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第35回 | ランボルギーニの最新車デザイン・性能情報をお届け

ビートルズの聖地へ──ランボルギーニとアビーロード

ランボルギーニ『エスパーダ』は、半世紀前に生まれた3ドアハッチバックのクーペボディをもつGTカーである。2018年に誕生50周年を迎えた。これを祝して世界各地でさまざまなイベントが企画され、11月に横浜で開催された「ランボルギーニ・デイ・ジャパン」でも日本のランボルギーニオーナーにレストアされた『エスパーダ』が披露された。その記念イベントのひとつが、英国ロンドンへのツアーだ。見どころは、なんといっても伝説のアビーロードで行われたあのアルバムジャケットとそっくりの写真撮影である。

まずはロタンダへ。ランボルギーニ『エスパーダ』50周年を祝う英国ロンドンツアー

ロンドンツアーを行ったのは、ランボルギーニ・ミュージアムが所蔵するインディゴブルーの『エスパーダ』だ。シャシーナンバーは9090。456台が生産されたシリーズIII(1972〜1978年)にあたる。ちなみに、この『エスパーダ』は1976年製である。

最初の目的地は、ポールモールにあるイギリス王立自動車クラブ(RAC=Royal Automobile Club)の本部。RACは 1987年に設立された由緒ある組織で、本部ビルは英国モータースポーツ発祥の地とされる。夜には会員とランボルギーニのゲストを迎えた50周年記念の祝賀ディナーが開催されたのだが、注目は『エスパーダ』が展示された場所だ。

ここは数々の歴史的な名車が展示されてきた「ロタンダ」と呼ばれる円形大広間。この場所に佇む『エスパーダ』を眺めながら会員やゲストがディナーを愉しんだわけである。

レコード史上もっとも有名なジャケット写真が撮影された伝説の通り「アビーロード」

そして次に『エスパーダ』が向かったのが、ロンドンのカムデンとシティ・オブ・ウェストミンスターにまたがって走る通り、アビーロードだ。50年前の1969年7月1日から8月下旬にかけて、ビートルズがこの通りにあるEMIスタジオで12作目となるオリジナルアルバム『ABBEY ROAD』のレコーディングを行ったのはあまりにも有名である。

EMIスタジオは『ABBEY ROAD』が発売された翌年、ビートルズに敬意を表してアビーロード・スタジオへと改称され、スタジオ前の横断歩道で撮影されたジャケット写真はレコードジャケット史上もっとも有名な作品のひとつだ。むろん『エスパーダ』もアビーロード・スタジオ前の横断歩道でビートルズと同じように写真に収まった(メイン写真)。

『エスパーダ』は累計1200台を生産した当時のランボルギーの大ヒット作だ。いまでもヒストリックカーのイベントなどでよく目にする。とはいえ、50年前のクルマのアニバーサリーをこれだけ盛大に祝うスポーツカーブランドもそうそうないのではないか。

Text by Kenzo Maya
Photo by (C) Automobili Lamborghini S.p.A.
Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

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