肉食男が注目すべき、極上の赤身肉を恵比寿で堪能
- 舌の肥えた肉好きへ 間違いのない名店 -

肉食男が注目すべき、極上の赤身肉を恵比寿で堪能

働き盛りの肉食系40男なら、サシが入った霜降り黒毛和牛が最高だとされた時代から、ヘルシーでうまみが強く、噛みごたえのある赤身肉に注目が移ってきたことなど、すでに常識かもしれない。そんな事情通をも唸らせる、最高峰の赤身肉が味わえる店が、恵比寿の名店、QUNIOMI(クニオミ)だ。近年注目を集めている希少な″あか牛“を求め、赤身肉ファンから肉食女子までが通い詰める同店のこだわりと、人気メニューをご紹介しよう。

サシはもういらない!? いま注目すべき和牛″あか牛“

「パワーのある肉を求めていた」というQUNIOMIが、ジャージー牛から短角牛など様々な和牛にトライする中でたどり着いたのが、熊本県の自然が豊かな阿蘇でのびのびと育てられた赤毛和牛、通称・あか牛だ。

飼料はサシを入れるために与える濃厚飼料ではなく、牛の好物である牧草に、きな粉や稲わらをブレンドした天然飼料。健康的に育てられているからこそ、適度な筋肉があり、余分な脂肪も少ない上質な赤身肉が仕上がる。

高知県や北海道でも生産しており、飼育している生産者によっても味はまったく違うという、このあか牛。中でもQUNIOMIが太鼓判を押すのは、赤身が強く、味わいが濃い熊本県産だ。
このあか牛、黒毛和牛180万頭に対して、2万4500頭と生産頭数は限りなく少ない希少価値の高い和牛。そのため都内で食べたくても入荷している店はごくわずかとのこと。しかし、QUNIOMIは赤身肉ブーム以前にこのあか牛にほれ込んだシェフが、「このおいしさをもっと多くの人に知ってほしい」と生産者に頼み込んだことから、現在でも良質な赤身肉を安定して入荷しているのだという。

絶妙な火入れ、噛むほどに迸るうまみ溢れる肉汁

QUNIOMIのディナーコースは、前菜2品、メイン(肉または魚料理から1品選択)、1品、デザートの計5品がつく「テルヌ」(5980円)と、メインの魚料理と肉料理の2品に合わせて計6品がつく「レゼジー」(7800円)から選べる。ここで迷わず選択してほしいメインは、「熊本県産あか毛和牛のステーキ」(100g+980円、150g+1400円)だ。40種も揃うワインからシェフのおすすめを聞き、旬の野菜や魚介類を楽しめる前菜とともにグラスを傾けながら焼き上がりを待つのも、また至福の時間だろう。
いよいよメインディッシュが運ばれてくると、まずその赤身の美しさに感嘆の声が上がるはず。極めてシンプルな盛り付けがまた、肉の存在感を引き立てる。うまみを最大限に引き出す絶妙な火入れはフレンチならではのテクニック。ミディアムで焼き上げた、赤みをおびた肉の表面の美しさでその実力は分かるだろう。一口ほおばると、ステーキのイメージとはほど遠く、しっとりとジューシー。和牛ならではの柔らかさと、噛むほどにあふれるうまみのある肉汁。この味わいは必ず記憶に残るはずだ。

接待にも使える、本物志向を裏切らない名店

恵比寿にオープンして4年。店内は、落ち着いたブルーを基調にした南仏の地中海を思わせる、カジュアルなビストロの雰囲気。隠れ家的なこのレストランは、気取らず会食を楽しみたいというビジネスパートナーのおもてなしにもおすすめしたい。本場フランスで修業を重ねた小林氏の本格的な料理の数々は外資系企業にも好評なのだとか。

土日祝日限定のランチコース、ネオ・ビストロ(全5品/3400円)、クニオミ(全6品/4300円)でも「熊本県産 あか毛和牛のステーキ 沖縄県産 黒砂糖とバルサミコソース」(100g +1800円、150g +2600円)が楽しめる。暖かくなったら、肉食を謳う女性をテラス席でのランチデートに誘ってみても喜ばれるかもしれない。

Text by Hiromi Onda(Listen)