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イヤホン選び徹底ガイド!あなたのおすすめがわかる!

テクノロジーの進化は速いもので、音楽の楽しみ方が多様になってきているのはご存知の通りだろう。スマホの普及、ストリーミング型の音楽ソフトの流通。様々な場面で「聴く」ニーズが生まれているのだ。そんな流れの中で起こっているのがイヤホンの進化だ。様々な種類のイヤホンが登場する中で、いざイヤホンを選ぼうと思っても、どれを選べばいいのかわからない人も多いのではないだろうか。この記事ではそんなあなたのためにおすすめのイヤホンの選び方を徹底解説する。きっとあなたにぴったりのイヤホンが見つかるだろう。

まずはイヤホンの種類を知っておこう

まずは基本的なイヤホンの種類を押さえておこう。まずは以下で紹介する種類の中から自分の求めるイヤホンの軸を決めてもらいたい。その軸をもとに、さらに機能や用途、価格と自分の求める要素を掛け合わせて選ぶのが好ましいだろう。

「装着部の形状」の違い

イヤホンを選ぶうえで、まず知っていてほしいのは「装着部の形状」の違いだ。すなわち「カナル型」か「インナーイヤー型」かである。他にも種類がないわけではないが、現在は、ほぼこのどちらかの形状から選ぶことになる。それぞれの特徴を見ていこう。

カナル型

カナル型とは、耳栓のように耳穴にしっかりと差し込むタイプだ。現在の主流となっている形状といっていいだろう。遮音性が高く音漏れしにくいのが大きな特徴だ。形状上、発音部からの音が純粋に届きやすいので音質面でも有利で、細かい音を聴き取りやすい。低音が強く、高音の抜けが悪い(こもりやすい)傾向があるので、低音が好きな人には有利に、高音が欲しい人には不利に働く。
閉塞感が嫌いな人や音のこもりがきになる人には以下のインナーイヤー型をおすすめする。

インナーイヤー型

インナーイヤー型とは、耳穴の入り口に浅く装着するタイプだ。きつく耳穴に装着しないので長時間のリスニングでも疲れにくいのが特徴だ。カナル型より遮音性が低いので音漏れしやすく外の音も入ってきやすい難点がある一方、開放感のある音になり、高音の抜けが良い傾向がある。遮音性の問題から細かい音は聴き取りづらいが、作業しながら、移動しながらなど「ながら聴き」をする方には最適な形状といえるだろう。

「ワイヤレス」か「ケーブル有」かの違い

イヤホンを取り出すときにケーブルがこんがらがって煩わしかったという経験を持っている方も多いのではないだろうか。昨今、主流となりつつあるのがケーブルを取り払ってBluetooth通信で音を届けるワイヤレス方式だ。ケーブルというフィジカルな煩わしさから解放してくれるがワイヤレス方式だ。
一方でケーブルも比較的安価で手に入りやすく、逆に”こだわれば”音質面で優れているという良さもある。
使い勝手の良さを求める方は「ワイヤレス」、安価にイヤホンを手に入れたい方や、とことんこだわって音質を追求したい方は「ケーブル有」というのも選択肢に入ってくるだろう。

ワイヤレスにも種類がある

ただ、ワイヤレスにも「左右一体型」と「完全ワイヤレス」とがあるので知っておく必要があるだろう。
「左右一体型」とは、スマホなどの音源部からのケーブルはないが、左右の両耳のイヤホン部はケーブルで繋がっているものだ。左右がケーブルで繋がっているのでイヤホンを落としにくく、比較的安価である。
「完全ワイヤレス」とは完全にケーブルがなく、左右のイヤホンが独立して耳栓のようになっているものだ。左右が独立しているので落としてしまう危険性もあるがケーブルの煩わしさは皆無で見た目もスマートな印象を与えるだろう。

あなたにぴったりのイヤホンはコレだ!選び方別おすすめイヤホン

基本的な種類を押さえたところでおすすめのイヤホンを実際にみていこう。
・完全ワイヤレス
・ノイズキャンセリング機能付き
・ハイレゾ対応
・スポーツタイプ
・リモコン付き
・低音重視
という切り口でそれぞれ紹介していく。
これらは「装着部の形状」や「ケーブルの有無(完全ワイヤレス、左右一体含む)」の要素がそれぞれ入り混ざっているのであなたの求める要素を組み合わせて自分に最適なイヤホンを見つけてほしい。

