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第2回 | トラブル&不満を解消──大人のワード一問一答

【ワードのトラブル】印刷されない「隠し文字」に要注意

ワードでビジネス文書を作成する際に遭遇するトラブルの中でも、特にやっかいなのが印刷関連だろう。特に、画面とは違う結果が印刷されてしまうケースは、配布文書では致命傷となりかねない。今回は、その中でも意外とよくある「画面では表示されている文字が印刷では消去されてしまう」というトラブルについて考えてみよう。今回の問題を解くことで、トラブルの原因と解消法が理解できるはずだ。

問題:
次の文章で、赤字になっている箇所だけ、テキストは残したまま印刷されないように設定せよ。

難易度:☆☆★★★
実用度:☆☆☆★★
目標ステップ数:4

解答:

文字列に「隠し文字」の文字飾りを施せば、画面には表示されていても、印刷結果では指定した文字列を消去できる。さっそく、標準解答の手順を紹介しよう。

●STEP1

「隠し文字」にしたい箇所をすべて選択する。最初の語句を選択した後で、「Ctrl」キーを押しながら選択すれば、離れた箇所をまとめて同時に選択できる。

●STEP2

「ホーム」タブの「フォント」ボタンをクリック。

●STEP3

「フォント」ウィンドウ」の「文字飾り」欄にある「隠し文字」をクリックしチェックをつけ、「OK」ボタンをクリックする。

●STEP4

選択した箇所が「隠し文字」になる。印刷プレビューで確認すると、編集画面では点線の下線が付いた箇所が、印刷時には消去された状態になっていることがわかる。

【今回のまとめ】

ワードで指定できる文字飾りの中でも、特にユニークなのが「隠し文字」。注釈や読み仮名など、手元の資料には必要だが、印刷した配布資料には不要な要素を残しておきたい場合などに利用する。

かなり特殊な文字飾りなので実用シーンは少ないかもしれないが、「文書中の文字が印刷されない」トラブルの原因として、「隠し文字」に設定されている場合が多いので注意しておきたいところだ。

標準解答では「フォント」ウィンドウを使った設定手順を紹介しているが、文字列を選択してから「Shift」+「Ctrl」+「H」のショートカットキーを使っても、「隠し文字」の設定が行える。「検索と置換」ウィンドウを表示させるショートカットキー(「Ctrl」+「H」)と似ているため、うっかり押し間違えて隠し文字になってしまうことがあるのだ。隠し文字となった文字列には、点線の下線が付いているので、印刷されない文字がある場合は、まず隠し文字になっているかどうかを確認しよう。

また、「Wordのオプション」ー「表示」の「常に表示する編集記号」欄で「隠し文字」のチェックがはずれており、さらに「ホーム」タブの「編集記号の表示/非表示」ボタンがオフになっている場合には、画面上でも隠し文字が消去されてしまう。

もし、入力したはずの文字が消えてしまっている場合は、まずこの設定を確認してみよう。

Text by Toshiro Ishii

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