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第1回 | モテるためのAGA。運命を変える男たちへ

AGAの基礎知識──加齢による脱毛とAGAの違いとは?

男性の薄毛や脱毛は、かつて老化現象のひとつと思われていた。近年はAGA(男性型脱毛症)の存在が広く知られ、薄毛や脱毛は単なる老化ではないと考えられている。とはいえ、「AGAがどのような症状を指すのかわからない」というミドル男性もいることだろう。AGA発症のメカニズムなど、その基礎知識を駅前AGAクリニック院長の大藪先生に聞いた。
今回のアドバイザー
大藪顕
駅前AGAクリニックグループ総院長
2002年大阪医科大学医学部卒業後、形成外科を専攻。大手美容外科院長等歴任し毛髪治療を多く担当。2016年新宿AGAクリニックを開業し現在、大阪梅田、京都烏丸、岡山にグループ院を展開。

AGAには「ヘアサイクル(毛周期)」と「悪玉男性ホルモン」が深くかかわっている

男性は早ければ20〜30代から人知れず薄毛に悩み始めるが、その原因のじつに95%を占めるのがAGAなのだ。具体的には、AGAとはどんな症状のことを指すのだろうか。

「AGAはAndroGenetic(アンドロジェネティック=男性ホルモンによる)Alopecia(アロペシア=脱毛症)の頭文字を取った略称です。日本語では『男性ホルモン型脱毛症』と訳されます。男性にもっとも多い薄毛症状で、額の生え際やつむじ周辺の頭頂部の髪が徐々に細くなったり、毛が抜けたりする症状のことを指します」(大藪先生、以下同)

問題はAGAのメカニズムだ。大藪先生によると、「AGAの発症には、太く長い髪の毛を成長させる『ヘアサイクル(毛周期)』が深くかかわっています」という。

「健康な髪の毛は、成長期→退行期→休止期という毛周期を繰り返して一定の毛量を保ちます。しかし、AGAを発症した人は、男性ホルモンの一種の『DHT(ジヒドロテストステロン)』が髪の毛の毛乳頭細胞にある『男性ホルモン受容体』と結びつき、それによってヘアサイクルが乱れ、髪の毛を作る素となる『毛母細胞』の数を減らしてしまうのです」

「AGA=男性ホルモン型脱毛症」と「加齢による脱毛症」の原因はどう違うのか?

この毛母細胞が減少すると成長期が短くなり、髪の毛が成長する前に抜けてしまう。次第に細くて短い毛が増えていき、全体的に薄毛が目立つようになる。これがAGAのメカニズムだ。進行や症状は人それぞれだが、しかも発症すると二度と元に戻ることはない。

ただし、ヘアサイクルが短くなるのは、じつは毛母細胞の加齢現象のひとつでもある。したがって「加齢が脱毛症の原因という捉えかたもできます」と大藪先生はいう。

「とはいえ、AGAにはさまざまな要因があります。たとえば、AGAは遺伝的要素が強いことがわかってきており、特に母方の遺伝に拠る影響が大きいとされる。そのほか、心血管系疾患やメタボリックシンドロームと関連性があることも判明しています」

一方、AGAではなく加齢による脱毛症は「頭皮のコラーゲンの減少」が関係している。

「年齢を重ねると頭皮のコラーゲンは減少し、同時に毛母細胞の数も減る。それによって抜け毛が増えるのが加齢による脱毛のメカニズム。AGAと加齢による脱毛症が混在している患者さんもいますが、実際にはAGAが主原因であるケースがほとんどです」

AGAは早めの治療が鉄則。自分で行うホームケアでは症状が進行する可能性が大

では、AGAと思われる薄毛に悩んでいる場合、どのような治療を行えばいいのか。

「ひとつには治療薬があります。AGAを引き起こす男性ホルモンを作る酵素(5αリダクターゼ)の働きを阻害する『プロペシア』が有名ですが、近年は同じ効果が得られる国内正規薬の『ザガーロ』も広く普及しています。また、専門クリニックでのメソセラピー(薬剤の頭皮への直接導入療法)も効果を上げています」

注意が必要なのは、シャンプーやサプリメントといったホームケアだけではAGAが進行してしまう可能性が高いこと。そのため、大藪先生は「早い段階で適切なAGAの治療を受けることをおすすめします」という。その分、発毛や育毛の効果が期待できるからだ。

最後にアドバイザーからひと言

「額の生え際や頭頂部の髪が細くなったり、全体的に髪が薄くなったりしていれば、AGAを発症している可能性があります。日ごろのセルフチェックを心がけましょう!」

Text by Akihiro Fukuda(Seidansha)
Edit by Miku Ohnuki(Seidansha)

取材協力
駅前AGAクリニック

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