関連記事:イヤホンのメーカー別おすすめランキング、基本知識と選び方

完全ワイヤレスイヤホン(Bluetooth・ケーブルレス)

まずは完全ワイヤレスイヤホンだ。もはや主流になりつつある完全ワイヤレスイヤホン。選んで間違いない3商品をご紹介する。それぞれに特徴があるので細かく見ていこう。

SONY(ソニー) 「WF-1000X」

まずは、ソニーの「WF-1000X」だ。ソニーワイヤレスイヤホンで選んでまず間違いないモデルだ。左右のイヤホンをつなぐバンド部分にバイブレーション機能で通話メールの着信に気づくこともできる。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:約10時間(ノイズキャンセリングON時)

Apple(アップル) 「AirPods」

アップル初の完全ワイヤレスイヤホンがこのモデルだ。アップル独自開発の「W1チップ」がもたらす高性能、高機能が特徴。専用(充電)ケースから取り出すだけで瞬時にペアリングするのも便利だ。耳に差し込むだけで自動的に電源オン。iPhoneとの相性は抜群。15分の急速充電で3時間再生。ケースとの併用で最大24時間の長時間使用可。インナーイヤー型。
バッテリー最大駆動時間:約5時間

EARIN 「EARIN M-2」

スウェーデンのオーディオメーカーEARINの手がけた完全ワイヤレスイヤホン。コンパクトなデザインの本体が特徴。モーション検出機能で左右の耳どちらに装着しても自動的にポジションを判別してくれるのもありがたい。イヤホン左右の接続に「NFMI(近距離磁界誘導)」を採用しているので音飛びや音切れの原因となる信号のドロップアウトやノイズによる干渉、音ズレの原因となる遅延が起こりにくい。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:約4時間

関連記事:ワイヤレスイヤホンのメリットや選ぶポイント、おすすめランキング

ノイズキャンセリング機能付きイヤホン

外で使うことの多いのがイヤホンである。外は様々な音に溢れているのでイヤホンから流れる音楽の障害になることもあるだろう。そんな音に溢れる状況でも音楽に没頭できるように開発されたのが「ノイズキャンセリング機能」だ。物理的に遮音性を高めるだけの「パッシブノイズキャンセリング」と、外の音をマイクで収集し、その逆位相(逆の音の波形)の音を出して外の音を打ち消す「アクティブノイズキャンセリング」がある。ここでは「アクティブノイズキャンセリング機能」を持つイヤホンを2つ紹介していく。

BOSE(ボーズ) 「QuietControl 30 wireless headphones」

BOSE社初のBluetooth対応のノイズキャンセリングイヤホンがこのモデルだ。左右のイヤホンに合計6個ものマイクを搭載してアクティブノイズキャンセリングを行う。新開発の「可変ノイズキャンセリング」でユーザー自身がノイズキャンセルのレベルを調整できるようになっている。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:約10時間

SONY(ソニー) 「WI-1000X」

ソニーを代表するワイヤレスイヤホン「WI-1000X」。ソニーワイヤレスイヤホンで選んでまず間違いないモデルだ。左右のイヤホンをつなぐバンド部分にバイブレーション機能で通話メールの着信に気づくこともできる。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:約10時間(ノイズキャンセリングON時)

関連記事:ノイズキャンセリングイヤホンで快適な音楽体験を。おすすめはこれだ

ハイレゾ対応イヤホン

ハイレゾとは、CD(16bit/44.1kHz)を上回る情報量を持つ高音質音源を最大限に引き出せるイヤホンのことだ。ハイレゾ対応と謳っていないものでも高品質のものは楽しめるが、日本オーディオ協会の基準をクリアした製品に与えられるハイレゾロゴがついているのが目印だ。音質については再生機器も重要な要素ではあるが、ひとつの基準になるだろう。

