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第6回 | モテるためのAGA。薄毛と付き合う方法

AGAと相性の悪い髪型──パーマやカラーがNGな理由

薄毛が気になりだしたら、これまでのヘアスタイルを思い切って見直すのもAGA(男性型脱毛症)対策のひとつだ。しかし、髪の色を明るくして薄毛の印象を和らげたり、髪にボリュームをもたせたりするパーマは、かえって頭皮に大きなダメージを与える可能性が高いという。AGAと相性が悪い髪型について、ヘッドスパ理容師の辻敦哉さんに聞いた。
今回のアドバイザー
辻敦哉
「カラダの内側から髪を元気にするラボ」所長
2011年にヘッドスパ専門店「PULA(プーラ)」オープン。現在「カラダの内側から髪を元気にするラボ」を設立し、発毛のための研究と技術提供に尽力している。5万部突破のベストセラー『世界一簡単な髪が増える方法』(アスコム)に続き、新刊『育毛のプロが教える髪が増える髪が太くなるすごい方法』(アスコム)が好評発売中。

パーマやカラーの落とし穴。薬剤に含まれる「化学合成物質」がAGAを進行させる

AGA男性には、地肌を目立たせなくするために明るい色に染めたり、ボリュームを出すためにパーマをかけたりと、「薄毛隠し」のヘアスタイルに変える人も少なくない。しかし、それらの髪型は、じつはAGAに向いているとは言いがたいという。

「定期的に髪にカラーやパーマをかけ続けると、髪が傷むうえに頭皮にもダメージを与えてしまう。AGA男性にはおすすめしにくいヘアスタイルです。特に、強い化学合成物質を配合した薬剤を使うサロンの施術は、髪や頭皮に大きなダメージを与える可能性があります。ダメージを抑えた薬剤が登場している現代でも、信じられないほど古いタイプのパーマ剤を使っている美容院も少なくないので、注意が必要です」(辻さん、以下同)

一般的には知られていないが、じつは美容院や理容室が導入しているカラー剤やパーマ剤を入れ替えるには、大きな手間がかかる。そこがAGAにはリスクになるという。

「サロンがパーマ剤を変えるには、パーマのカール具合や色味、仕上がりなどが変化するため、サロン側は再度、薬剤による効果を検証し直す必要があるのです。しかし、美容師は日々の業務に追われているため、そうした新たな薬剤の調整や検証にまで手が回らないのが現状です」

それでもカラーやパーマをかけたいなら「最新」「自然派」の薬剤をチョイス

しかし、それでもカラーやパーマで薄毛の印象を和らげたいのがAGA男性の心情。辻さんによると、薬剤の種類によっては頭皮への強いダメージを抑えることができるそうだ。

「40~50代の男性なら白髪染めにも関心があるでしょうし、絶対にNGというわけではありません。その場合は、カラーダメージを防ぐために天然素材のみを使用した『ヘナカラー』という白髪染めをおすすめしています。ヘナカラー単体で染めると、オレンジの色味が強く出てしまいますが、そこにインディゴカラーなどの暗い色を足すことで、白髪染めでもコーヒー程度の濃い色に染めることができるのです。また、ヘナカラーを使った白髪染めは、髪のトリートメントにもなり、美髪効果が期待できるというメリットもありますね」

また、どうしても化学合成物質カラー施術を受ける際、頭皮に薬剤がつかないように「マニキュア塗り」をお願いすると美容師も配慮してくれるそうなので、その点は事前に伝えておきたい。さらに、辻さんは「パーマやカラーをするときにもっとも重要なのはサロン選び」とアドバイスする。

「最近は、頭皮や髪へのダメージを軽減してくれるパーマ剤も増えてきています。できるだけ最新の製品を導入している美容院を選ぶようにすると、ダメージも抑えられるでしょう。美容院や理髪店のホームページで店舗情報を確認すると、使用している水、天然の薬剤にこだわっているかどうかなどをチェックすることができます。また、カットなど薬剤を使わない別メニューで店舗を訪れ、使用している薬剤について直接聞いてみてもいいかもしれません」

AGA男性はロン毛もNG。髪が絡まって抜けやすくなってしまう可能性大…

パーマやカラーのほかに、AGA男性がしてはいけないヘアスタイルはあるのだろうか。

「AGAを気にしているなら『ロン毛』もNGです。髪が長いと、毛が絡まりやすく、本来抜けるタイミングではない健康毛が、それによって抜けてしまいます。長い髪をクシでとかす、髪を縛るなどの行為はもちろんのこと、洗髪だけでも毛髪が抜けやすくなります。頭皮への負担を考えれば、短髪がベターです」

髪の毛がなくなる前にロン毛を楽しみたいという心情かもしれないが、AGA対策上は髪を伸ばすのはやめたほうがよさそうだ。AGAに悩む男性にとっては、やはり「黒髪短髪」が大切な髪を維持するための最適解なのかもしれない。

最後にアドバイザーからひと言

「もちろん、AGAだからといってヘアスタイルを自由に変えられないわけではありません。信頼できるサロンで、上手にカラーやパーマを取り入れて髪の変化を楽しんでください」

Text by Akeno Kataoka(Seidansha)
Edit by Miki Ohnuki(Seidansha)

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