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第4回 | 男のモテ美容最前線。歯ケアからプチ整形まで

「適切な歯の白さ」とは?──デンタルケアの勘どころ

40代以降になると、従来のデンタルケアでは白く健康的な歯が保ちにくくなってくる。その場合の歯のケアとしてはホワイトニングがあるが、やみくもに歯を白くするのは禁物だ。じつは、肌の色との相性を考えずに白くしすぎると歯が浮いてしまい、周囲に違和感を与えかねないという。はたして大人の男性にとって「自然な歯の白さ」はどの程度なのか、ベストなトゥースケア方法について、表参道矯正歯科の川崎健一先生に教えてもらった。
今回のアドバイザー
川崎健一
表参道矯正歯科 院長
完全オーダーメイドのマウスピース矯正歯科治療を行う表参道矯正歯科の院長。東北大学歯学部卒業。歯学博士、日本矯正歯科学会認定医 、インビザライン公式認定医(ダイヤモンドプロバイダー)。

ホワイトニング、歯並び矯正、歯茎ケア…美意識の高い大人の男性が増加中

清潔感は口元がしっかりケアできているかどうかに大きく左右される。特に歯の印象は重要。ビジネスはもちろん、女性からの印象も悪くなる歯の黄ばみや汚れは絶対にNGといってもいいだろう。そのため、歯のホワイトニングをする男性は増加傾向にあると川崎先生は話す。

「あくまで私個人の肌感覚ですが、ホワイトニングを希望される男性は、年々増えている印象があります。ホワイトニングに限らず、歯並びを矯正したり、歯茎の色をきれいにしたりと、美意識の高い男性が来院されることが以前より目立ってきました」(川崎先生、以下同)

白すぎる歯は逆に悪印象。自身の肌の色に合った適切な白さを選ぶことが重要

ホワイトニングには、クリニックで歯科医が処置する「オフィスホワイトニング」と、自宅で自ら行う「ホームホワイトニング」が2種類ある。どちらを行うべきなのだろうか。

「ホワイトニングする頻度や治療の進め方は歯の色調や質などによって変わってきます。両方やればいいというわけではなく、また歯には個人差があるので、担当の歯科医師のアドバイスを受けて決めていくことをおすすめします」

気になるのは、どの程度の白さにするのがベストなのかということ。芸能人などには極端に白く輝く歯の人もいるが、川崎先生は「色を明るくしすぎするのはNG」と指摘する。

「色持ちをよくするために極端に明るくする方もいますが、白すぎる歯は不自然に映り、かえって顔の印象を悪くする可能性があります。参考になるのは、世界的基準で歯の白さを見る『シェードガイド』という色見本。歯の白さを16段階に分けて比較できるのですが、日本人の平均的な白さはシェードガイドで9番目から12番目程度です。もともと黄色人種はそれほど歯が白くありません。5番目ぐらいの白さだと、日本人には不自然な白さになるといわれています」

もっとも、「9番目から12番目程度の白さ」というのは、あくまでも目安。実際にホワイトニングする際は、歯科医師と相談して自分の肌の色に合った色を決めるのだという。

薬剤選びは慎重に。ホームホワイトニングの薬が知覚過敏の原因になることも

歯科医院で行うホワイトニングには、おもに「薬剤のみを歯の表面に塗るもの」「特殊なライトを当てるもの」の2種類がある。オフィスホワイトニングは医師に任せればいいが、自宅でホームホワイトニングをおこなう場合、「薬剤選びに注意が必要」と川崎先生は話す。

「薬剤のおもな成分は過酸化水素や過酸化尿素です。それらの薬剤が歯の神経に強い刺激を加えてしまうと、知覚過敏になるリスクがあります。特に海外のホワイトニング剤を個人輸入して使用する場合は注意してください。日本人には強すぎる濃度の薬剤の可能性もあります」

とはいえ、知覚過敏の症状は一時的なもので、ほとんどの場合1~2日程度で収まる。過剰な心配はいらないそうだ。それでも歯へのダメージが気になるなら、海外からの個人輸入した薬剤でホームホワイトニングするのは避けるほうが安心だという。

最後にアドバイザーからひと言

「ホワイトニングはある程度時間を必要とする治療です。歯の色味が気になったら歯科医師に相談するなりして、すぐ始めることをおすすめします」

Text by Miho Shimano(Seidansha)
Edit by Miki Ohnuki(Seidansha)

取材協力
表参道矯正歯科

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