数百万単位で返済額が減ることも!? 「住宅ローン」の見直し方
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数百万単位で返済額が減ることも!? 「住宅ローン」の見直し方

憧れのマイホームを手に入れたものの、月々のローンがけっこう大変。でも、「返済方法を見直すと、総返済額が大きく減る可能性があります」と話すのは、雑誌やTV、ラジオなど多彩なメディアでひっぱりだこのファイナンシャルプランナー・菱田雅生さん。住宅ローンの主な見直し方法となる「借り換え」と「繰り上げ返済」について、ポイントを伺った。

■今回のアドバイザー
 ファイナンシャルプランナー
 菱田雅生さん

早稲田大学法学部卒業後、山一證券入社。山一證券自主廃業後、独立系FPに。以後16年にわたり、相談業務、原稿執筆、セミナー講師などに従事。2008年、ライフプランや資産運用のコンサルティング会社「ライフアセットコンサルティング」設立。著書『ライフプランがあなたの資産を殖やす』『超・資産形成入門』など。

公式サイト:http://www.la-consul.com/

「借り換え」の時は金利に注目!

菱田さん「まず、住宅ローンの『借り換え』とは、カンタンに言えば、異なる金融機関の間で金利の高い方から低い方へとローンを乗り換えることです。年々、金利が下がっている状況なら、どんどん借り換えたほうがオトクになるケースもあり、総返済額が数百万単位で減らせることもあります」

とはいえ、手数料の諸経費が数十万以上かかることもあるため、借り換えの効果をしっかり勘定することが大切だという。

ちなみに、借り換える場合は「変動金利型」か「固定金利型」かといった選択を迫られる。この場合、どう考えればいいのだろう?

菱田さん「住宅ローンは長期間で返済していくものです。表面的には、金利水準の低い変動金利型のほうが返済額が少なく見えますよね。でも、将来こうした金利がどんどん上がらないとも言いきれません。もしも迷うなら、返済額が増える可能性がある変動型より、返済額が高く見えても固定型を選んでおいたほうが無難です」

「繰り上げ返済」のメリットは?

菱田さん「一方、繰り上げ返済とは、通常の返済とは別に、手元にある資金を使ってローンの元金の一部を返済し、その分の利息を軽減するというもの。

ちなみに、繰り上げ返済の種類には、ガツンと返して期間を短くする『期間短縮型』と、次月以降の返済額を軽減する『返済額軽減型』があります。この場合、より利息軽減の効果が大きいのは前者です」

繰り上げ返済をするために積立をする人もいるが、「オススメしません」と菱田さん。積立てられる余裕があるなら、最初から借りる額を少なくしたほうが得になるケースが多い。

ローンがある場合は、貯金を増やすよりも、まずは完済を優先するのが賢い判断といえそうだ。

最後にアドバイザーからひと言

「住宅ローンは”借り換え”や”繰り上げ返済”で利息軽減効果を狙って!」

Text by Ayaha Yaguchi