40男のMemories/価格は555万! 純金の仮面ライダー新1号参上
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価格は555万! 純金の仮面ライダー新1号参上

1971年の放送開始以来、多くの子どもの心を惹きつけてやまない特撮ヒーローといえばご存じ『仮面ライダー』。あと数年もすれば半世紀を迎えるご長寿シリーズだけに、いまだ新番組や関連グッズをフォローしているエディトゥール世代も少なくはないはず。そんな少年仮面ライダー隊の心を持ったまま大人になってしまったファンに向け、ライダー愛が試される究極のコレクターズアイテムが登場しました。その名も「純金製 仮面ライダー新1号」です。

全高200mmの大サイズは555万円

「純金製 仮面ライダー新1号」を手がけたのは、江戸時代から続く日本最古の貴金属メーカー、徳力本店。純金製の工芸品といえば、仏具や茶碗、縁起物などが多いイメージですが、なぜ今回仮面ライダーの純金製フィギュアを制作したのでしょう? 同社の総務部 広報担当 曽根克彦氏にうかがいました。

「私どもとしましては、まさにエディトゥール世代の40代、50代のお客様に金の魅力をアピールしたいという思いで、新しい商品作りにチャレンジさせていただいた次第です。弊社も、キャラクターものは初めてだったんですが、社内に仮面ライダーが大好きな社員もおりまして、彼を中心に企画を進めました」

こうして生まれた純金製 仮面ライダー新1号は大小2つのラインナップ。全高約200mm、重さ100gの大サイズは555万円(税別)、全高約100mm、重さ35gの小サイズでも77万7000円(税別)と、ライダーグッズとしては最高レベルの価格帯です。それだけにスーツのシワや、細かい触覚まで完全再現。制作で苦労した点は?
(C)石森プロ・東映
「やはり版権モノということで、原型のチェックは何度もやりとりをしたのが初めての経験で大変でしたね。特に背面やブーツの後ろ部分などのディテイルなど細かいところまでチェックが入りました。実際の制作では、ロウで作った型に電流を流し、金の薄い膜を貼り付かせてゆくLPC(軽量精密鋳造)という手法を用いています」

つまり、ソフトビニール人形みたいに中身は空洞。もっとも無垢の純金像にするととんでもない価格になってしまう。もちろん、柔らかい素材、かつ指紋で変色してしまうためフィギュアとしてもてあそぶものではなく、あくまでケースに入れて鑑賞するものだとか。

すでに数体の受注あり、販売期間は2015年内まで

実際に拝見した大小2サイズの「純金製 仮面ライダー新1号」。大サイズはちょうど800円サイズのライダーヒーローシリーズをひとまわり大きくしたようなサイズ感で、かたや小サイズは食玩の精巧なミニサイズフィギュアのようなたたずまいです。大小比べてしまうと、どうしても大サイズの迫力に魅了されてしまうのですが、実際の反響や売れ行きはいかがでしょうか。
(C)石森プロ・東映
「本店に展示したところ、全国からお子様から大人の方までたくさんのお客様にご来店いただきました。また、実際の販売実績ですが、やはりお求めやすさという点で小サイズが数体売れています。大サイズの方はまだ受注がないのですが、版権の関係上2015年いっぱいまでしか販売できませんので、気になる方はお早めにどうぞ」(同氏)

いま大サイズを購入すれば世界でもっとも高価なライダーグッズを手に入れたコレクターの誉れに預かることができるというわけ。ちなみに、エディトゥール世代の資産運用として購入するのはいかがでしょうか。

「金地金と金工芸品とでは価格差がありますので、純粋な資産運用でしたら金地金を購入される方をおすすめします。もちろん工芸品として今後価値が生まれる可能性はありますが、弊社が買い取る場合は金価格でしか査定できませんので、やっぱりこの商品はコレクションアイテムとして楽しんでいただければと思います」

この商品が好評であれば、今後も2号、V3とシリーズ化したいと意気込みを見せる同社。やはりファンとしても買い支えないといけないのかもしれません。

Text by Jun Kumayama