Pioneer(パイオニア) 「SE-CH9T」

パイオニア初のハイレゾ対応イヤホンがこのモデルだ。新開発の大口径9.7mmのドライバー搭載。耳の装着部分をギリギリまで太くしたので、音の通りがよくよりダイレクトにサウンドが楽しめるのが特徴である。ケーブル有(MMCXのリケーブルに対応)。カナル型。

final 「E3000」

新興の国産イヤホンブランドfinal製の「E3000」。高音質、シンプルなデザイン、使い勝手の良さ、手がとどく価格ということを目標に開発されたのがEシリーズ・6.4mmのダイナミック型ドライバーユニットだ。耳道の傾きにフィットするように独自に設計されたイヤーピーススウィングフィット機構でつけ心地にも繊細な気が配られている。価格.comプロダクトアワード2017のイヤホン。ヘッドホン部門で銅賞を受賞している。ケーブル有。カナル型。

Onkyo(オンキョー) 「E700M」

老舗メーカー・Onkyoのハイレゾイヤホンがこのモデル。6~40kHzの広帯域再生可能。セミオープンタイプであることも特徴だ。セミオープンタイプは密閉型と比較すると遮音性は劣るが、開放型が得意とする音の広がり感と密閉型得意とする豊かな低域表現のバランスを実現する。ケーブルには通話切り替え機能付きコントロールマイクも搭載しているのでスマホとの相性がいいのも特徴だ。ケーブル有。カナル型。

関連記事:ハイレゾ対応イヤホンは結局どれを選ぶ?徹底ガイド

スポーツタイプ

ランニングやジムなどのスポーツ時に音楽を聴きたいという方も多いだろう。そんなニーズの中でスポーツタイプのイヤホンも登場している。防汗・防滴仕様/ワイヤレスタイプ/装着感の高さといった特徴を持っている。ここでは紹介しないが、外で使うことも多いので、音が遮断されすぎないインナーイヤー型も向いている。

Anker 「Soundcore Spirit X」

軍事技術でも使われるナノコーディングなどの技術を組み合わせて「SweatGuardテクノロジー」を独自開発・搭載でIPX7相当の防水性能を持っている。サーフィンなどの海水のかかる場面でも使える防汗性能を実現しているのが特徴だ。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:約12時間

BOSE(ボーズ) 「SoundSport wireless headphones」

BOSE初のBluetooth対応型スポーツイヤホンがこのモデル。防滴仕様。シリコン素材のイヤーピース「StayHear+Sportチップ」はウイングパーツが一体でフィット感が高いのが特徴だ。インラインリモコン部にはNFC搭載で、ワンタッチでデバイスとペアリングできる。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:約6時間

SONY(ソニー) 「WF-SP700N」

ソニーのスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホンだ。シリコン製サポーターにより耳へのフィット感が優れており、IPX4相当の防滴性能も持っている。重低音重視の「EXTRA BASS」の流れをくむサウンドチューニングで音質にも定評がある。完全ワイヤレスイヤホン。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:約3時間

関連記事:イヤホンのメリットやスポーツ用おすすめランキング

リモコン付きイヤホン

スマホから音楽を聴く際には操作性も大事な要素になってくるだろう。リモコン付きイヤホンは、スマホをポケットから出さずに曲送りやボリューム調整などの操作できる点で優れている。マイクを搭載しているモデルではスマホを出さずに通話できるという利点もある。

Beats by Dr.Dre 「BeatsX」

アップル社傘下のBeats社が発売しているリモコン付きイヤホンだ。「Apple W1チップ」を搭載し、iPhoneと簡単にペアリングできるのも特徴。ボタンリモコン搭載でSiriを使わずに操作可能。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:約8時間

SHURE(シュアー) 「SE215 Special Edition Wireless」

SHUREの大ヒットイヤホン「SE215」のBluetooth対応モデルだ。サウンドは「SE215」をそのままにワイヤレス化に成功した。SHUREイヤホンの特徴であるケーブルを耳の後ろから通す"SHURE掛け"にも対応(イヤホンのケーブル付け根にワイヤーが仕込まれている)でMMCXのリケーブルにも対応している。リモコン付き。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:約8時間

TaoTronics 「TT-BH07」

3000円以下で購入できるコスパの高いBluetoothイヤホンがこちら。高音質コーデック「aptX」に対応しており、対応するスマホやプレーヤーと組み合わせることで高音質を楽しめる。イヤホンヘッド部に磁石が内蔵されており、使用していないときは左右のイヤホンをくっつけて首にかけることができる。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。
バッテリー最大駆動時間:6時間

