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第9回 | ITが働き方を変える?最新ビジネスハック事情

アプリ以外にもあった!タクシーが捕まりやすくなっている理由

多忙なビジネスパーソンの移動手段のひとつとして欠かすことのできないタクシー。普段からよく使っているという人も多いと思うが、近年タクシーがより使いやすくなったと感じてはいないだろうか? 進化しているタクシー事情を探った。

迎車無料、相乗りetc.

駅前やホテルなどのタクシー乗り場から乗車するか、街中を走行中のタクシーを捕まえて乗車、またはタクシー業者に連絡して呼ぶのが従来のタクシーの利用方法だった。しかし近年、タクシー配車アプリが充実しており、利用方法が変わってきている。

スマートフォンにタクシー配車アプリをインストールし、地図上で乗車位置を指定するだけでタクシーが迎えにきてくれ、乗車料金もアプリで決済できるのがメリットだ。

ほかにも、使いやすさや口コミはさておき、タクシーの相乗りを希望している人同士をマッチングさせるアプリや、自分の近くを走行中のタクシーを迎車料金無料で呼び寄せるアプリなど、様々なアイデアのタクシー配車アプリが増えている。しかしこれらはアプリの話。今回注目したいのは…。

AIがタクシー需要を予測する時代に

一般にも浸透し始めているタクシー配車アプリは、前述の通り乗客がアプリを立ち上げてタクシーを呼ぶというのが基本的な仕組み。しかしタクシー業界では、タクシー乗務員が乗客を見つけやすくするシステムが導入され始めている。

NTTドコモが提供する「AIタクシー」というサービスは、人工知能であるAIを使用して未来のタクシー需要を予測し、タクシー乗務員に情報を配信するサービスで、効率的なタクシー運行を実現するもの。

具体的に説明すると、NTTドコモが保有する人の流れがリアルタイムにわかる携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成されるモバイル空間統計®のリアルタイム版「人口統計データ」と、タクシー事業者が保有するタクシーの「運行データ」のほか、「気象データ」や「施設データ」などから、AIが現在から30分後までのタクシー需要を導き出すという仕組みだ。

「AIタクシー」を導入しているタクシー車両の画面には、「乗客獲得確率の高いエリア」や「乗客獲得確率の高い進行方向」「普段よりも人口が多いエリア」などが表示され、それをもとにタクシーを運行することで乗客を見つけやすくする。

たとえば、公共交通機関のトラブルによって“駅周辺に普段よりも人口が増えている”という情報を「AIタクシー」がタクシー車両に配信することで、タクシー乗務員はすぐに向かうことができ、結果として乗客の待ち時間の短縮につながる。

ほかにも、金曜深夜の繁華街で仕事の飲み会が終わり、タクシーを捕まえようとしてもなかなか捕まらないといった、ビジネスパーソンにとってはよくある悩みも解消される可能性も秘めているだろう。

タクシー事業者はもちろん乗客にとってもメリットの大きい「AIタクシー」の導入がどこまで進むのか、今後も目が離せない。

Text by Yoshiharu Nako (KOUMUTEN)

AIタクシーとは?
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