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第49回 | 見直してモテ度アップ!40男のNG集

上から目線は絶対NG。年下彼女への「モラハラ」回避法

年の離れた彼女と交際している場合、大人の男が特に気をつけなければならないのが「モラハラ」だ。無自覚で発した上から目線の発言や態度が、若い彼女を傷つけ、破局に導く可能性もある。ミドルエイジの男性がやってしまいがちな「モラハラ」の具体例、注意点をカウンセリングスペース「フィールマインド」代表の小日向るりこさんに聞いた。
今回のアドバイザー
小日向るり子
カウンセリングスペース「フィールマインド」代表
出版社に勤務しながら社団法人にて自殺予防電話ボランティア相談員として4年間活動。 退社後、一般社団法人日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー資格を取得後、2010年より公的機関にてハラスメント相談員として勤務。2012年より自身の会社「フィールマインド」を設立し、多くの相談を受けている。

特徴は表面化しづらいこと。モラハラは「言葉や態度で相手を傷つける暴力」

ハラスメントは、いまや大人の男性がもっとも注意しなければならない行為だ。モラハラも正しくは「モラルハラスメント」と呼ばれるハラスメントのひとつ。では、そもそもどのような行為がモラハラにあたるのだろうか。

「モラルハラスメントとは『暴力で体を傷つけるのではなく、言葉や態度で相手の精神を傷つける行為』のこと。ただし、『セクシャルハラスメント』がひとつの法律用語として定義されているのに対し、『モラルハラスメント』は今のところ抽象的な意味合いで使われているので、法律用語ではありません」(小日向さん、以下同)

また、身体的暴力は第三者が見ても被害の度合いがわかるが、モラハラのような精神的暴力は目に見えないため、加害者、被害者ともに意識が薄いのが特徴だ。「関係性が悪化して深刻な事態になるまで表面化しにくいという問題をはらんでいる」と小日向さんは言う。

大人の男性と若い彼女の歳の差カップルに起こりがちな「4つのモラハラ」

カウンセラーという仕事柄、ハラスメントの相談を受けることが多い小日向さんに、女性の年齢が下の「歳の差カップル」に起こりがちなモラハラの例をいくつか挙げてもらった。

●相手の自尊心を貶める言葉を日常的に発言
「お前はバカだ」「ヌケている」など、相手を下に見る発言はモラハラの代表格。たとえ冗談だとしてもこうした発言は控えるべきだという。

「日常的にこれらの言葉を使ってしまうことが大きな問題。彼女側は、人生経験豊富な彼氏からいつも侮蔑的な言葉を浴びせられていると、一種の洗脳状態に陥ります。そのうち本当に『自分はバカで価値のない存在』だと思い込んでしまい、自尊心が崩れてメンタル面に不調をきたす危険性があります」

●経済的な優位性を恩に着せる発言
「『俺がいないと食べていけないよね?』『誰のおかげで今の生活ができているかわかる?』などの発言が該当します。これは男性側が経済的に優勢にある場合に多い発言。特に歳の差カップルでは、男性側に若い彼女の気持ちをつなぎ止めたい気持ちが強いあまり、彼女が自分なしでは生きていけないことを強調してしまう傾向があるのです」

●相手の存在を無視するなど過度の軽視
「彼女を傷つけてしまう原因は、罵声やマウンティング発言だけではありません。彼女が真剣に悩んでいることについて相談を受けても、『それ、普通のことだから』や『時代が違うからしょうがないよ』などのひと言で済ませるのは禁物です。人生経験の差をかさに着せた発言は、彼女を萎縮させる原因になります」

●元妻や元彼女の悪口
これは離婚歴があったり、多くの女性と交際したりしてきた男性が注意しなければならないモラハラだ。

「特に気をつける必要があるのは、過去の女性たちの嫌だった部分を今の恋人につらつらと話す行為です。『元妻(元カノ)の◯◯な部分が嫌だった』という発言は、彼女にすれば『だから、あなたはそういうことをしないでね』という伏線に聞こえてしまい、負担になるケースがあります。たとえ男性側が意図していなくても、彼女の言動をコントロールしている場合もモラハラにつながる可能性があります」

モラハラを回避する方法は「自分が彼女の年齢だった頃」を常に意識すること

それでは、ミドルエイジの男性が年の離れた若い彼女にモラハラをしないためには、どのような点に気をつけるべきなのだろうか。

「上からものを言いたくなっている自分に気づいたら、自分が彼女の年齢だったときのことを思い出してみましょう。今思えば小さなことでも、自分が20代のときは激しく怒ったり喜んだり悲しんだりして、その分悩みも深かったはずです。物事を『相手の立場になって考える』、そして『日常的に想像力を働かせる』。これらは自分自身の精神的な器を大きくすることにもつながるので、ぜひ意識してください」

最後にアドバイザーからひと言

「良い恋愛関係とはお互いが対等であることです。この考え方を忘れなければ『俺なんておじさんだから』といった卑屈な感情からも解放されるはず。素敵な恋愛をして、人生をより輝くものにしていきましょう!」

Text by Akihiro Fukuda(Seidansha)
Edit by Miki Ohnuki(Seidansha)

取材協力
カウンセリングスペース フィールマインドHP

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