関連記事:マイク付きイヤホンの使い方や選び方、オススメをご紹介

低音重視イヤホン

HIPHOPやダンスミュージックなど低音を重視したジャンルが増えている背景から、低音を重視したイヤホンも出てきている。重低音を強調したいという方は意識したい選び方だろう。

audio-technica(オーディオテクニカ) 「SOLID BASS ATH-CKS1100X」

"圧倒的な低域表現”をコンセプトにした「SOLID BASS」シリーズのワイヤードイヤホンの最上位がこのモデルだ。「ハイレゾ」にも対応している。「11mm SOLID BASS HDドライバー」「高精度設計の磁気回路」「切削無垢アルミニウムエンクロージャー」などの組み合わせでキレのある低音と高い解像度を両立しているのが特徴だ。ケーブル有。カナル型。

JVC 「XX HA-FX77X」

"重低音&タフ"がコンセプトの米国発のイヤホン。「重低音」については高磁力ネオジウムドライバーユニットや、ハウジング内部にダクトをトルネード状に配置する「XTREME TORNADO DUCT(エクストリームトルネードダクト)」でコンパクトかつ深みのある重低音を実現している。「タフ」については耐久性に優れたアルミ切削ボディ・衝撃に強いエラストマー素材をしようしたラバープロテクター採用している。ケーブル有。カナル型。

関連記事:重低音に強いイヤホンはこれだ!選んで間違いない21選

価格ごとのおすすめイヤホン一覧

ここまでは機能面での選び方をご紹介してきたが、価格で選びたいという方もいるだろう。すでに機能面での選び方で紹介したものも含めて紹介していく。単純に価格だけで選ぶのよし、上記の機能面を考慮したうえで、価格で選ぶのもよしだ。

5,000円以下

まずは5,000円以下からいこう。イヤホンの中でも最も安い価格帯であるが、なかなかの粒ぞろいでコストパフォーマンスの優れたイヤホンが多くあるので紹介していこう。

Apple(アップル) 「EarPods with Lightning Connector MMTN2J/A」

iPhoneなどアップル製品を購入すると付属するものと同製品がこのモデル。Lightningコネクタ接続。EarPods独自設計の装着性。マイクとリモコンの使い勝手もiPhoneと相性が良いのが特徴だ。ハイレゾ対応はしていない。ケーブル有。インナーイヤー型。

JBL 「T110BT」

ブルー、ピンク、グリーン、グレーなどの豊富なカラーバリエーション。小型軽量設計。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。

SONY(ソニー) 「MDR-XB55」

独自設計のダクトで低域の振動板の動作を最適化する「ベースブースター」搭載。「ハイブリッドイヤーピース」付属。ケーブル有。カナル型。

PHILIPS 「SHE9730」

ハイコスパイヤホンの世界的定番。ハイレゾ対応。細部の表現、ナチュラルサウンドに定評。装着性もよい。ケーブル有。カナル型。

TaoTronics 「TT-BH07」

リモコン付きイヤホンの項でも紹介したが、スポーツ時にも適している。IPX5相当の防水性能。独自設計のイヤーフックで動いてもずれにくい。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。

KINERA 「Bd005E」

SHUREにも採用されているMMCX規格ケーブル採用の本格派イヤホン。「シュア掛け」にも対応。リモコン付き。ケーブル有。カナル型。

Totemoi 「ST-2017」

低価格ながら完全ワイヤレス。専用モバイルバッテリーケースの併用で最大6回の充電可能。1回のフル充電で4時間ほど持つ。両耳で12gの超軽量。iPhone7/8でハンズフリー通話にも対応。カナル型。

JPRiDE 「JPA2 Live」

Bluetooth、有線接続両方に対応。高音質低遅延のAACとaptX両コーデデックに対応。ノイズキャンセリング機能。ハンズフリー対応。カナル型。

関連記事:コスパのいいイヤホンの選び方を5つの分類から考える

1万円以下

次に1万円以下のモデルを紹介していく。徐々にこだわりも持てるようになる価格帯だ。

SONY(ソニー) 「MDR-NWBT20N」

Bluetoothワイヤレス。ノイズキャンセリング。騒音低減にデジタル方式。外音を98%カット。イヤホンをレシーバー部から着脱可能(ノイズキャンセリングは使えなくなる)。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。
バッテリー連続駆動時間:約8時間

