メディア個別 注目の書籍レビュー『SHOE DOG (シュードッグ)』 | editeur エディトゥール

editeur

検索
SHOE DOG (シュードッグ)
著者
フィル・ナイト, 大田黒奉之(訳)
出版社
東洋経済新報社
定価
1944円
出版日
2017-11-09
評価(5点 満点中)
総 合
4
明瞭性
5
革新性
3.5
応用性
3.5
第14回 | 本の要約サイト『flier』 powered by éditeur

注目の書籍レビュー『SHOE DOG (シュードッグ)』

人気のビジネス書、話題の書籍に書かれていることとは? 本の要約サイト『flier』から、注目の1冊のレビューをお届けします。

本書のタイトルである「SHOE DOG(シュードッグ)」ということばは、靴の製造や販売、購入、デザインなどに身を捧げる人間のことを指している。靴の商売に長く関わり続け、靴以外のことは考えていないという人たちが、互いのことをそう呼び合うのだという。
当然、ナイキの創業者である著者もそんなシュードッグの1人だ。いまや世界一のスポーツ用品メーカーとなったナイキだが、著者はもともと日本のオニツカを絶賛し、アメリカで売りさばいてきた人物である。そんな彼が、なぜナイキという独自ブランドを立ち上げることになったのか。
著者の歩んできた道のりは、けっして舗装されたトラックではなかった。むしろいたるところに岩肌が見える、道なき道だったといえる。だが多くの失敗に直面し、何度も挫けそうになりながらも、著者は走り続けるのを止めなかった。
「競争のコツは忘れることだと、私は陸上から学んだ」と、かつて中距離ランナーだった著者は綴っている。自分の限界、苦痛、過去、「もう一歩も動けない」という甘え。勝利の女神ニケ(Nike)に由来した社名には、そういったネガティブなものにとらわれず、愚直に勝利をめざすことの大切さが示唆されているように思える。
500ページ以上の大著だが、おもしろすぎてあっという間に読み終えること間違いなしだ。シュードッグの世界を、どうぞご覧あれ。

(文・『石渡 翔』/本の要約サイト『flier』)

この本の著者

フィル・ナイト (Phil Knight)

ナイキ創業者。1938年生まれ。

flier_banner00
Copyright © 2018 flier Inc. All rights reserved.
『amazon』でチェック!
『SHOE DOG (シュードッグ)』
フィル・ナイト, 大田黒奉之(訳)
東洋経済新報社
1944円

editeur

検索