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第9回 | 20代彼女との「結婚ハードル」突破法【実践編】

自分の親に彼女をプレゼン。「年の差婚の落とし穴」克服法

年の差婚には、若い彼女の両親への挨拶などさまざまな諸問題が待ち受ける。そのなかでも見落としがちなのは自分の親から「待った」がかかること。大人の男が自分の親も説得できなければ、彼女から「頼りない男」の烙印を押され、百年の恋も冷めかねない。彼女を失望させず自分の親を説得する方法を婚活コンサルタントの澤口珠子さんに聞いた。
今回のアドバイザー
澤口珠子
女子力アップ・婚活コンサルタント
スフィアロココス株式会社代表取締役社長。テレビや雑誌など大手メディアで活躍中の人気婚活コンサルタント。著書は『はじめての「ネット婚活」 幸せになるための最短ルート』(幻冬舎)など多数。マッチングアプリを利用し結婚に至った夫・長岡武司さんは、“愛”損失を防ぐテクノロジーを紹介するWebメディア『Love Tech Media』編集長。

ミドル男性の親がもっとも気にするのは「息子と若い彼女がどこで出会ったのか?」

ミドルエイジなのに独身だった息子が若い彼女と結婚すると聞けば、親は諸手を挙げて賛成するに違いない。そう考えているかもしれないが、それは単なる思い込みだ。澤口さんによると、年上である男性側の親が結婚に反対する可能性も「ゼロではない」という。

「自分の息子が若い女性と結婚するというケースでは、親は『息子と女性がどこで出会ったか』を気にします。今ではネットを通じて男女が出会うのは一般的になりつつありますが、高齢者はネットが理解できず、不安に感じて反対しがちです。また、息子がだまされているのでは、という理由から反対されることもありますね」(澤口さん、以下同)

そう聞いても「結婚はふたりが決めることだから」と意に介さないミドル男性もいるかもしれない。たしかにその通りで、自分の親を説得しなくても結婚は可能だ。しかし、ミドル男性が親の反対を押し切って結婚するのは、じつはリスクが高いという。

「40歳以上の男性が年の差婚する場合、自分の親の介護問題があり、子どもを作って育児が始まれば、親の協力も必要になってきます。親に反対されたまま結婚を強行すると、お互い親に助けを求めることができず、双方にとって不幸な結果を招いてしまうのです」

「彼女が若すぎる」「資産目当て」「ネット経由の出会い」。理由別のケーススタディ

そんなことにならないためには、彼女を紹介する前に「綿密な結婚プランや彼女の詳しい情報を親に伝え、生じがちな誤解をあらかじめ解いておく“種まき作業”が重要」と澤口さんは話す。ではどのような種をまくべきか、想定される反対理由ごとに見てみよう。

■「彼女の年齢が若すぎる」と反対されるケース
彼女が自分より20歳ほど若いとすれば、親にとっては孫と同じくらいの年齢。親は自分や友人の孫と彼女のイメージを重ね、落ち着きのなさが気になって反対しがちになる。

「親は若い彼女が結婚や夫婦生活をどこまで真剣に考えているのかを心配します。このケースでは、結婚後の計画をしっかり立て、親の心配を一つひとつ取り除いてあげることが重要になります。こうした話し合いでは母親が感情的になりやすいので、相手に釣られてこちらも感情的にならず、論理的に説得することを心がけてください」

また、結婚後に住む場所、出産や子育て、共働きか否かなど、なるべく具体的に今後のプランを提示すると真剣さが伝わり、親の態度も次第に軟化していくという。

■「息子がだまされているのでは」と疑われているケース
「結婚相手が息子より20歳ほど若く、さらにふたりの交際期間も短ければ、親は『息子が若い女性にだまされているのではないか』と心配になります。なかには息子や自分たちの資産を目当てに結婚するんじゃないか、と疑心暗鬼になる人もいますね」

このケースでは「実際よりも少し長めに交際期間を告げると彼女の印象がよくなります」と澤口さんはアドバイスする。また、親は息子の生活のうち、特に食事と金銭管理を気にかける傾向がある。「彼女は会社にお弁当を持参している」と話せば、親に節約家で料理好きというイメージを与えることができ、彼女の好感度が一気にアップするという。

■「彼女との本当の出会い」を親に正直に言えないケース
「婚活アプリなどのマッチングアプリを利用して若い彼女と出会った場合、そのまま伝えても理解してもらうのは難しいでしょう。こういうケースでは、親には正直に話さず、『信頼できる上司や友人からの紹介』と説明すれば、親は安心すると思います」

もし後ろめたさのようなものがあるなら、結婚後に子育てなどが安定したタイミングで「じつは…」と、本当の出会いを切り出せばいい。それでも問題はないという。

「もっとも避けてほしいのは、まだ親を説得できていない状態で、自分の親に彼女を会わせることです。結婚に反対している状況での紹介は、親が彼女のあら探しをする可能性もあり、彼女に負担をかけるだけなので、おすすめしません」

どれだけ親が激しく結婚に反対していても、けっしてそれを彼女に伝えてはならない

注意したいのは、こうした状況を愚痴まじりに彼女にすべて話してしまうことだ。親から激しく反対され、彼女にこぼしたくなる気持ちもわかるが、それは大間違いだという。

「彼女には何も話さないでおくのが鉄則です。親に反対されていることを伝えると、彼女は『自分に問題があり、非難されている』と感じるでしょう。また、弱音を吐く姿を見れば、これまで年上男性の頼れる姿にひかれていた彼女があなたに幻滅しかねません」

なかでも、彼女の家庭環境など、本人にはどうにもできないことを理由に反対されているケースではけっしてそれを伝えてはいけない。

「『鏡の法則』のように、彼女もあなたの親を快く思わなくなる可能性があります。仮に結婚後に交流が深まっても、わだかまりはなかなか消えません」と澤口さんは指摘する。

重要なのは常に彼女の気持ちを考えること。親を説得できないと「精神的に自立できていない」との印象を与え、彼女はあなたとの結婚を考え直すかもしれない。そうならないためにも、説得に苦労しようが、一貫して彼女の味方でいなければならないのだ。

最後にアドバイザーからひと言

「親の言いなりになってはいけませんが、反対に親をぞんざいに扱えば、彼女はそれを自分の未来の姿だと捉えます。彼女と親、双方に配慮しつつ説得してください」

Text by Yoshiaki Murata(Seidansha)
Edit by Miki Ohnuki(Seidansha)

取材協力
澤口珠子オフィシャルサイト
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