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第8回 | 20代彼女との「結婚ハードル」突破法【実践編】

年の差挙式の最適解。演出や招待客選びはどうすればいい?

恋愛関係にあるカップルのクライマックスのひとつが結婚式だ。しかし、年の差婚では式自体がリスクになりかねない。結婚式ほどジェネレーションギャップが露わになる場もないからだ。招待客選びや生い立ちムービーなどの演出まで、若い彼女と結婚するミドルエイジ男性に最適の結婚式を恋愛カウンセラーの野田亜希子さんに聞いた。
今回のアドバイザー
野田亜希子
恋愛カウンセラー
恋愛と結婚を専門にカウンセラーとして全国で活躍。年間300件以上の個人カウンセリングと50件以上の講座を行っている。メディア出演、コンサルタント実績も多数。

年上男性は小規模を希望。年下彼女は大人数を呼びたい。最初の課題は招待客選び

年の離れた彼女との結婚はうれしいが、結婚式を挙げるとなると招待客の視線が気になるところだ。まずは実例から「年の差挙式」の招待客選びの課題を見てみよう。

「年の差カップルが結婚式を挙げる際、男女によって呼びたい招待客の人数にギャップがあるケースが多いようです。年上の男性側には『あまり大人数を招待せず、小規模な挙式にしたい』という意見が多いのですが、年下彼女は『思い当たる友人を全員呼びたい!』という思いが強く、招待客の数に大きな差が出てしまうのです」(野田さん、以下同)

同世代のカップルでも結婚式では女性側の気持ちを尊重するもの。年の差婚ならなおさらだ。そこでふたりで話し合い、招待客数をすり合わせるのが最初の課題となるという。

「招待客の数が決まっても、次は結婚式の演出という課題があります。じつは、年の差婚の披露宴ではあえて生い立ちムービーを流さないこともよくあります。仮に男女の年齢差が20歳なら、新郎の幼少期の写真はモノクロなのに、新婦はカラー写真などということになりかねません。本人たちも年齢差を感じさせる演出は避けたいところでしょう」

そうした生い立ちムービーを見て気まずい思いをするのは招待客も同じなのである。

生い立ちムービーは「生い立ち」を省いて「ふたりの出会い」からにするのがベター

では、年の差を感じさせないバランスのとれた結婚式にするにはどうすればいのか。

「まず本人たちがどのような式を挙げたいのか、しっかり話し合うことが大切です。彼女の意見ばかりを優先し、若いノリ一辺倒の演出をすると、新郎の招待客は居心地の悪さを感じます。また、両親や親族の年の差に配慮することも忘れないようにしましょう」

新郎新婦に年の差があるなら当然、双方の親族にも年齢差がある。たとえば、新婦の親が50代で、新郎の親は70代という場合、チャペルで誓いの儀式を終えて宴会場に移動するといった忙しい演出は70代両親の負担になる。会場の移動にも配慮が必要だという。

「これまで私が見てきた年の差婚の披露宴で、もっとも招待客の評判が良かったのは料亭で行われたものです。料亭ならではの落ち着いた雰囲気に包まれ、華やかさとめずらしさを兼ね備えた素晴らしい演出でした。20代も高齢者も双方満足していましたよ」

野田さんは、懸念のムービーにも「年齢差に合わせたコツや工夫がある」と指摘する。

「前述したように、ムービー自体を流さない選択もあります。しかし、彼女がムービーを流したいと強く希望することもあるでしょう。その場合は、生い立ちからではなく、ふたりの出会いのシーンから作るのがベターです。式のBGMについては、本人たちによほどのこだわりがない限り、ホテル側が提案してくれるので、そこまで心配する必要はありません。ただし、流行に乗りすぎた尖った曲ではなく、定番の曲をおすすめします」

年の差婚に反対していたお互いの親が式の準備に口出ししてきた。さあどうする?

結婚式の準備段階では「お互いの両親への配慮も忘れないでください」と野田さん。

「年の差挙式を迎えるにあたっては、とりわけ彼女側のご両親に葛藤があったと思われます。とはいえ、子どもの幸せを望まない親はいないので、いざ結婚が決まれば挙式の成功を願うあまり、式の段取りや演出に口を出してくることもあります。その際は、感謝の気持ちを忘れず、ご両親の意見も聞きながら進めていきましょう」

なかでも式を成功させるためにもっとも重要なのは「心の持ちよう」と野田さんはいう。

「男性側も女性側も、そもそも年齢が離れていることを受け入れて結婚を決めたわけです。だとすれば、なによりもその気持ちを一番大切にしてください。特に年上男性は、年齢差を嘆くのではなく、彼女よりも長く生きているぶん、大人の余裕を見せてもらいたいものです。そうすれば、式でも新婦側の友人や家族にあなたの魅力が伝わるはずです」

当たり前の話だが、式を挙げると決めたのは、ほかでもない当事者のふたり。周囲へ配慮しつつ、自分たちが楽しめる式を目指すのがもっとも大切なことなのかもしれない。

最後にアドバイザーからひと言

「年上彼氏は、どんな状況でも余裕を持った態度をとることが大切です」

Text by Mitsuo Okada(Seidansha)
Edit by Miki Ohnuki(Seidansha)

取材協力
Partner Logostudy

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