Pioneer(パイオニア) 「SE-CH9T」

パイオニア初のハイレゾ対応。9.7mmのドライバーユニット。広帯域かつ緻密なサウンド。独自設計のチューブ構造で、引き締まった低音と中域も魅力。MMCX規格のケーブル対応。リモコン付き。ケーブル有。カナル型。

audio-technica(オーディオテクニカ) 「ATH-CKR35BT」

「原音再生」「高解像度」「高レスポンス」がコンセプト。Sound Realityシリーズ初のBluetooth。9.8mm径ダイナミックドライバーを採用。制振性を高める真鍮スタビライザーを搭載。AACコーデック対応。マイク付きリモコン。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。

Creative 「Aurvana Air EP-AVNAIR」

インナーイヤー型の定番。強力ネオジウムマグネットの大型ドライバーと超薄型の高性能ダイヤフラムを採用。形状記憶効果のあるニッケル-チタン合金のイヤーフック。ケーブル有。インナーイヤー型。

Beats 「urBeats3 MR2H2PA/A」

Lightning接続専用のカナル型イヤホン。独自の同軸ドライバー。微気圧調整の低音域と二腔式の音響設計。iPhoneに最適化された設計。通話音質も良い。人間工学設計のデザインで装着感も良い。マイク付きリモコン。ケーブル有。カナル型。

GLIDiC 「Sound Air TW-5000」

ソフトバンク開発の完全ワイヤレス。携帯電話の技術を応用。樹脂の中にアンテナを埋め込むことでワイヤレス性能を高める。ACCコーデック対応。iPhoneでの高音質、低遅延が可能。高感度小型マイク搭載。左右イヤホンにそれぞれひとつずつボタン。再生関連、受話操作、Siri/Googleアシスタントの起動ができる。カナル型。

Onkyo(オンキョー) 「E700M」

セミオープンタイプで音漏れはあるものの、カナル型の弱点である閉塞感やこもりが少ない。13.5mmの強磁力希土類マグネット搭載ドライバーで広帯域再生できる(ハイレゾ対応)。マイクをコード部に装備。ケーブル有。カナル型(セミオープンタイプ)。

final 「E3000」

ハイレゾ対応イヤホンの項でも紹介。自然なサウンドかつ高解像度でクリアな音質。ケーブル有。カナル型。

Knowledge Zenith 「ZS6」

高度なチューニング力があるメーカー。ダイナミック型2基とBA型2基の計4基のドライバーユニットを使用。ややドンシャリ。2pin規格によるケーブル交換に対応。ケーブル有。カナル型。

2万円以下

2万円以下のモデルをご紹介する。この価格帯になると音質も機能も充実し始めるので選択肢が広がってくるだろう。

Apple(アップル) 「AirPods」

アップルが手がけた完全ワイヤレスイヤホンがこちら。耳に差し込むだけで自動的に電源がオンになる。iPhoneとの相性が良いのも特徴だ。

Beats by Dr.Dre 「BeatsX」

アップル傘下のメーカーで「W1チップ」を搭載。ビーツ特有の重低音重視のメリハリのあるサウンド。45分の急速充電で最大8時間もの長時間再生が可能。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。

SONY(ソニー) 「WF-SP700N」

ハイレゾ対応。LDAC/aptX HDコーデックに対応。ハイレゾ以外の音源もハイレゾ相当に変換再生するDSEE HXも搭載。有線接続にも対応。アプリでの音質調整も可能。完全ワイヤレス。カナル型。

DENON(デノン) 「AH-C820」

デノンサウンドをイヤホンでも再現したモデル。ダブルエアーコンプレッションドライバーを採用。2基のダイナミック型ユニットを対向配置して挟み込んだ空気を力強く押し出すことにより、濃密な重低音を再生。ユニットそれぞれに独立した配線。ケーブル有。カナル型。

SHURE(シュア) 「SE215 Special Edition Wireless」

リモコン付きイヤホンの項でも紹介したモデル。モニタリングイヤホンの大ヒットモデルSE215のワイヤレス版。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。

