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第11回 | 簡単に引き締め!ぽっこりお腹のダイエット法

40代のお腹周りにコーヒーが効く!? コーヒーで脂肪肝を改善

世界三大珍味として名高いフォアグラには、チャンスがあればありつきたいと憧れるもの。しかし、自らの肝臓がフォアグラ状態の脂肪肝…となると話は別だ。そこで気になるのが、「コーヒーを飲むだけで脂肪肝が改善される」という説。真偽を明らかにすべく、管理栄養士の圓尾和紀さんに話を伺った。
今回のアドバイザー
圓尾和紀(まるお かずき)
管理栄養士
“伝統食の良いところを現代に取り入れる”をコンセプトに活動するフリーランスの管理栄養士。ファスティングによる「食べない健康法」も伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

自覚症状のない脂肪肝。あなたの肝臓も“フォアグラ状態”かも?

40代以降特に罹患者が多くなる脂肪肝。どのような症状なのか、おさらいをしておこう。

圓尾さん「脂肪肝とはその名の通り、肝臓に脂肪が蓄積していること。いわゆるフォアグラ状態のことをいいます。現在患者数は1000万人とも言われていますが、自覚症状がないので気づいていない人も多いのが実情です。

脂肪肝の主な原因として、アルコールの摂りすぎがあげられます。しかしお酒を飲まない人でも、食生活によって肥満や高血圧、脂質異常などのメタボリックシンドロームになると、それに付随して『非アルコール性脂肪肝(NAFL)』という脂肪肝になってしまうことがあるので要注意です。

脂肪肝を放っておくと、最終的には肝硬変や肝臓がんなどの致死的な病気に発展するリスクが高まってしまいます」

適量のコーヒーで、肝臓への脂肪蓄積を未然に防ごう

世にも恐ろしい脂肪肝。しかし、その自覚症状の無さから、必死になって改善に取り組む気が起きず「楽して脂肪肝を改善する方法はないだろうか?」と甘い考えを持つ人もいるだろう。そんな夢を叶える「コーヒーを飲むだけで脂肪肝が改善される」という話は本当なのか?

圓尾さん「コーヒー豆の中には、『クロロゲン酸』が特徴的に多く含まれています。クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、脂肪の蓄積を抑える作用がある成分。コーヒーを飲むことでクロロゲン酸が作用し、肝臓に脂肪が溜まるのを防いでいるのだと考えられます。また、クロロゲン酸には強い抗酸化作用があるので、肝臓の細胞を傷つける活性酸素から守ってくれる働きもあると考えられます。

しかし、飲めば飲むほど体に良い、というわけではありません。コーヒーは飲みすぎるとカフェインの過剰摂取による悪影響にもつながるので、1日2〜3杯ぐらいまでに留めておいたほうが良いでしょう。また、カロリーオーバーに繋がるため、なるべく砂糖やミルクは入れずに飲むことをお勧めします。とくにコーヒーのフレッシュにはさまざまな悪影響を及ぼすトランス脂肪酸が含まれているものもあるので、使用には注意が必要です」

コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」の脅威の健康パワーに注目

コーヒーの持つ健康効果は、脂肪肝に対するもの以外にもありそうだ。

圓尾さん「コーヒーはつい数年前まで、どちらかというと『体に悪いもの』というイメージのほうが強かったかもしれません。しかし最近では、コーヒーをとることでうつ病が予防できたり、糖尿病予防や心筋梗塞にも良い効果があることが研究されています。

脂肪肝のほか、肝硬変や肝がんの予防などについても良い効果が報告されているので、うまく食生活にとりいれられると良いですね」

普段の生活で何気なく飲んでいるコーヒーに、こんな健康パワーが秘められていたとは嬉しい驚き。コーヒーブレイクの時にコーヒーの持つ健康効果を意識するだけで、健康維持に対するモチベーションアップにも一役買ってくれそうだ。

最後にアドバイザーからひと言

圓尾さん「コーヒーを飲んでるから大丈夫!と不摂生せず、食生活や運動習慣にも併せて気を配りましょう」

Text by Takumi Arisugawa

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