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第3回 | C・ロナウドは心と体をどう磨いているのか?

C・ロナウドのリカバリー法。疲労はスパで回復させる

筋トレやランニングを終えた後、「シャワーで汗を流して終わり」という人をよく見かける。しかし、トレーニングには疲労回復が重要。きちんとリカバリーしないと体に蓄積された疲労が残ったままになり、翌日以降のトレーニングの効率が悪くなってしまう。そればかりか、ケガにもつながる。その点で参考になるのは一流アスリートだ。全4回でお届けしている「C・ロナウドは心と体をどう磨いているのか?」。今回はロナウドのリカバリー法を紹介しよう。

イチローは秘密兵器「初動負荷マシン」で右ふくらはぎ痛をリカバリーした

「リカバリーは結局、酸素と血流」。これはイチローが今年3月に右ふくらはぎ痛から復帰したときに語ったものだ。イチローの場合、秘密兵器の「初動負荷マシン」を使って血行を促進させ、驚異的な回復力を見せたが、リカバリーの方法はアスリートによって異なる。

ロナウドはどんな方法で疲労を回復させているのか。新装版『クリスティアーノ・ロナウドの「心と体をどう磨く?」』(ルイス・ミゲル・ぺレイラ、ファン・イグナシオ・ガジャルド/訳・タカ大丸)には、ロナウドが実践しているリカバリー法が紹介されている。

それによると、レアル・マドリード時代のロナウドは、チームのトレーニング施設内にある温泉治療ルームのスパを利用して疲労回復につとめていたという。

レアル・マドリードの練習場にある「温泉治療ルーム」と「理学療法ルーム」

マドリード市内、バルデベバスにあるレアル・マドリードのトレーニング施設には、4つのプールを持つ温泉治療ルーム、サウナ、トルコ風蒸し風呂を備える理学療法ルームがある。

リーグ戦、カップ戦、チャンピオンズリーグが重なるようなとき、ロナウドをはじめとする選手たちはこのスパの温泉療法を積極的に利用していたという。キモは体力の回復に絞ってプールで体を動かすこと。つまり完全に休養するのではなく、少しだけ運動するのである。

それにより、体に蓄積された疲労物質の乳酸をすばやく取り除き、スムーズに疲れを回復させることができるという。この考え方は今日、多くのトレーナーに支持されている。

ロナウドは試合後に必ず温水と冷水に交互に浸り、血流の循環を整えている

とりわけロナウドは疲労回復への意識が高い。彼のリカバリーはレアル・マドリードのトレーニング施設内だけではなく、各地での試合が終わったその瞬間から始まる。

まずロッカールームでフルーツ、炭水化物ドリンクなどを摂取。そして、次に温かい風呂と水風呂に交互に入る。38度〜44度の風呂に5分間浸かり、その直後に3分間、今度は水風呂に浸かるのだ。これを2〜3回繰り返すと、血行が通常の循環に戻るという。

せっかくフィットネスジムを利用しているのに、施設を有効活用しない手はない。ロナウドを見習い、トレーニング後はジムのお風呂で疲労した筋肉をケアしてみてはどうだろう。

Text by Muscle Kabuta
Photo by (C)Nike, Inc.
Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

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