BOSE(ボーズ) 「SoundSport wireless headphones」

イヤホンのポート(穴)部分を疎水性の生地で保護。シリコン素材と独自形状で耳にフィットする「StayHear+Sportチップ」を採用。マイルド傾向の音質。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。

JBL 「FREE」

音質に定評のある老舗オーディオメーカーJBL初の完全ワイヤレスイヤホン。IPX5の防水仕様。完全ワイヤレスイヤホン。カナル型。

RHA 「MA750 Wireless」

有線イヤホンの定番機「MA750」をワイヤレス化。「560.1ダイナミックドライバー」で透明感とパワフルさを兼ね備える。AACコーデック対応。NFC機能有り。着信時バイブレーション。IPX4相当の防水性。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。

SONY(ソニー) 「MDR-XB80BS」

スポーツ向け+高音質のソニーのワイヤレスイヤホンがこちら。IPX5相当の防水性。水洗い可能。イヤーフックと長さを調整可能なケーブルでスポーツに対応。ハイレゾ相当の伝送が可能なLDACコーデックを採用。LDAC送信対応のDAP、スマホと組み合わせると高音質を楽しめる。左右一体型ワイヤレスイヤホン。カナル型。

3万円以下

続いて3万円以下だ。この価格帯だとある程度の高機能、高音質を望めるだろう。

SENNHEISER(ゼンハイザー) 「MOMENTUM In-Ear Wireless」

ゼンハイザー初のネックバンド型Bluetoothイヤホン。業務用ヘッドホンの世界ではトップランナーのメーカーである。有線イヤホン「MOMENTUM In-Ear」をベースに作られたのがこのモデルだ。クラシック再生に定評がある。天然レザーを採用した絵ネクバンド。マイク、リモコン付き。着信時のバイブレーション機能も。カナル型。

B&O Play 「Beoplay E8」

老舗北欧ブランドの完全ワイヤレスイヤホン。ヤコブ・ワグナーによるミニマムなデザインも特徴的。最新の「NFMI(近距離磁界誘導)」ペアリング技術を搭載。タップするだけで再生、停止、音量、通話などの操作が可能。豊富なイヤーピース。カナル型。

BOSE(ボーズ) 「QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」

有線タイプのノイズキャンセリングイヤホン。マイクで外音を検知、分析、相殺する音波の生成で騒音を低減。(ボーズ開発。)周囲の音を取り込む「Awareモード」にワンタッチで切り替え可能。iPhone用とAndroid用では、それぞれ専用のリモコンを装備した別機種なので注意必要。カナル型。

AKG(アーカーゲー) 「N30」

世界で初めてハイブリッド型イヤホンを開発したメーカー・AKG(アーカーゲー)による最新機。高音用に上位と同じBA型ユニット1基、低音用に新開発の8mm径ダイナミック型ドライバー1基を搭載。ハイレゾ対応の広帯域再生を実現。付属のメカニカル・チューニング・フィルターを付け替えることで、好みに応じて音質を変えられる。ケーブル有。シュア掛け・リケーブルにも対応。マイク付きリモコン搭載。カナル型。

老忠 LZ 「A5」

BA型4機+ダイナミック型1基のカナル型。音の広がりとのけの良いサウンド。青・黒・灰・赤色の4つのフィルターの付け替えにより音質を変更できる。ケーブル有。MMCX規格でのリケーブルにも対応。

SAMSUNG 「Galaxy Gear IconX」

4GBメモリを内蔵した完全ワイヤレスイヤホン。本機だけで音楽を楽しめる。音声フォーマットはMP3/M4A/AAC/WAV/WMAと幅広く対応。タッチやスワイプで操作可能。最大6時間のロングバッテリー。内蔵センサーとスマホアプリで各種測定機能。健康管理に役に立つ。カナル型。

YAMAHA(ヤマハ) 「EPH-200」

ヤマハ初のハイレゾ対応イヤホン。アルミ削り出し。「ケーブルを下に垂らす」「首の後に向けて流す」「シュア掛け」の3つの装着方法が選べる独自のケーブルの向きを変えて固定できる設計。ピアノの音が得意。傘を2つ備えた「2ステージイヤーピース」。ケーブル有。カナル型。

