に出演するなど早くから活躍し始めた。2001年の『ゴーストワールド』で少し不機嫌なティーンを演じて注目を集めると、2003年の『ロスト・イン・トランスレーション』では主役の新妻を演じ、英国アカデミー賞の主演女優賞を受賞するなどブレイクを果たす。

ブロンドヘアに厚い唇、豊満なバストにカーヴィーボディと、彼女のセクシーな容姿が注目され始めたのもこの頃だ。同時に、スカーレットはさまざまな俳優と浮名を流し、ホテルのエレベーター内で性行為を行っていたというゴシップも報じられた。

2005年にはSFアクション大作『アイランド』に主演するが、この作品が興行的にも批評的にも非難を浴びる結果となり、それ以降、スカーレットはいわゆる「ハリウッド大作から一歩引いたキャリア」を歩むようになる。彼女を「ミューズ(女神)」と称えるウディ・アレンに何度も起用されるなど、男を悩ませ、狂わせる役柄を何度も演じていった。

私生活では、2008年に俳優のライアン・レイノルズと結婚。ライアンは「最もセクシーな男」に選ばれたこともあり、まさに「セクシー×セクシー」な夫婦となったわけが、この結婚生活もたったの2年で破局してしまうのである。
(C) ZUMA Press/amanaimages

メディアの注目を集めたスカーレット・ヨハンソンによるイヴァンカ・トランプ批判

それによって何かが吹っ切れたのか、スカーレットは2010年に公開されたマーベル・コミック原作のアクション作『アイアンマン2』にブラック・ウィドウ役で出演。タイトな黒スーツに身を包み、セクシーな格闘術で立ち向かう女スパイというキャラクターが、スカーレットに見事にハマり、世界的な人気を獲得することになる。

その後も、ブラック・ウィドウ役として『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』など、マーベル映画に次々と出演するのだ。

プライベートでは2013年にフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックと婚約。彼との子を妊娠中もかかわらず、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の撮影に挑み、2014年9月に長女ローズを出産した。さらに、『ジャングル・ブック』や『SING/シング』など、ファミリー向けヒット作で声を担当して新境地も開拓。こうした積み重ねが興行収入ナンバーワン女優に繋がったと思われる。
(C) Sipa USA/amanaimages
紆余曲折のキャリアを積んだおかげか、マスコミ応対も洗練されていった。ロマン・ドリアックとの離婚問題が報道され、その後離婚を申請したときも、スカーレットは「今後一切私の離婚についてコメントをするつもりはない」と声明を出し、実際にこれ以上の情報が出されていない。

しかし、彼女が長年支援してきた女性やマイノリティの権利、またアメリカの政治状況については言わずにいられないようで、先日にはコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』でイヴァンカ・トランプのモノマネを披露。さらにイヴァンカのことをトランプ大統領の近くにいながら女性としての意見を自制している「臆病者」と批判して話題になった。

圧倒的なマネーメイキングパワーと、溢れる知性が認知され、セクシーな魅力を押し出すだけではないキャラクターを発揮し始めたスカーレット・ヨハンソン。女優としてこれからどういう方向性に向かうのかはまだ未知数だか、彼女のキャリアのピークがこれからであることは確実だろう。

Text by Kiyoshiro Somari

Photo by (C) Capital Pictures/amanaimages(main)