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- 車でスマホで家で「音楽」にこだわるための逸品 -

懐かしの音楽用カセットテープ「UD」が数量限定復刻

おおむね40代以上の大人たちにとって、音楽用カセットテープは自らと音楽とのつながりを語るうえで欠かせないアイテム。近年、レコードとともに復活の兆しを見せるなかで、日立マクセルから懐かしいデザインを復刻したカセットテープが11月25日に数量限定で発売される。

国産カセットテープ発売から50周年を記念して発売

現在、40代を迎えた世代やさらにその上の世代の大人たちが、多感な時期を過ごしていたころに全盛を誇っていたカセットテープ。オリジナルの一本を編集したり、自宅だけでなく通学・通勤、ドライブといったさまざまなシチュエーションで使用したりした思い出が誰にでもあるのではないだろうか。

日立マクセルが国内で初めてカセットテープを製品化したのは1966年のこと。それから半世紀の年月が流れる間に、音楽メディアの主流はアナログからデジタルへと移り変わったが、アナログメディアの良さが見直されるなかで、カセットテープも再び脚光を浴びつつある。
日立マクセルによると、近年、カセットテープ自体の需要は大きく減ることもなく、堅調に推移している。主な購買層はカラオケ練習を目的としたシニア層だそうだ。その一方で、最近ではカセットテープ全盛期を知らない若い世代も「面白い」と関心を示しているそうで、国内外のアーティストがテープで新曲をリリースするといった新たな流れもある。

こうしてカセットテープ熱が高まるなかで、発売開始から50周年となるのを記念して、今回紹介する復刻製品が登場することになった。

1970年代に人気を博したモデルのデザインを復刻

50周年記念のデザイン復刻版として、日立マクセルが誇る歴代製品の中から選ばれたのは、1970年代の人気モデル「UD」シリーズ。「1972年に発売した『UD』はロングセラーとなり、カセットテープ普及に大きく貢献した商品でもあります。50周年を記念するにふさわしい商品として選びました」(同社広報)とのことだ。
1970年代当時の製品の再現性を高めるため、カセットハーフ(筐体)にはブラックハーフを採用。日本製にこだわっているのも特徴で、10分、46分、60分、90分の4種類が用意されている。また、テープはノーマルポジションで、同社の「UR」グレードに相当するものとなる。
カセットテープになじみ深い世代にはノスタルジー、一方で若い世代には新鮮さが感じられる製品でもあるだけに「今回の復刻版発売に対する反響は非常に大きく、いろいろなメディアでも取り上げられたほか、特にSNSを中心に好意的な声をたくさんいただいています」(同)という。

カセットテープとともに成長し、今も愛着を感じる人はぜひ手に入れたいところ。思い出深い曲を入れるもよし、最近のお気に入りを入れるもよし。懐かしいデザインのカセットテープを使って、自分だけの一本を作ってみてはいかがだろうか。

Text by Fumio Miyata