高級イヤホン

最後に3万円以上の高級イヤホンを見ていこう。この価格帯になると機能、音質ともに不足はないだろう。あとはどう好みのイヤホンに出会えるかだ。

SONY(ソニー) 「WI-1000X」

ワイヤレスイヤホンでは世界初のハイブリッド構成を採用。繊細さとダイナミックさ、ワイドレンジを兼ね備えた高音質。ハイレゾ相当のBluetooth伝送可能なLDAC/aptX HDコーデックにも対応。アプリで音質調整可能。ノイズキャンセリング機能。自動的にノイズ低減や外音取り込みを切り替えるアプリ機能。完全ワイヤレスイヤホン。カナル型。

JVC 「CLASS-S SOLIDEGE HA-FD01」

チタニウム、ブラス、ステンレスの3種類のノズルを交換可能で、音質を楽しめる。ハイレゾをこえる52kHzまで、超高域再生のハイスペック。「スパイラルドットプラスイヤーピース」。ケーブル有。カナル型。

BOSE(ボーズ)「QuietControl 30 wireless headphones」

BOSE初のBluetooth対応型スポーツイヤホン。防滴仕様。シリコン素材のイヤーピース「StayHear+Sportチップ」はウイングパーツが一体型。インラインリモコン部にはNFC搭載で、ワンタッチでデバイスとペアリングできる。完全ワイヤレスイヤホン。カナル型。

SONY(ソニー)「XBA-N3BP」

4.4mm径端子によるイヤホンのバランス接続に対応。付属ケーブルの付け替えにより従来の3.5mm径端子機器との使用も可能な汎用性も確保。ケーブル有。カナル型。

SHURE(シュアー)「SE846」

贅沢にもBA型ユニットの複数使用。4つのBA型ユニットを3つの音域に分けて搭載し、繊細さとワイドレンジ感を両立。交換式ノズルによる音質調整機能も装備。フラット基調でも好みの音を追求できる。シュア掛けももちろん対応。ケーブル有。MMCX規格のリケーブルにも対応。カナル型。

beyerdynamic 「XELENTO REMOTE」

大型高級ヘッドホンの技術を超小型化。1テスラを超える強力な磁力でダイナミック型振動板を自在に駆動。ドイツ工場でのハンドメイド生産。スマホ対応のマイク付きリモコン。ケーブル有。カナル型。

BRAGI 「The Dash Pro」

最高レベルの30分間1mの水深に入れても内部に浸水しないIPX7防水。NFMI(近距離電磁誘導)技術により、左右間の通信の途切れを大幅に改善。内蔵センサーが脈拍、歩数などを計測してくれるので、アプリ連動でのトレーニング管理も可能。4GBも内蔵。本機のみで再生可能。完全ワイヤレスイヤホン。カナル型。

Etymotic Research 「ER4SR」

カナル型イヤホンとBA型ユニットを語るうえで絶対外せないメーカー。世界で初めてBA型ユニットをイヤホンに使用したメーカー。ハイレゾ対応。ケーブル有。カナル型。

関連記事:自分が求める高級イヤホンで想像を超える極上音楽体験を関連記事:超高級ハイレゾ・イヤホンはこんなにすごい世界だった

さらに深い知識で選びたい方へ

ここまで、様々な切り口でイヤホンの選び方を見てきたが、「まだ物足りない」「もっとイヤホンを知りたい」という方はこれからご紹介する視点も加えてみてほしい。さらに深いイヤホンの世界へ足を踏み入れることができるだろう。

音質の傾向で選ぶ

イヤホンというと「高音質」という謳い文句に出会うことも多いだろう。しかし、音質といっても様々な傾向がある。同じ高音質でも傾向によってはあまり好きになれないということもありうるのだ。ここでは代表的な音質の傾向についてご紹介する。

ドンシャリ

まずはドンシャリ。低音の「ドン」と高音の「シャリ」という擬音を組み合わせた言葉が「ドンシャリ」だ。低音と高音を際立たせた音質のことである。中音域にはボーカルなどメインとなるパートがくるが、それよりも低域、高域を重視するのでサウンド重視の傾向になる。特に、ロック・ハウス・テクノ・トランス・ヒップホップなどの低域が多く出るジャンルが得意といえる。電子音楽系では低域を強調するものが多いので向いているものが多い。

