メディア個別 【ワード術】美文書に欠かせないタブ設定の実用テク | editeur エディトゥール

editeur

検索
第4回 | トラブル&不満を解消──大人のワード一問一答

【ワード術】美文書に欠かせないタブ設定の実用テク

ビジネス文書で頻出する、価格の一覧や住所の表記などを美しく見せるためには、項目ごとに適度な空白を設けるレイアウトが有効。いまだにスペースキーで空白の調整をしている人もいるようだが、それではキレイに整ったレイアウトにならず、かえって読みにくい印象を与えてしまうおそれがある。そこで活用したいのが「タブ」と「リーダー」だ。今回は、金額の表記をより美しくみせるタブ&リーダー設定のテクニックを紹介する。さっそく問題に挑戦してみよう。

問題:
商品名と価格の一覧を、特に価格が読みやすくなるよう、タブとリーダーの設定を使って美しくレイアウトせよ。

難易度:☆☆☆★★
実用度:☆☆☆☆★
目標ステップ数:5

解答:

価格のようにカンマを含む数値は、「小数点揃え」のタブ設定を使うと読みやすくレイアウトできる。商品名と価格をしっかりと紐づけたいなら、リーダーの設定も効果的だ。さらに今回の問題では、商品名を美しくレイアウトするため「文字の均等割り付け」も行っている。では、標準解答の手順を見ていこう。

●STEP1

タブ設定をしたい範囲を選択し、「Alt」→「O」→「T」の順にキーを押す。

●STEP2

「タブとリーダー」ウィンドウが表示される。「タブ位置」欄では、タブの位置を文字数(ここでは25文字)で入力。「配置」欄では、タブ揃えの種類(ここでは小数点揃え)をクリック。「リーダー」欄ではリーダーの種類(ここでは2番)をクリックし、「OK」ボタンをクリック。

●STEP3

タブとリーダーの設定が反映され、カンマの位置で数値が揃うようになる。続けて、文字の均等割り付けを設定する。最初の語句「スターターキット」を選択したら、「Cttrl」キーを押しながら残りの均等割り付けしたい語句を選択。最後に「ホーム」タブの「段落」にある「均等割り付け」ボタンをクリック。

●STEP4

「文字の均等割り付け」ウィンドウが表示される。「新しい文字列の幅」欄には、選択範囲で最大の文字数(ここでは9字)がすでに入力されているので、そのまま「OK」ボタンをクリック。

●STEP5

選択した範囲の文字が、指定した文字数の幅で均等に割り付けられる。

【今回のまとめ】

ワードで利用する機能の中では、比較的メジャーな部類に入るタブ設定。市販の解説書では、画面上部のルーラーとタブマーカーを使う手順を紹介しているケースが多い。

しかし、この手順だとタブのスペースに罫線を入れるリーダーの設定を別途行わなければならないのが面倒なところ。リーダーの設定も同時に行う場合は、「タブとリーダー」ウィンドウを使うのが効率的だ。

「タブとリーダー」ウィンドウは、(1)「ホーム」タブの「段落」欄にある「段落の設定」ボタンをクリック→(2)「段落の設定」ウィンドウの「タブ設定」ボタンをクリック、という手順で呼び出すのが基本となるが、標準解答で紹介したショートカットキーを使えば、一発で呼び出すことができる。タブ設定をよく使うなら、「Alt」「O」「T」の組み合わせを、ぜひ覚えておこう。

また、オマケとして紹介した「文字の均等割り付け」も、ビジネス文書によくある箇条書きなどで重宝するレイアウト機能のひとつ。項目ごとに文字数のばらつきがある場合、文字の均等割り付けを使えば、同じ幅で読みやすく整えることができる。いままで、スペースを挿入して幅を揃えていた人は、文字の均等割り付けも一緒にマスターしてほしい。

Text by Toshiro Ishii

editeur

検索