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第36回 | ITが働き方を変える?最新ビジネスハック事情

買い切り版とは何が違う? 『Office 365』を選ぶべき理由

自社製品である『Office 2019』よりも優れていることをアピールする異例の比較広告を海外で展開し、さらに注目を集める『Office 365』。しかし日本のユーザーの中には、購入方法以外に『Office 2019』と『Office 365』に違いがあることを理解していない人も、意外と多いようだ。そこで今回は、『Office 2019』と比較してビジネス用途でのメリットが多い『Office 365』の特徴を紹介しよう。

『Office 2019』に比べ使えるアプリの数が多い『Office 365』

マイクロソフトが開発・販売するオフィススイート「Office」シリーズ。冒頭でも触れたように、現在はパッケージ(買い切りの永続ライセンス)版の『Office 2019』と、サブスクリプション(課金制)版の『Office 365』の2種類にわかれている。

購入方法の違いを除いた場合、最初に挙げられる『Office 365』と『Office 2019』の違いは、含まれているアプリケーションの数だ。『Office 2019』の場合、ビジネスシーン向けの位置付けとなっている「Home & Business」に含まれるアプリケーションは「ワード」、「エクセル」、「パワーポイント」、「アウトルック」の4種類。

対して『Office 365』は、「ワード」、「エクセル」、「パワーポイント」、「アウトルック」に加え、「アクセス」、「パブリッシャー」(共にWindowsのみ対応)というように、Officeファミリーのアプリケーションがすべて含まれている。「アクセス」や「パブリッシャー」のユーザーなら、この時点で『Office 365』を選んだほうが得、とも考えられる。

アップデートが頻繁なため『Office 2019』より高機能になる場合も

「ワード」、「エクセル」、「パワーポイント」のユーザーにとっても『Office 365』には大きなメリットがある。パッケージ版の『Office 2019』に比べ機能やセキュリティ対策のアップデートが速いため、常に最新版のアプリケーションを安全に利用できるのだ。

このほか『Office 365』の個人向け製品である『Solo』の場合は、オンラインストレージ「ワンドライブ」の容量が1TBになるほか、1カ月あたり最大60分「スカイプ」の無料通話が可能になるといった特典も用意されている。

Mac OS、Android、iOSなど複数のOSに対応しているほか、インストールできる端末の数も『Office 2019』に比べ多いなど、様々な面で『Office 365』にはメリットが多い。日本の場合、PCにプレインストールされているケースが多いため、特に個人のユーザーは『Office 365』の存在に注目しづらい状況になっているが、PCの買い替えやアプリケーションのアップデートを考えているなら、検討する価値は十分にあるだろう。

『Office 365』ならビジネス向けのサービスも充実。働き方改革のサポートにも

さらに、複数ライセンスでの購入が基本となる企業におけるOfficeの導入では、『Office 365』の法人向け製品『Business』を選んだほうが、現状では圧倒的に有利といえる。

個人向けの『Solo』と同様、すべてのOfficeアプリケーションが利用できることに加え、セキュリティ対策も含め常に最新の状態に保たれるほか、1アカウントで300ユーザーまで管理できるなど、保守を含めた運用面におけるメリットが大きいことが、『Business』のいちばんの魅力だ。

また、利用できるオンラインストレージも『Business』ではバックアップや復元機能などが装備されたビジネス版の「ワンドライブ(OneDrive for Business)」になるため、より安全にデータを守ることができるようになる。端末の種類を問わず、同じファイルを複数のユーザーで同時編集できるので、共同作業の効率化も図れる。

このほか、上位版となる『Business Premium』を契約すれば、法人メールの利用や最大250人のビデオ会議ができるオンラインミーティングも利用可能になるなど、ビジネスに必要な機能も充実。さらに企業の規模やニーズにあわせ『ProPlus』や『Enterprise』へのアップグレードも容易だ。

このように、企業の規模や導入の目的に応じてタイプを選ぶことができるようになっているビジネス版の『Office 365』。Windows7のサポート期限が迫っていることをきっかけに、PC環境の刷新を検討中の企業はもちろん、働き方改革を進めている企業にとっても、注目すべき存在といえる。試用もできるので、まずはその魅力を実際に確認してみるとよいだろう。

Text by Toshiro Ishii

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