かまぼこ

かまぼことは、中音域が強く、低域と高域を抑えた音質のことだ。周波数特性グラフの形がかまぼこを切断したような形に見えるのが由来している。ドンシャリと真逆の性質で、ボーカルサウンドなどの中音域の再現性を優先している。サウンドの聴き疲れが少ない(極端な高音や低音がないため)。ギター、バイオリンも中音域だ。

フラット

フラットとは、文字通りすべての音域がフラットに出ている音質のことだ。原音を忠実に再現していることを示している。音源をありのままに伝える傾向から生演奏のようなライブ感を再現できるのがこの音質傾向の特徴だ。ドンシャリ、かまぼこが好きな人には強調されている音域がないので物足りなさがある可能性もある。

ドライバーユニットで選ぶ

ドライバーユニットとは、スマホやプレーヤーから届く電気信号を振動に変換して音にする部位。イヤホンでの駆動方式は「ダイナミック型」と「バランスド・アーマチュア型」その両方を合わせた「ハイブリッド型」がある。イヤホンを選ぶときに見たことがある人もいるだろう。それぞれの特徴をみていく。

ダイナミック型

最もポピュラーなタイプのドライバーユニットがダイナミック型だ。
「ボイスコイルという磁気回路に電気信号を流して、電磁力を発生させる→ボイスコイル周辺に配置した磁石との反応を利用し、ダイアフラム(振動板)を前後に振動させる→音になる。」という仕組みだ。
ひとつのドライバーユニットで広い周波数帯域をカバーできるのが特徴だ。中低域のサウンドに定評があり、パワフルともいわれる。ダイアフラム(振動板)が大きいと音質的に有利とされている。ただ小型化には向いていない。イヤホンと比べて比較的小型化を必要としないヘッドホンではほとんどがダイナミック型を使っている。低コストで低音再生にも強いという利点もある。

バランスド・アーマチュア型(BAドライバー)

ダイナミック型と同じく、ボイスコイルと磁石の反応を利用し、振幅で音を鳴らす仕組みだ。違いはアーマチュアという金属の鉄片の振動を細い棒(ドライブロッド)で振動板に伝えて振動させることである。仕組み上、小型化しやすい。小さくても高感度、高出力できるのも特徴だ。より小型化が望まれていた補聴器などに使われていた技術という経緯がある。
解像度が高く、明瞭なサウンドだが低温に弱いというのが音質面での特徴だ。ダイナミック型に比べ周波数帯域は狭いので複数搭載し広い周波数帯域を確保するものもある。

ハイブリッド型

文字通り、ダイナミック型とバランスド・アーマチュア型を組み合わせたのがハイブリッド型だ。それぞれの特徴である、パワフルさ(ダイナミック型)と高い解像度(BA型)を兼ね備えることができる。高価なハイエンド製品で採用される傾向がある。1万円以下ではコストが見合わないのでラインナップは限られてくるのだ。

その他の知っておきたいポイント

最後にその他にも知っておくと選択の基準になるポイントをご紹介しておこう。

再生周波数帯域(単位:Hz)

そのイヤホンで再生できる音の周波数の幅も重要だ。単位はHz。幅が大きいほど広い周波数帯域ということになる。ただ、販売時の表示に明確な基準はないので、メーカーによって基準(可聴域のみの表示/機器で計測した値など)が違うので目安と考えるべきだ。実際に実機で試聴して感覚にあったものを決めるのがおすすめ。ハイレゾロゴマークがついたものは40kHz以上の高域再生が可能なものという基準もある。

出力音圧レベル/能率/感度(単位:dB/mW)

1mW分の音を入力した時にイヤホンから発音する再生音の強さも基準になる。単位はdB/mW。スマートホンなどの再生機器で同じボリュームでも、この数値が大きい方が大きい音量を得られる。

最大入力(単位:mW)

イヤホンに入力できる瞬間的な最大電力。単位はmW。再生機器の出力を上回っていれば問題ない。

インピーダンス(単位:Ω)

イヤホンの電気抵抗の大きさを表す。単位はΩ(オーム)。インピーダンスが大きいと音が小さくなり、小さいと音が大きくなる。


知れば知るほど奥深いのがイヤホンの世界である。ご自分にぴったりのイヤホンに出会うことを願っている。

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