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第24回 | 男の嗜み見聞録

1つは持つべし! ブルックス ブラザーズの上質な定番

ブルックス ブラザーズといえば、1818年から続くアメリカの超老舗ブランドだ。時代のトレンドを柔軟に取り入れながらも、“らしさ”を失わずに定番アイテムをリリースし続ける姿勢から、世界中に多くのファンを持つ。“レジェンド級”の定番ブランドを数多くラインナップするなかでも、とびきりのアイテムたちをスタイリストの中島貴大(写真左)がレコメンドする。

100年以上の伝統を誇る超定番シャツがリニューアル

1896年に創業者の孫、ジョン・E・ブルックスがイギリスのポロ競技用のシャツを見て、米国で作ったボタンダウンシャツの元祖だ。アイコン的商品としてお馴染みだが、「今シーズン、ビッグマイナーチェンジをしたんです。一般的なリージェントフィットとスリムなミラノフィットの2つをご用意いたしました」とメンズ統括の今駒雄一さん(メイン写真右)。

さらに「胸ポケットを廃し、貝ボタンを採用、また裾にマチを付け、前身頃と後ろ身頃で長さを統一するなどの変更を加えています」という。とはいえ奇をてらったわけではなく、古いアーカイブになぞらえたマイナーチェンジだとか。最新のフィッティングながら、原点回帰をしたといえそうだ。(ともに2万520円)

アメリカの“意地”で織られた こだわりのストライプタイ

「ナンバーワンストライプタイ」と呼ばれる、メイドインUSAのオリジナル柄のタイ。

「特徴は右下がりのストライプです。ヨーロッパでは左下がりが一般的だったのに対し、アメリカらしいオリジナリティを追求したことが始まりです。アメリカの他ブランドもこれに追従した経緯があるんですよ」と今駒さん「レップ(うね織り)タイ」とも呼ばれ、ディンプルの美しさが際立つ。無地や色違いのモデルもあるなかで、このゴールドとバーガンディのカラーが元祖だとか(1万2960円)。

ブランドの理念を注ぎ込んだ“ユニフォーム”的ブレザー

「ブレザーをお探しのお客様にまずお勧めしているのが、コチラです」と今駒さんが教えてくれたのが、ブルックス ブラザーズの超定番であるマディソンのサックモデルのネイビーブレザー(7万4520円)。

「諸説あるのですが、もともと3つボタンが基本だったアイビーリーガーが、2ボタンに憧れ、3つボタンを2つ風にする段返り3つボタンで仕立てたことが始まりともいわれています。搾りがないサック(麻袋)のデザインを採用しているものの、着丈が長すぎないので野暮ったくないですよ」(今駒さん)

“基本”に忠実に、ノータックのスラックスを合わせたい一着だ。

オックスフォード好きにオススメしたい隠れた人気商品

「実は定番で作っていて、隠れた人気アイテムなんです」と今駒さんが語るのが、なんとパジャマ(上下セット1万4040円)! オックスフォード好きが気に入ることが多いのだとか。

「オックスフォードの素材のほかにブロード素材もあります。この手のパジャマはハイブランドだと高いんですよね。でも弊社のパジャマはシンプルデザインでコストパフォーマンスも優れていて、知る人ぞ知るアイテム。リンクルフリーのため、手入れの簡単さも魅力のひとつです」

アメリカンサイズなので、Mサイズを選んでも通常のLサイズより大きいことだけ注意が必要だ。

「ブルックス ブラザーズは適正価格で販売することを理念のひとつとして掲げているため、定番に関してはコストパフォーマンスが高いんです」と今駒さんがいうように、名の知れ渡ったブランドにしては確かに買い求めやすい。定番たるゆえんは、ぜひ袖を通して確かめてほしい。

Text & Item select by Takahiro Nakajima

Photographs by Norihito Suzuki

Editorial by Masayuki Kisyu

店舗情報
「ブルックス ブラザーズ青山本店」
メンズやレディース、キッズに加えてオーダーまで受ける、日本最大級の店舗。ベーシックから最新アイテムまで、アメリカントラディショナルの基本が全て揃う。
住所:東京都港区北青山3-5-6
電話:03-3404-4295
プロフィール
中島貴大
1973年、秋田県生まれ。クリエイティブディレクター、アクタガワタカトシ氏に師事後独立。ファッション誌を中心に広告やwebなどで活躍中。ファッションの他、アウトドアからインテリアのスタイリングまで幅広く手掛けている。

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