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第12回 | 痩せる!ランニングダイエットで効果を出すコツ

プロが教える、トレイルランをもっと楽しむための練習法

山道をランニングするトレイルランでは、難易度の高い山にチャレンジできるようになればなるほど、充実した達成感を味わえるようになる。トレイルランの実力を上げるためには、どのような練習に励めばよいのだろう? トレイルランの具体的な練習方法を、TRACK TOKYOランニングクラブ代表の小田卓矢さんに提案していただいた。
今回のアドバイザー
小田 卓矢
ランニングクラブ TRACK TOKYO代表
登山歴14年。日本百名山20山登頂、今まで登った山で一番印象に残ってる山はジャンダルム。トレランは歴7年。UTMB、アンドラウルトラトレイル、イストリア100など、100マイルレースを主に出場。

大切なのは、山に慣れること。登山から始める基本の練習法

トレイルランの舞台は、未舗装の山道。シティランを重ねるのも練習にならないことはないが、できれば山での経験を積みたいところだ。

小田さん「いきなり山を走ろうとしても、トレイルランの初心者がいきなり山道を走って登頂するのは難しいことです。まずは歩くことから始めて、山の道に慣れるようにしましょう。普段舗装された平らな道を走っているランナーでも、未舗装で斜面がある山道ではずいぶんと走る感覚が違うので違和感があるはずです。

歩いて山を登ることに慣れてきたら、速く登ることを心がけます。山地図には歩く時間が表記されてますが、その基本の時間の3分の2〜4分の3くらいの時間で登るのが目安です。例えば、ある上りのコースが歩いて60分だとしたら、その45分(4分の3)〜40分(3分の2)くらいで登れるようにするという計算になります」

多忙なビジネスマンは、オフィスでの移動をトレーニングにしてしまおう

そうはいっても、忙しい40代男性にとって毎日のように山に通うというのは現実的ではない。都心でできる練習法についても教えてもらった。

小田さん「山道を走るのに必要なのは、脚力です。日常生活では、極力階段を使うようにしましょう。毎日出勤するオフィスビルを階段で上り下りするだけでも、かなりの脚力強化になるはずです。

気分転換も兼ねてきちんと走り込みをして練習したいという人は、緑地公園などで野原やウッドチップの道を走るクロスカントリーを行うのもいいですね。未舗装の道を走ることでトレーニング効果もあり、プチトレイル気分が味わえます」

食べて走れば速くなる。脚力と合わせて鍛えるべきポイントは「胃袋」

トレイルランを制するためには、体を動かす以外にも大切な要素があるという。

小田さん「意外かもしれませんが、『胃腸を強くすること』もトレイルランには大切なポイントです。山では、街中や公園で走るよりも激しくカロリーを消費します。疲労回復のために食べ物を補給する必要があるのですが、『運動中に食べられない』、『食べて走るとお腹がゴロゴロしてしまう』という人が多いのです。

トレイルランの世界では、“食べられる選手”が強いもの。食べて運動できる体を作ること、運動中に食べやすいのかあらかじめ知っておくことも、トレイルランの実力を強化するために欠かせない練習です」

スタミナ勝負のトレイルラン。日常生活で体力、筋力、消化力を鍛えて、より高みへと登りつめよう。

最後にアドバイザーからひと言

小田さん「トレイルランをもっと楽しむという意味では、山の世界に慣れることも重要です。他の登山者とのコミュニケーションなど、山でのマナーをきちんと身につけてください。山を身近に感じられるようになり、トレイルランがもっと楽しくなりますよ」

Text by Takumi Arisugawa

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