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- 【食べて痩せる!】食材別、食べ方ダイエット! -

40男の空腹を癒す「飲む点滴」!? 甘酒にダイエット効果あり?

この時期、コンビニや自動販売機で目にする機会が増えてくる「甘酒」。日常的に飲んでいる人は少ないと思うが、実は甘酒は古くから「飲む点滴」として日本人に親しまれてきた栄養ドリンクだ。体に良い成分をバランスよく、たっぷり含んだ甘酒は飲むだけで満腹感を得られるという。甘酒のダイエット効果について、池袋さくらクリニックの倉田院長に聞いた。

今回のアドバイザー
医師 池袋さくらクリニック院長
倉田大輔さん

日本大学医学部卒業。2006年東京都保健医療公社(旧都立)大久保病院にて公的病院初の「お肌の若返り・アンチエイジング外来」を創設。2007年「池袋さくらクリニック」を開院。日本初の打つ「甘酒点滴」や「カカオ点滴」を開発・監修。テレビ、ラジオ、セミナー等で「アンチエイジング医療」や「歴史に学ぶアンチエイジング・健康」に関する講演も行っている。

「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒、そのダイエット効果とは?

倉田さん「甘酒は昔の文献にも多数、記述があるほど、古くから人々の間で親しまれてきた伝統的な飲み物です。江戸時代以前から薬代わりに飲まれていたようです。

甘酒にはビタミンB群、食物繊維、オリゴ糖、ブドウ糖、アミノ酸など、豊富な栄養素が含まれています。甘酒が『飲む点滴』と呼ばれる理由は、含まれる栄養素が、点滴の成分と非常に近いところからきています。

甘酒に含まれるオリゴ糖には、コレステロールや血糖値の低下作用があり、便秘の改善なども期待できるので、ダイエットに効果を発揮します。また、豊富に含まれる食物繊維も、腸内の悪玉菌を減少させ腸内環境を整えてくれます。体内で作ることができない必須アミノ酸9種類をすべて含む甘酒は、飲むだけでバランスよく栄養を摂取できるので、栄養不足になりがちなダイエット中の補助食品としてもオススメです」

米麹から作られる甘酒と酒粕から作られる甘酒、ダイエットにいいのはどっち?

倉田さん「甘酒は、米麹か酒粕を原料に作られています。酒粕で作られる甘酒は砂糖を使用しますが、米麹の甘酒は砂糖を使わず、自然でできた甘みを生かしており、ダイエット用にはこちらがオススメです。

甘酒の摂取目安量は1日1杯程度。コップ一杯で160キロカロリー程度なので、小腹がすいた際にお菓子を口にするより、栄養価が高い甘酒を間食に飲むほうが、ずっとヘルシーかつ満腹感が得られます。お米でつくられている甘酒は少量でも、かなりの満足感があるので、食前に飲めば食べ過ぎも防げます。さらに甘酒のブドウ糖は、エネルギーとして消費されやすく、身体に蓄積されにくいという特徴があります。甘酒の糖分は、お菓子などより太りにくいといえるでしょう。

甘酒を飲むタイミングは、エネルギーを最も必要とする朝食時がおすすめです。時間がなくて朝食がなかなか摂れない人は朝、甘酒を飲むだけでも、昼食までの満腹感がだいぶ違うと思います」

飲み過ぎには注意!自分だけのアレンジを見つけて楽しむことも可能

倉田さん「栄養価は高いですが、飲み過ぎは糖分の摂り過ぎにも繋がりますので注意してください。また味が独特なので、飲みにくいと感じる人もいるでしょう。そういう場合は炭酸やトマトジュースで割ったり、バナナを入れてみたりとアレンジを加えることで飲みやすくなります。今の時期は生姜を混ぜると、体がより温まっていいと思いますね」

最後にアドバイザーから一言

「食生活が乱れやすく体調を崩しやすい年末年始。飲む点滴の力で、乗り切りましょう!」

Text by Akeno Kataoka(Seidansha)