メディア個別 注目の書籍レビュー『FACTFULNESS』 | editeur エディトゥール

editeur

検索
FACTFULNESS
著者
関美和(訳), ハンス・ロスリング, オーラ・ロスリング, アンナ・ロスリング・ロンランド, 上杉周作(訳)
出版社
日経BP社
定価
1944円
出版日
2019-01-15
評価(5点 満点中)
総 合
4.7
明瞭性
5
革新性
4.5
応用性
4.5
第28回 | 本の要約サイト『flier』 powered by éditeur

注目の書籍レビュー『FACTFULNESS』

人気のビジネス書、話題の書籍に書かれていることとは? 本の要約サイト『flier』から、注目の1冊のレビューをお届けします。

もし「世界はどんどん悪くなっている」と感じているとしたら、それは事実に反している。それどころか世界は確実に、どんどん良くなっている。
ファクトフルネス(FACTFULNESS)とは、「データを基に世界を正しく見る習慣」を意味する。多くの人は、「自分が知っている世界は、事実とそうかけ離れたものではない」と信じこんでいるだろう。それでは本書に用意された、人口、貧困、教育などについての13の質問に答えてみて欲しい。国際的に活躍しているエリートさえ、ほとんど正解にたどり着くことができなかった質問である。
どうして世界についての間違った認識が蔓延しているのだろうか。もちろんセンセーショナルなジャーナリズムや、脅しをかける活動家の責任もある。しかしその根本には、私たちの本能に根ざした思い込みがある。本書ではデータに基づいた真実の世界の姿を私たちに示し、そうした思い込みを克服する習慣、すなわちファクトフルネスを身につけるよう提唱している。
事実に基づいて世界を見ることのメリットは、なんといってもそれが役に立つからだ。世界が少しずつでも良くなっていることがわかれば、極端な意見に惑わされることもなくなり、世界を確実に変えている小さな進歩が見えてくる。そしてそれを後押ししようという勇気も湧いてくるはずだ。

(文・『しいたに』/本の要約サイト『flier』)

この本の著者

ハンス・ロスリング (Hans Rosling)

ハンス・ロスリングは、医師、グローバルヘルスの教授、そして教育者としても著名である。世界保健機構やユニセフのアドバイザーを務め、スウェーデンで国境なき医師団を立ち上げたほか、ギャップマインダー財団を設立した。ハンスのTEDトークは延べ3500万回以上も再生されており、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力の大きな100人に選ばれた。2017年に他界したが、人生最後の年は本書の執筆に捧げた。

flier_banner00
Copyright © 2018 flier Inc. All rights reserved.
ピックアップ

editeur

検索