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第4回 | プレゼンのスキル向上に効く──大人のパワポ一問一答

【パワポ術】長めの画像を配置する際に便利な「省略線」を描く

プレゼンの参考資料として、スライドにWebページのスクリーンショットのような縦長の画像を配置する際、スペースの都合で画像の中盤を省きたい場合はよくあるもの。こんな時に、デザインの世界で使われる記号が「省略線」と呼ばれる破線の一種だ。画像の途中が省かれていることが一目でわかるので、スライドでも活用したいところだが、上手な描き方がわからない人も多いだろう。そこで今回は、初心者でも簡単に省略線を描くテクニックを紹介する。

問題:
図形を組み合わせた「省略線」(赤枠内の図形)を作成せよ。

難易度:☆☆☆☆★
実用度:☆☆☆☆★
目標ステップ数:5

解答:

「線」ツールの「曲線」を使っても省略線は描けるが、きれいな破線を描くのには、かなりの熟練が必要になる。より簡単に省略線を描きたい場合には「破線」という図形を組み合わせるのがベター。今回は、さらに一工夫を加え、使い勝手の良い省略線を描いてみることにする。さっそく、標準解答の手順を確認しよう。

●STEP1

まず省略線のベースとなる図形を配置する。「挿入」-「図形」-「星とリボン」-「破線」を選び、適当な大きさになるまでドラッグして描画する。

●STEP2

次に図形をコピーする。描画した図形を選択し、「Shift」と「Ctrl」を押しながら、右方向へドラッグ。密接する位置までドラッグすると縦方向のスマートガイド(縦の破線)が表示されるので、手を放す。

●STEP3

コピーした図形が選択されている状態で、「Ctrl」+「Y」を押すと、直前の動作が繰り返され等間隔で図形がコピーされていく。適当な長さになるまで「Ctrl」+「Y」を押す。

●STEP4

描画した図形をすべて選択し、「図形ツール」-「書式」の「図形の挿入」欄にある「図形の結合」をクリック。メニューから「接合」を選ぶと、選択した図形が接合され、ひとつの図形になる。

●STEP5

完成した図形の色や線の太さなどを調整し、省略線として配置したい場所へ移動させる。ひとつの図形になっているので、長さや幅の調整も簡単にできる。

【今回のまとめ】

今回の省略線は、「破線」の図形を複数並べるだけでも完成するが、それだけでは色や大きさを変えるのが面倒になる。そこで役立つのが、複数の図形を接合し一体化させる「図形の結合」機能だ。もちろん異なる図形同士を結合させることもできるので、標準では用意されていない複雑な図形を描きたい場合にも重宝する。接合だけでなく、くり抜きなどもできるので、いろいろ試して使い方をマスターしておくとよいだろう。

また、複数の図形を組み合わせたり、等間隔で並べたりしたい場合におぼえておきたいのが、パワーポイント2010から追加された「スマートガイド」機能だ。右端が揃っている、間隔が等幅になっているなど、他の図形との位置関係にあわせ自動的にガイドが表示されるので、ガイドにあわせるだけでより美しい配置ができる。

もし、パワーポイント2010以降を使っていて、スマートガイドが表示されない場合は、スライドのなにもないところを右クリックして表示されるメニューの「グリッドとガイド」をクリックし、「スマートガイド」をチェックしよう。

ちなみに、同じ図形を同じ方向、距離に移動させながら連続コピーしたい場合には「Ctrl」+「Y」(繰り返し)の操作が有効、という点もおぼえておくと便利だ。

Text by Toshiro Ishii

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