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第39回 | エディトゥールPRIME

業種別上位は金融や医療系。2018年版平均年収ランキング

市場には常に需要と供給が存在し、それによりその時々の価格が決定する。これを相場という。人材市場も同じだ。そこでは一人ひとりのビジネスパーソンが金やガソリンと同じ商品であり、その年収相場は市場によって決定される。市場価値をはかる指標には、能力や出身大学、年齢などさまざまなものがあるが、自分の価値を知るうえでひとつの参考になりそうなのが職種別・業種別の平均年収だ。転職サービスの「doda」が毎年発表している「正社員の平均年収ランキング」2018年版を紹介しよう。

職種別年収ランキングのトップ3は「弁護士」「投資銀行」「ファンドマネージャー」

平均年収ランキングは、2017年9月から2018年8月までの1年間にdodaエージェントサービスに登録した約36万人のデータを元に作成された。対象は正社員として働くビジネスパーソンのみ。年齢層は20代から定年退職する65歳までの全世代だ。

まず職種別の平均年収ランキングを見てみよう(全166職種、doda調べ)。

1位 弁護士/829万円
2位 投資銀行業務/825万円
3位 運用(ファンドマネージャー、ディーラー)/803万円
4位 MR(営業系)/709万円
5位 業務改革コンサルタント(BPR)/681万円
6位 アナリスト/680万円
7位 戦略・経営コンサルタント/666万円
8位 プロジェクトマネージャー/659万円
9位 内部監査/658万円
10位 会計専門職・会計士/649万円

業種別年収ランキング1位はダントツで「投信・投資顧問」。昨年から98万円アップ

目立つのは「専門職」や「金融系専門職」だ。このふたつでトップ10のうち7つを占めている。また、「プロジェクトマネージャー」(8位、659万円)、「プリセールス」(12位、628万円)、「ITコンサルタント」(13位、604万円)も上位にランクイン。これらの職種は技術系だが、同時にコミュニケーション能力が求められるという特徴をもつ。

業種別ではどのような傾向が見られたのか。続いて業種別の平均年収ランキングを見ていこう(全96業種、doda調べ)。

1位 投信・投資顧問/839万円
2位 医薬品メーカー/611万円
3位 たばこ/584万円
4位 診断薬・臨床検査機器・臨床検査試薬メーカー/570万円
5位 財務・会計アドバイザリー(FAS)/561万円
6位 信託銀行/561万円
7位 医療機器メーカー/554万円
8位 トイレタリー/552万円
9位 家電・モバイル・ネットワーク機器・プリンタメーカー/539万円
10位 総合電機メーカー/536万円

職種なら「専門職」「金融系専門職」、業種は「金融」「医療」「メーカー」の年収が高い

年収の高さが際立っていたのは1位の「投信・投資顧問」だ。昨年の調査からじつに98万円も大幅アップしており、しかも年収1000万円以上の割合がもっとも高い。

また、「医療系」と「メーカー系」の年収の高さも目を引く。特に「メーカー系」では、「香料メーカー」が昨年の36位から25位へ、「紙・パルプメーカー」が昨年56位から48位へとそれぞれランクアップ。いずれも約20万円の年収アップとなっている。

平均年収の傾向をまとめると、職種別では「専門職」「と金融系専門職」、さらにITや通信の「技術系」、業種別では「金融系」「医療系」「メーカー系」の年収相場が高いことがわかる。ちなみに、2018年の全体の平均年収は414万円だった。

Text by Kiyoshi Nanamori
Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

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