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第20回 | 40男注目!アンチエイジングできる○○

若返りの妙薬は、普段の食事の中にあり!?「抗酸化作用」の高い食事で若返る

老化によって体が思うように動かなくなることを「体が錆びつく」と表現することがある。この表現は決して比喩ではなく、実際に体に起きている現象なのだ。そして、この体の錆びつきに対抗してくれる力こそが「抗酸化作用」。今回は、管理栄養士の圓尾和紀さんにアンチエイジングの力「抗酸化作用」の高い食事についてアドバイスしていただいた。
今回のアドバイザー
圓尾和紀(まるお かずき)
管理栄養士
“伝統食の良いところを現代に取り入れる”をコンセプトに活動するフリーランスの管理栄養士。ファスティングによる「食べない健康法」も伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

酸素で体が老ける!? “体のサビ”が老化を招く

人間は酸素が無ければ生きていけない。しかし、その酸素が老化現象の一因となっていることをご存知だろうか?

圓尾さん「古い鉄釘が錆びたり、切ったりんごを放置すると茶色く変色したりしますよね。これが酸化です。そして、私たちの体の中でも、同じように酸化がおきているのです。

生きていく上で欠かすことのできない酸素ですが、酸素の一部は体内で活性酸素という物質に姿を変えて細胞を傷つけます。その結果、ガンや動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病、肌のシワ・しみ・くすみなどの老化を促進させてしまうのです。

実は、活性酸素はある一定量までは良い働きをしてくれるもの。しかし、現代人は活性酸素を過剰に作りすぎる環境にあるため、健康を保つためには意識的に活性酸素の影響を排除する生活を心がけることが重要なのです」

細胞の酸化を食い止めるために抗酸化作用の高い食事を摂ろう

老化の原因となる活性酸素。それに歯止めをかけてくれるのが、抗酸化作用だ。

圓尾さん「細胞を傷つける活性酸素を無毒化する働きのことを、抗酸化作用と呼びます。体内で発生した活性酸素は、通常は体の中の酵素でも分解がされるもの。しかし、活性酸素の量が多くなると体内の酵素だけでは処理しきれなくなってしまいます。

そんなとき、抗酸化作用のある成分をとることで、抗酸化作用を持つ成分が細胞の代わりに自ら酸化されて身代わりとなり、細胞が酸化されるのを防いでくれるのです」

サビつきがちなミドルエイジを救うのは、植物のパワー

抗酸化作用の高い食品は実にさまざま。代表的な栄養素にはどんなものがあるのか?

圓尾さん「抗酸化作用のある成分は野菜や果物に多く含まれます。その種類は実にさまざまですが、主な食品と合わせてご紹介します。

●ブルーベリーや赤ワインに含まれるアントシアニン
●緑茶に含まれるカテキン
●納豆や豆腐など大豆製品に含まれるサポニン
●そばに含まれるルチン
●ブロッコリーに含まれるスルフォラファン
●かぼちゃやピーマンに含まれるビタミンA、C、E
●野菜や果物などの植物性食品の色や香りを作っている成分、ファイトケミカルス

その他、身近なところではお米にも抗酸化物質が含まれています。特に、お米から作られる「こめ油」は、高い抗酸化作用を示す成分が豊富に含まれていることで注目を集めているんですよ。

肉や魚などの動物性の食品にはこれらの成分がほとんど含まれないので、野菜、果物を意識してとるようにしましょう。調理法に関しては加熱により減るものもあれば、逆に効果の上がるものもあります。そのため、特にこだわらず生のものも加熱したものもまんべんなくとると良いですね」

ストレス、電磁波、放射能、食品添加物や残留農薬の摂取など、現代人を取り巻く環境は人類史上もっとも活性酸素を生み出しやすい状況にあるとも言われている。そんな時代を生き抜くためにも、抗酸化作用を持つ食べ物をしっかりと摂って、自然のパワーで健康な体づくりをしていこう。

最後にアドバイザーからひと言

圓尾さん「錆びない体は食事から。いろんな種類の野菜・果物を食べるようにして、活性酸素と戦いましょう」

Text by Takumi Arisugawa

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