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- 魅惑のボディで注目のスーパーモデル -

LGBTの両親を持つ美女、ジョセフィン・スクライバー

2016年12月、史上初めてフランス・パリで開催される世界最大級のファッションショー「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)」。今回も、アドリアナ・リマ、ジジ・ハディッド、ケンダル・ジェンナー、テイラー・ヒル…など、ベテランから加入したばかりの若手まで数多くのヴィクシーエンジェルが出演を予定している。この特別な超人気モデルの一員であり、同時にLGBT(性的マイノリティ)の権利運動を積極的に行っていることでも注目を集めているのが、北欧美女のジョセフィン・スクライバーだ。

研ぎ澄まされた細い脚と豊かなバストを持つ北欧美女のジョセフィン・スクライバー

モデル業界でトップクラスのステータスとなっているヴィクトリアズ・シークレットの「エンジェル」。ここに仲間入りするだけでスーパーモデルの地位を確約されるといわれるほどだが、2013年、このエンジェルの16人目のメンバーに選ばれたのが、ジョセフィン・スクライバーだ。

エンジェルには、ラテン系のダイナミックなスタイルを持つモデルが多く在籍しているが、ジョセフィンは北欧系の涼やかなルックスと、180センチの高身長、そして驚くほど研ぎ澄まされた脚の細さが特徴的で、そのフレッシュな存在感はひと際目を惹く。とはいえ、エンジェルに必要不可欠な豊かなバストの持ち主でもあり、清純でセクシーな肢体は男性ファンからも熱い注目を浴びている。

ジョセフィンのモデルデビューは2011年。その頃からヴィクシーのショーに参加し、エンジェルの座を目指していたが、それからわずか2年ほどで異例の大抜擢を受けたことになる。選ばれたとき、彼女は「文字通り、夢が実現した! 素晴らしい伝統に加わることができることを、慎ましく受け入れるとともに、誇らしく思います!」と喜びを爆発させた。

現在23歳のジョセフィンはデンマークのコペンハーゲンで生まれた。赤ん坊の頃にオムツのパッケージモデルを務めたことがあるようだが、ITアナリストの母親と海洋生物学者の父親の愛情に恵まれながら、ごく普通の家庭で育った。多くの家庭との違いを強いていえば、この両親ともにLGBTであり、ジョセフィンが体外受精によって生まれた子どもだということだけである。
(C)Capital Pictures/amanaimages

LGBTへの無理解と偏見と戦い、積極的に行動するジョセフィンに若者が共感と賛同

母親はLGBTだが、子どもを産みたいと強く願い、LGBTのコミュニティで父親を募集。その結果、ゲイの男性がパートナーとして見つかり、体外受精でジョセフィーヌを出産する。やがて弟のオリバーも同様のスタイルで授かり、家族4人で仲睦まじく暮らしてきた。

ジョセフィンは15歳のとき、就学旅行でニューヨークを訪れた際にモデルにスカウトされた。しかし、当時は学業を優先させるということで、地元のコペンハーゲンのモデル事務所と契約。卒業後に本格的にモデル活動をスタートさせ、デビューシーズンからカルバン・クライン、グッチ、ジバンシー、プラダなど、トップブランドのショーに出演するという大活躍をみせた。

メディアから注目を集める存在となったジョセフィンが、自身の出自を打ち明けると「ナチュラルじゃない」と誹謗中傷を受けることもあったという。しかし、彼女は「私は科学実験の産物じゃない。リアルな人間」と胸を張り、LGBTの啓蒙キャンペーンに参加し、体外受精で生まれた子どものための活動に力を入れるなど、積極的に行動を開始する。その姿勢が、若者たちから共感と賛同を呼び、名実ともに新世代のトップモデルとしてさらなる脚光を浴びることとなった。
C)Sipa USA/amanaimages
私生活では、人気バンド「ザ・キャブ」のアレクサンダー・デリオンと交際。この関係もいっさい隠すことなく、インスタグラムにはふたりの仲睦まじいデート姿やキス写真が次々とアップされ、ファンも微笑ましく見守っている。

派手な私生活が取り沙汰されることの多いエンジェルのなかでも、自らのアイデンティティと真摯に向き合い、地に足のついたキャリアを重ねるジョセフィーヌにとって、スキャンダルなど無縁。女性からも、男性からも、そしてLGBTからも愛され、憧れの存在であり続けることができるジョセフィン・スクライバーは、名実ともに新たな時代のトップモデルなのだ。

Text by Kiyoshiro Somari

Photo by (C)Sipa USA/amanaimages(main)