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【土日連載LINE講座】親子編 円満な親子関係のために、父親はどう振る舞うべき? vol.21/後編

スマホを持つようになり、思春期に突入した我が子とのLINE。母親には普通なのに、父親にだけは冷たい態度…。そんな変化を見せる我が子に、父はどう接するのが良いのだろうか? 大事なのは、干渉しすぎないことと、ここぞという場面ではしっかりキメることだという。円満な親子関係のために、おさえておくべきポイントをチェックしよう。

今回のアドバイザー

40代夫を持つ美人妻たち 

40代夫を持つ美人妻たち

40代の夫を持つ美人妻たちに集まっていただき、夫から送られてきたLINEをもとに世の夫たちのありがちなNG事例を洗い出してもらった。その結果見えてきた、40夫が妻に送ってはいけないLINEとは?

思春期の子どもには、父・母の役割分担が重要

思春期を迎えた子どもに対して、父親が積極的にどんどん関わろうとしたり、子どもの態度を注意しすぎたりすると、往々にして関係性がこじれることが多い。なぜなら複雑なこの時期の子どもは、追えば追うほどに気持ちが離れていってしまうからだ。では、父親はどんな態度で子どもと接するのが一番いいのだろうか?

何組かの親子にヒアリングを実施してわかったことがある。それは、思春期を迎えた子どもと円満な関係でいるためには、母親との役割分担がかなり重要だということだ。

子どもにとって、一番密接な存在が母親である場合が多いのはもう仕方のないこと。しかし父親にしかできない役割というのもある。それを理解し一歩下がったところから見守るのが、この時期の子どもにとっては良い関わり方だと言えるだろう。では、具体的なポイントを見てみよう。

POINT1:父から子へのLINEは必要最低限の事務連絡だけで十分

もし子どもが母親とは楽しそうにLINEをしていたとしても、父親である自分も同じようにできるとは限らない。なんとなく子どもの態度が冷たくなってきているなと感じたら、思春期に突入していることを受け入れて、少し距離を置いて見守るようにしよう。

父親が子どもにLINEを送るときは“何時に帰るのか?”とか、“迎えはいるのか?”といった最低限の事務連絡だけで十分。それ以上に、“今どこにいるのか?”や“帰りが遅い”などとしつこく干渉すると、たちまち「うざったい存在」になってしまうので要注意だ。

もちろん、それは子どもを放置しろということではない。干渉する役は母親に任せてしまうのだ。親子関係が円満な家庭に共通しているのは、小言を言うのは母親で、父親は細かいことは言わない、と役割を使い分けていることだ。大事なのは、そのバランスである。

POINT2:父親にしかできない仕事で存在感を示す

そうはいっても、何事も母親頼みではいけない。働いてお金を稼ぐことだけが父親の役割ではないからだ。例えば、夜遅くに子どもを迎えに行くことや、力のいる仕事など、家庭内で父親にしかできない役割というものがある。そういう場面では、ここぞとばかりに父親の存在意義を示しておこう。

「子は親の背を見て育つ」というが、それはまさに父親のこと。“いざというとき父親は頼りになる”という印象は、子どもが大きくなっても消えずに残るものだ。今は離れている気がする子どもの気持ちもいつかは自然と戻ってくるので、それまで父親の存在感は絶えず示しておこう。

POINT3:「いつもちゃんと見ている」ことを伝え続ける

また、子どもに対して「いつもちゃんと見ている」「応援している」という意思表示は必ず伝え続けよう。例えば子どもがスポーツをやっているなら、積極的に応援してあげるのが良いし、頑張ったあとには労いのメッセージを送ってあげよう。

どんな子も、頑張っていることを認めて欲しいと思っているもの。スポーツに限らず、勉強でも習い事でも、一番の応援者が父親であることは子どもにとって大きな自信になるのだ。

美人妻「高校生の息子は部活で和太鼓をやっていて、全国大会を目指しています。普段は口数が少なく、あまり意思表示もしない子なのですが、先日大会で遠征に行ったときにはやはり少し心細かったよう。

夫が激励のLINEを送ると、いつもよりすぐに返事が帰ってきたと言っていました。すっかり大人びた態度の息子でも、最終的に一番の心の支えになるのは、やっぱり親なんですよね。」
[普段はあまりやりとりをしない父子でも、ここぞという場面では特別なメッセージを。きっと子どもの心に届くはずだ。]

POINT4:威厳のある父よりも、ちょっとおバカキャラくらいの方が円満にいく

父親は怖くて威厳のあるもの、というイメージはもはや一昔前のもの。今の父親はちょっと子どもにバカにされているくらいの方が、家庭円満には良いという。

美人妻「うちには娘が二人いますが、パパのことは完全になめています(笑)。でもそれは見下しているということではなくて、“またパパが変なことやってる〜”という風に、笑いの対象としてバカにしている感じですね。

パパもその役割をわかっているので、子どもの前ではわざとふざけたことをしています。おかげで我が家は、子どもとの関係が良いですね。根はすごく真面目な人なんですけど(笑)、親も本音とタテマエを使い分けて子どもと接する方が、うまくいくと思います。」


いかがだろうか? 親子関係の中にも心理的なかけ引きが存在していて、それをうまくコントロールすることが、思春期の子を持つ父親には求められている。頑固一徹な昭和の父ではなく、母親の影に一歩下がって、大事な場面で存在感を出すというのが、今の時代に合った父親像なのだ。

LINE講座今回のまとめ

◼ 思春期の子どもとの関わり方には注意が必要。
◼ 積極的にLINEを送ったり、小言を言うのはNG。干渉役は母親に任せて、父親からの連絡は必要最低限に。
◼ 父親にしかできない仕事をきちんとこなして存在感を示す。
◼ 子どもが頑張っていることは認め、全力で応援してあげる。
◼ ときにはおバカキャラを演じるのも家族円満の秘訣。

次回のLINE講座も家族編でお届けだ。テーマは【家族ならではのグループLINE活用術】。子どもたちが成長して、部活や習い事・塾に通うようになれば、平日も土日も家族は大忙しになる。誰が今どこにいて、次はどんなスケジュールなのか、それらを連携するためにLINEが大活躍するのだという。忙しい日々の中で役に立つ時短テクニックも必見だ。

次回もどうぞお楽しみに!

※名前・アイコン画像は座談会を基にイメージとして作成したものです。
Text by Asa Ohguchi