偏愛の逸品/最高級仏産原皮と日本の縫製職人による本格革小物
- もう恥ずかしくない!40男の人気・オトナ文房具 -

最高級仏産原皮と日本の縫製職人による本格革小物

スマートフォン全盛のさなかにありながら、スケジュールを紙の手帳で緻密に管理しているビジネスマンの姿は、それだけで「やり手」の風格が漂うもの。そのスケジュール帳に「本物」の品格を与えるのが、手帳カバーではないでしょうか。KNOX(ノックス)の革小物ブランド「knoxbrain(ノックスブレイン)」の誕生30周年を記念した『AUTHEN(オーセン)』シリーズは、最高級のフランス産原皮と東京伝統のピッグスキンを用い、日本の縫製職人が仕上げた本格的な手帳カバー。風格と品格を備えたいビジネスマンにふさわしい逸品です。

「本物」を意味するフラッグシップモデル

『AUTHEN』の由来は英語の「Authentic」、つまり「本物」から。同社の革小物ブランド「knoxbrain」の誕生30周年を記念して制作されたフラッグシップモデルにふさわしい名として冠したそうです。

事実、素材にはフランス産原皮の良質なショルダー部分を100%植物タンニンなめしでじっくり仕上げたというヨーロッパタンナーの皮(イタリアンレザー)と、同じようにフルタンニンなめしで仕上げた東京伝統の豚革(東京ピッグ)を採用。さらに、日本の縫製職人が長年培ってきた独自の仕上げ剤とツヤ出しのポリッシュ加工技術で、素材に高級感あふれる輝きと質感を与えています。

職人が手間暇かけて作り上げたオリジナルレザーは、東京下町の刃型職人がひとつひとつ手作業で曲げて作ったスウェーデン鋼製の型によって型抜き。職人が一点一点、木槌と抜き型を使って丁寧にパーツを抜いてゆくのです。

こうして数々の職人の手を経た素材をまとめるのが縫製職人。わずか2〜3針でミシンを停め少しずつ慎重に糸を通していくのをはじめ、今ではもう手に入らない電気ペンによりミシン糸の末端をギリギリの位置で溶かして留める、ステッチの凹凸をハンマーで叩いて埋め込むなど、細部に渡って「美しさ」「使い心地」を追求して仕上げるのだそうです。

日本のクラフトマンシップを随所に注入

仕上げは、職人それぞれで道具が異なるオリジナルの豆カンナを使って、コバ(革製品の端っこ、切り口)にアールをかけながらなめらかなエッジに整えます。オリジナルレザーじたい浸透率が高い素仕上げの革のため、磨き剤が染みこみすぎないよう細心の注意を払うといいます。

ようやく完成を見た『AUTHEN』システム手帳カバーには、ボタン付きのフラップ留めタイプと、ボタンが付かないベルト無しタイプの2つを用意。特にボタン留めに用いられるボタンには、日本で初めてホックを開発した創業100年の老舗メーカーのオリジナルホックを採用。独自のエイジングを施しているので、手に入れた瞬間からアンティークな雰囲気をかもしだしています。
こうして内装に東京ピッグ、外装にイタリアンレザーを採用した『AUTHEN』は、見た目や触り心地の完成度はもちろんのこと、開け閉めするたび革が鳴く音まで楽しめるとのこと。ただメモを取る、スケジュールを確認するという、なにげない日常の作業であっても、ひとつひとつの所作のたびに満足感が得られるプロダクト。それが『AUTHEN』なのです。来年の手帳候補として検討してみてはいかがでしょうか。

Text by Jun Kumayama