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第4回 | モテるためのAGA。薄毛と付き合う方法

AGAのメンタルケア──薄毛のストレスを軽減する方法は

AGA(男性型脱毛症)の治療中は、発毛効果を感じるばかりでなく「今日も髪が抜けた」「治療薬の効果がいまひとつ」など一喜一憂の毎日がつづく。しかし、そうした気分の浮き沈みが精神的な負担になっている場合は注意が必要だ。ストレスは髪の成長を妨げ、AGAをより進行させてしまう可能性がある。ストレスとAGAの関係について脇坂クリニック大阪の脇坂長興先生に聞いた。
今回のアドバイザー
脇坂長興
脇坂クリニック大阪院長
医学博士、形成外科専門医。聖マリアンナ医科大学医学部卒業。形成外科医の観点から患者と丁寧に向き合い、それぞれに合った治療法を提案する。著書に『悩むな諸君、行動しよう。』(扶桑社)がある。

AGA治療を受けている人は、抜け毛の増減といった小さな変化にも敏感になりがち

ストレスが薄毛や抜け毛の原因になるという話は、誰もが一度は耳にしたことがあるだろう。はたしてストレスは髪にどのくらいのダメージを与えるのだろうか。

「人の体や脳は、強いストレスを感じると極度の緊張状態に陥ります。すると、自律神経やホルモン分泌のバランスが乱れて全身の血流が悪くなり、頭皮や毛根に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなってしまうのです。毛根が栄養不足になれば当然、発毛が阻害されて薄毛や抜け毛が進行する。ストレスが影響して抜けた毛は、毛根の成長障害により、毛の根元が細く、毛球と呼ばれる根元の膨らみが小さいという特徴をもっています」(脇坂先生、以下同)

つまり、抜けた髪の毛根を確認すれば、ストレスによる抜け毛か否かを判断できるというわけだ。脇坂先生は「AGA患者の多くはもともとストレスを感じやすいタイプ」と指摘する。

「AGAの治療を受けている人は、抜け毛の増減といった小さな変化に敏感なケースが多い。その敏感さは職場や家庭などでも発揮され、いろいろなことによく気がつくために些細なことでもショックを受け、ストレスを感じやすい傾向があるのです。そうなると、毛髪以外の日常のストレスによってもAGAが進行する可能性が高くなるでしょう」

精神的な不安を軽減するには「治療のゴールを設定」することと「睡眠」がポイント

とはいえ、自身のAGAと向き合うのはそう簡単ではなく、精神的な不安を軽減させることはなかなか難しい。脇坂先生はその解決策として「治療のゴールを設定すること」を提案する。

「終わりの見えな治療では余計にストレスを感じてしまいます。『どこまで髪が増えたら治療を終えるか』という最終目標を決めると楽な気持ちで向き合えるでしょう。ただし、現実的な目標を立てるのがポイント。たとえば、治療中のミドル男性が『20代の頃のように毛量を増やしたい』という目標を掲げても、年齢のハードルによって達成できない可能性があります。現状の髪の毛を来年も維持するなど、無理のない目標を立てましょう」

AGAと向き合うには「自分の目指せる範囲で得られる成果を大切にしていく」ことがキモとなるようだ。そのほか、生活習慣の改善も忘れてはならないという。

「なかでも、特に重要となるのが睡眠。十分な睡眠をとることがストレスの軽減につながるからです。さらに、睡眠時には毛髪の成長を促すホルモンが多く分泌されるので、睡眠不足の解消はAGA治療にとっても重要なファクターになります」

そもそもAGAに向き合うこと自体がストレスとなるのだから、AGA患者は「意識的にリフレッシュする時間を取ってほしい」と脇坂先生はアドバイスする。

「仕事や人間関係など、ストレスの原因は日常にあふれています。1日24時間のうち1時間でもいいので、リラックスできる時間をもうけたり、没頭できる趣味を持ったりすることでも、ストレス解消につながりますよ」

過度に気分が沈んで「うつ状態」になってしまう人も。悩まず気軽に専門医に相談を

しかし、ストレスがかかっているとわかっていても、それを自分の力で取り除くのは容易なことではない。そんなときは思いきって専門医に相談してみると良いそうだ。

「AGAでうつ病を発症することはありませんが、過度に気分が沈んで『うつ状態』になってしまう人はいます。ストレスを感じやすいところにAGA治療という長い戦いが続けば、息切れするのはめずらしいことではありません。AGAの専門クリニックには、治療に訪れる人の性格を考慮してメンタルケアをしてくれる機関もあるので、ひとりで悩まず気軽に相談してください」

長い戦いだからこそ、根気強くストレスを解消していくことが大切になのかもしれない。

最後にアドバイザーからひと言

「治療という一歩を踏み出しているということは、AGAから逃げずに立ち向かっている証拠です。焦らず着実に治療のゴールを目指しましょう」

Text by Chie Yamanaka(Seidansha)
Edit by Miki Ohnuki(Seidansha)

取材協力
AGA治療専門 脇坂クリニック大阪
予防医学のアンファー

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